白書 就職と子育て支援充実を 6月17日 10時55分 政府は17日の閣議で、ことしの「子ども・子育て白書」を決定し、この中では、経済的な理由や出産・子育てに伴う負担から結婚生活に不安を感じる人が多いとして、若者の就職支援や幼保一体化を含めた、子育てに対する新たな支援を充実させる必要性を強調しています。 それによりますと、将来結婚したいと考えている人は、男性は83%、女性は90%と高い割合になっている一方、こうした人に結婚生活を送るうえでの不安を聞いたところ、男女ともに半数以上が「経済的に十分な生活ができるかどうか」を挙げています。また、女性の場合は「配偶者の親族とのつきあい」を61%の人が、「出産・子育て」と「配偶者や自分の親の介護」をそれぞれ42%の人が挙げていて、いずれも男性の2倍程度になっており、女性は男性よりも家庭的な役割を果たすことへの負担感を強く感じていることが浮き彫りになっ