「親会社がやるよりもコストを抑えられる(だろう)という考えがある」 IT子会社を持つ企業に「IT子会社を設立している理由」を聞くと「人件費の抑制」(16.9%、複数回答、以下同)、「システム開発コストの抑制」(13.8%)、「システム運用コストの抑制」(12.3%)が上位を占めた。ガートナージャパンは「給与水準を親会社より低く抑えることによって、親会社がやるよりもコストを抑えられる(だろう)という考えが根底にある」と推察している。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)のために新たなIT子会社を設立する例もあるが、今回の結果では、その割合はまだ限定的だったという。 関連記事 売却、合併、それとも再編? 情報システム子会社は今後どうなる IDC Japanは、国内企業の情報システム子会社に関する調査結果を発表した。それによると、人材不足や新規技術への対応遅れなどが情報システム子会社の課