米国では、子どもが小遣いを稼ぐためにレモネードを販売するという話がよく聞かれる。また、お金を必要としている人を助けるために寄付集めの目的で行われるケースも少なくないが、ある6歳の少年はがんを患った父親の医療費をサポートしたいと、先日レモネード販売を行った。すると1日で1万ドル(約80万円)以上ものお金が集まったそうで、米国内で話題を呼んでいるようだ。 この少年はテキサス州グレードウォーターに住むドリュー・コックスくん。米放送局NBCやKLTVなどによると、彼の父ランディさんは今年2月、精上皮腫というがんに侵されていると診断された。ランディさんの場合は上半身の数か所にも腫瘍が見つかったが、化学療法を続ければ改善の見込みが高いと見られているという。 ここで家族の不安となったのが、治療に費やす医療費の問題。ランディさんは医療保険に加入しているものの、週に1度、毎回6時間の治療を続けると、今後は「