(CNN) 原子力を使って空を何年間も飛び続ける巨大なホテル「スカイ・クルーズ」の構想を映像化した動画が、インターネット上で話題を呼んでいる。 アーティストのアレクサンダー・トゥジコブ氏によるデザインを基に、イエメンの技術者、ハシェム・ゲイリ氏がコンセプト動画を作り、フェイスブックに投稿した。 現在の技術では実現不可能な部分もあるが、航空工学がこの構想に追いつくのは「時間の問題」だと、トゥジコブ氏は語る。 ゲイリ氏はCNNへのメールで、スカイ・クルーズの構想が話題になり、技術革新を促すことを願っていると述べた。それにより、退屈で窮屈で時代遅れの空の旅が、楽しい経験に変わるはずだという。 ゲイリ氏はスタジオジブリのアニメ映画「天空の城ラピュタ」からヒントを得た。同作品には巨大な飛行船が登場し、その中で人々が暮らしている。 スカイ・クルーズも同じように巨大な規模で、約5000人の宿泊客を収容で
グーグルで「世界一危険なおもちゃ」と検索すると、スクリーンには「The Gilbert U-238 Atomic Energy Lab」と出てくることだろう。 これは、アメリカで1950年に発売された「子供用原子力研究セット」だ。A.C ギルバート(A.C Gilbert)というアメリカ人元アスリートの玩具開発者により発明されたこのおもちゃは、現在シカゴの科学産業博物館に展示されている。 名前からして危険な匂いのするこのセットの中には、放射線ウランが入っており、このキットで遊ぶ子供たちが核分裂を体験できるようになっている。 結果としては、あまり売れず数年後には発売停止になったが、どのようなものだったのか、危険性はなかったのかなど詳しく見ていこう。
茨城県にある日本原子力研究開発機構の研究施設で、今月6日、作業員のあごに核燃料の材料になるプルトニウムが付着するトラブルがあったことがわかりました。原子力機構は、すぐに除染し、作業員の被ばくは確認されなかったとして公表しませんでした。 原子力機構は、すぐに除染し、健康への影響はないとしています。 また、作業着からも33ベクレルが検出されたほか、周辺の床でも飛散したプルトニウムが検出されたということです。 原子力機構によりますと、作業員は顔の鼻から下を覆うマスクをつけ、「グローブボックス」と呼ばれる密閉された箱の中に腕を差し入れて作業をしていましたが、腕を入れるゴム製のグローブに小さな穴があり、箱の中のプルトニウムが漏れ、付着したと見られるということです。 原子力機構の施設では去年6月、プルトニウムなどの核燃料物質を保管する袋が破裂して作業員5人が被ばくする事故が起き、管理体制の在り方が問題
原子力関連企業・機関と原子力産業への就職に関心を示す大学生をマッチングさせる合同企業説明会「原子力産業セミナー」が3月に東京と大阪で催される。福島第1原発の廃炉や原発再稼働を担う原子力人材の確保は急務だが、平成23年の福島事故以降は来場者が激減。東芝の米原発事業の巨額損失も原子力離れに拍車をかける恐れがあり、大手電力は「人材が枯渇しかねない」と危惧する。 セミナーは日本原子力産業協会(東京)などが18年度から開催しており、今回が11回目。30年春卒業の学生らを対象に3月4日に東京で、同11日に大阪で開く。大手電力や原発関連メーカーなど東西で延べ58の企業・機関が一堂に会する。原発の再稼働が進む中、企業の採用意欲は高まっている。 一方、来場者数のピークは福島事故前の22年度で東京、大阪両会場で計1903人に達した。ところが、事故後の23年度は496人と約4分の1に。27年度も337人にと
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物をめぐり、4割の19道府県がすでに最終処分場の立地を受け入れない方針を固めていることが、朝日新聞の調査でわかった。岩手、岐阜、高知、熊本など15府県は選択肢から「受け入れない」を選び、明確に拒否した。北海道、新潟、岡山、宮崎の4道県は「その他」を選んだが、記述欄で事実上拒否する考えを示した。 残りの6割は未検討や情報収集中などで、「検討する余地はある」を選んだ都道府県は一つもなかった。 高レベル放射性廃棄物の最終処分は原子力発電環境整備機構(NUMO)が担い、地下300メートルより深い地層に埋める。政府は昨年5月、公募方式から国主導で処分地を選ぶ方式に転換する基本方針を閣議決定。年内に処分に適した「科学的有望地」を示す方針だが、関連法は知事と市町村長の意見を聴いて十分に尊重するよう定めており、知事が拒否すれば立地は極めて困難になる。 調査は47都道府
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