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批評に関するshields-pikesのブックマーク (9)

  • 『とらドラ!』の寒々しさについて - あままこのブログ

    はてなダイアリーを読んで、とらドラは別に小説も読んでなきゃアニメも見てなくて、ニコニコ動画でMADとかをみたり、あらすじをちょこちょこっと聞いただけなんだけど、なんかエア批評してみたくなったので。 とらドラねぇ……最初あらすじだけ聞いたときは、「あーまたになりそうだなー」っていう感じの作品だったのよ。というのも、僕はとてもとても暗い学生時代を送っていたので、耳すまを見ればもちろんになるし、それだけじゃなく世間的にはオタク向けの作品とされている涼宮ハルヒやスクラン、はたまた何とあ〜るとかを見てもになってしまう体質なのだ。あとぽてまよとかげんしけんとかフラワーオブライフもきつい。 これの原因はもちろん、「学生時代っていうのはこんなに楽しい可能性に満ちた時代だったのに、俺は何てつまらない学生時代を送ったんだ……」とか考えてしまうことによるもの*1である。だから、とらドラという作品を最初に知

    『とらドラ!』の寒々しさについて - あままこのブログ
    shields-pikes
    shields-pikes 2009/03/15
    だって「とらドラ」って、ライトノベルや萌えアニメの皮をかぶった「少女マンガ」だから。作者と登場人物の意識がそうなってる。恋愛と自立の両立を目指すってテーマは、恋愛依存でもゴールになり得る女性ならでは。
  • 地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記1

    http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 の続きです。 タウン誌の広告が「成功した」という定義、それはものすごく曖昧なものでした。ざっくり言えば、クライアントの多くが「反響があれば、まぁOK」という認識のもと、安くはないお金を広告料として支払っていたのです。では、広告の成果を左右する「反響」とは何か? 雑誌を見たお客さんが増えることによる収益アップは当然として、周りの人に「○○に出してたね」「○○見たよ」そんなふうに言われることによって、オーナーさんの自己顕示欲?のようなもの満たされることも、広告料という対価を払うにふさわしい「反響」として認識されていたのです。 もっと簡単に言えば、広告に対して「シビアじゃなかった」んです。タウン誌サイドも、クライアントも(今と比較してのお話ですが)。 しかし、ご存じの通り景気後退の波はひたひたと押し寄せてきます。クラ

    地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記1
  • 恋とホストのケータイ小説のが、熟年不倫小説よりも文学だよ - くろいぬの矛盾メモ

    ケータイ小説への批判を、PCのブログで最近多く見る。 映画「恋空」の影響か? 何か、恐れてるのか? でも、批判の内容が薄い。そして、おっさんくさい。 要は、かつてのヒップホップやテクノなんか音楽じゃねえ、って意見と同じ。 ラップなんか、しゃべってるだけじゃねえか、歌じゃねえよ、って。 ケータイ小説を批判する人の言説は、純文学を擁護する文学青年や、ハードSFしか認めないSFオタクなんかの言説に非常に類似しているのが、おもしろい。おまけに馬鹿にしてるくせに、「ガッシ、ボカッ」以外は誰一人ちゃんと読んでないし。 それにしても。 いまだに小説≒文学って思ってる人が多いんだな、って改めて思った。 好きの多くは、エンタメ系の小説とエッセイと実用書くらいしか読んでないはずなのに。 小説ってのは、来フトコロが広いメディアだ。 散文を主体に構成されていれば、どんな文体でも、どんな構造でも、どんな媒体に載

    恋とホストのケータイ小説のが、熟年不倫小説よりも文学だよ - くろいぬの矛盾メモ
  • 岡田いいめも事件に見る、ひとり勝ち&早いもの勝ちの論理 - くろいぬの矛盾メモ

    私、くろいぬも絶賛実践中の、岡田斗司夫「いつまでもデブと思うなよ」のレコーディング・ダイエット法。 このダイエット手法と類似のサービスをめぐって、ちょっとした事件が起こっている。 いいめも開発ブログ | いいめもダイエット サービス停止のお知らせ いいめもダイエットの公開に際して、事前に承諾を得なかったこと、無断でお名前を記載してしまったことなど、当方の対処に不適切な点があり、岡田氏をはじめ、関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。 つきましては、「いいめもダイエット」については、10/17をもってサービス停止とさせていただく事となりました。 アイデアに著作権なし……それでも「いいめもダイエット」サービス停止 - ITmedia Biz.ID 「いいめもダイエット」が10月17日にサービスを停止する。書籍「いつまでもデブと思うなよ」の著者である岡田斗司夫氏から「著

