OpenOffice.org日本語プロジェクトの中田真秀氏が「OpenOffice.org日本語版のセキュリティ対策は不十分」と述べ、これを解決するためにユーザーの参加を呼びかけている。 実際、高知県庁ではOpenOffice.orgの導入が検討されたものの、サポートの不備や脆弱性情報が得られにくく、アップデート用のパッチの有無も自分で確認しないと分からないという点が課題となり、結局MS Officeの導入が行われている。 詳細は件の記事を参照してほしいが、問題としては セキュリティ脆弱性を修正したバージョンを日本語プロジェクトが毎回タイムリーにリリースできるとは限らないセキュリティ警告などの提供も現状タイムリーには行われていないリリース品質保証にセキュリティ脆弱性に関する評価をしていない の3点が挙げられている。そのため、ユーザーに対しリリース品質保証への参加や協力を求めている。