[東京マラソン]服部勇馬(新潟十日町出身)、パリ五輪へのラストチャンス実らずも「チャレンジは終わりたくない」 ゴール後の表情穏やか「引退しません」
【ワシントン=勝田敏彦】脳に人工の「記憶」を書き込んだところ、経験していない、その記憶をもとに行動するようになった。オックスフォード大など英米の研究チームが、そんな試みに成功し、米科学誌セル(電子版)に発表した。もっとも、人間ではなくショウジョウバエでの話だ。 ショウジョウバエに、ある種のにおいと同時に電気ショックを与える「訓練」を繰り返すと、その記憶をもとに、同じにおいを避けて動くようになる。研究チームは、そうした仕組みを担うショウジョウバエの脳の組織が12個の神経細胞(ニューロン)でできていることを突きとめた。 光を当てる特別な方法で、訓練を受けていないハエの神経細胞を活性化させて「人工記憶」を書き込んだところ、ハエは危険を体験していないのに、そのにおいを避けるようになった。 人間に応用できるかとなると、ヒトの脳は複雑なので、ハエ限定の話という。
前の記事 『iPhone』表示ヘルメット+自転車で東京を疾走(動画) 『TGS2009』お勧めショッピング:画像ギャラリー 次の記事 神経活動を分析して「見ていたものの再現」に成功 2009年9月30日 Brandon Keim 画像はNeuron論文から。左側の画像は、被験者が見た画像。真ん中の画像は、従来の「構造に焦点をあてた分析モデル」が戻してきた画像。右側の画像は、最新の「概念に焦点をあてた分析モデル」による画像。なお、サイトトップの画像は、前回の研究を紹介する日本語版記事より 科学者たちは、人の精神を読むことで、その人がそれまで見ていたものを知ることに一歩近づいた。脳のなかでイメージがどのように表されているかをモデル化することで、神経活動パターンの記録を、被験者が見ていた写真と結びつけることに成功したのだ。 この研究は、カリフォルニア大学バークレー校の神経科学者Jack Gall
大脳の表面にも新たに神経細胞を作り出す特殊な細胞があることを、国立循環器病センターなどのチームが明らかにした。この細胞は神経細胞の元になる「神経幹細胞」と考えられ、脳が修復される可能性もあるという。24日付の米専門誌ストローク電子版に掲載される。 大人になると脳の神経細胞は増えないとされている。ただ、脳の奥深くにある海馬などには神経幹細胞が存在し、嗅覚(きゅうかく)と記憶にかかわる神経細胞だけが新たに作られると考えられてきた。 同センターの柳本広二(やなもと・ひろじ)脳血管障害研究室長らは、特殊な「電位の波」が海馬などの神経幹細胞を刺激し、新たな神経細胞が作られることに着目。塩化カリウムを注入することで人為的にこの電位の波を作り出し、ラットの脳を調べた。 その結果、48時間刺激を与え続けると大脳の表面の細胞が分裂を始め、脳内部に潜り込んでいった。6日後には内部で若い神経細胞が見つかっ
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