    岡田いいめも事件に見る、ひとり勝ち&早いもの勝ちの論理 - くろいぬの矛盾メモ
  • 顔を憎んで鼻を切れば、唇も消える: 岡崎京子と、岡崎京子的なるもの

    結局、岡崎京子にとっては愛も暴力もエロスもタナトスもただの小道具でしかなくて、失踪も殺人事件も死体も売春もSMも整形も装飾品という意味で等価で、登場人物が抱える空虚や退屈だって右に同じだ。「PINK」のユミちゃんが都会のマンションで飼っているワニと、OLとホテトルの二重生活という刹那的な背景は、どちらもただ作品におけるスパイスでしかない。「リバース・エッジ」の死体も「へルター・スケルター」に描かれる、リリーの崩れていく肉体も、プラステック製の指輪みたいなもの。 ほんとうはなにもない。死体なんてない。空虚や退屈すら存在しない。むろん「無」からの再生もない。だってすべてがはったりなんだから。刺激的なアイテムと、既存のテクストからの印象的な言葉の抜き書きを、巧妙に繋ぎ合わせたパッチワーク。裁縫の技術には確かに長けているが、創造性の欠片もなく、また心を抉る刺もない。あらゆる重苦しいものを、彼女は軽

    shields-pikes
    shields-pikes 2007/08/10
    褒めてるのか貶してるのか?岡崎漫画に見られる、全てをアクセサリー的に等質化した空虚な感覚が、80~90年代の若者文化を見事に体現してたからこその評価なわけで。作者が無自覚っぽく見えることへの批判なのかな。
  • 「萌え」とは「特定のキャラ属性を持つキャラへの受動的な全肯定」 - くろいぬの矛盾メモ

    ここ最近、「サルでも描けるまんが教室」で有名な竹熊健太郎先生のブログで、萌えについての考察が日々続いております。 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_c9f7.html しかし、竹熊先生の「萌え」理解が、ちょっとピントがズレているのではないかと思い、しかもそれを誰も的確に指摘出来ていないように思うので、自分なりの「萌え論」について、ちょっと論じてみました。 竹熊先生が、ここしばらく「萌え」だと誤認して論じているのは、実は単なる「フェチ」なのではないでしょうか。言うなれば、それは「絵フェチ」であり「動きフェチ」であり「セリフフェチ」です。 これは非常に80年代的なアプローチだと思います。1980年代にアニメ文化が、絵フェチ=ロリ絵、動きフェチ=乳揺れ、セリフフェチ=だっちゃ、と言う表現の革命を起こし、空前のアニメブームを作り

    「萌え」とは「特定のキャラ属性を持つキャラへの受動的な全肯定」 - くろいぬの矛盾メモ
  • 「合法詐欺」か?プリペイドと解約阻止がもたらす企業の蜜月 - くろいぬの矛盾メモ

    またしても、たけくまメモでの論争に触発された記事です。 ひとことで言えば、「先払いによって生じる利息」に対する、一般消費者の意識の欠如につけ込んだ、大企業の常套手段のお話です。 【今までのテンマツ】 たけくまさんがPASMOを買ったので、チャージ金額の残ったSUICAがいらなくなり、払い戻しをしに行った。 みどりの窓口で並んだ後に、「全部使いきってから払い戻さないと、返済手数料210円がかかります」と言われた。 しかも、残金が210円以下の場合、返済手数料はとられないが、残金は全額没収! 購入時の500円のデポジットはこれとは別の単なる預かり金なので、解約すれば全額戻るのだが…。 解約のために手数料かかるなんて、聞いてない……これって、ひどくない?? で、たけくまさんがPASMOとSUICAの比較とか陰謀論的な仮説も絡めちゃったので、何かねじれて論争に。 JRふざけんな派とか、手数料ぐらい

    「合法詐欺」か?プリペイドと解約阻止がもたらす企業の蜜月 - くろいぬの矛盾メモ
  • 野良里蔵狸 -norakura- 映画「ゲド戦記」は駄作?

    7/29公開予定のスタジオジブリ映画だが、試写会へ行った人(自己申告)の評判を見るとあまり良くない。 ざっとまとめるとこんな感じ。 ・原作を知らないと「何で?」というシーンが多い(脚が悪い). ・見終わった後に感動がない(ジブリ特有のテーマが伝わってこない). ・小さな子どもが見るには衝撃的な場面がある(怖い絵が多い). ・うまい人もいるが、ヘタな声優が目立つ(棒読み、声が聞き取りにくい等). ・映像がジブリらしくてよい(反面、雑なところが目立つ). ・歌は素晴らしい. 最初の二つは明らかに監督の力量不足だろう。 「ゲド戦記」は「指輪物語」「ナルニア国ものがたり」と合わせ、世界三大ファンタジーの一つと言われているが、日国内ではそれほど有名ではない(私の認識不足ならすいません)。 物語も全6巻のうち第3巻と、途中の話しがベースになっている。このため、話しを知っていないと、映画での主人公の

  • 『「ゲド戦記」はそんなに悪い映画じゃない』

    ども、のらいぬです。 先週末、話題の映画を観て来ました。 ネット上のレビューでは、かなり否定的な意見が多い、 「ゲド戦記」です。 原作は、指輪物語やナルニア国物語と並び称される、ファンタジーの名作。 そして話題になっているのが、宮崎駿の実の息子である宮崎吾郎が監督をしていること。 しかも、映像制作についてまったく経験のない状態での初監督作品。 のらいぬも、それなりに覚悟して行きました。 第一に、あくまでも宮崎吾郎作品であって、宮崎駿作品を期待してはいけない、ということ。 そして、批判的な意見がネット上で出ていたので、まあ完成度は高くないだろうということ。 で、観てきた感想。 ひとことで言うと、「単調で暗い話だけど、わりと面白い」 ていうか、今までのジブリには決して無かった、かなりダークなトーンの映画。 暗めのイギリス映画とかに近い。でも、これもアリだ。 のらいぬは割と好きです。個人的にはハ

    『「ゲド戦記」はそんなに悪い映画じゃない』
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