こんにちは、12年前から子育て支援活動をし続けておっさんになってしまったため、もう誰もかつてのように青年実業家扱いしてくれない駒崎です。 数日前のこの記事(「保育園落ちた日本死ね」と叫んだ人に伝えたい、保育園が増えない理由 http://bit.ly/1U62fOM)がヤフトピ砲のお陰でバズったのですが、大切なことを一つ言い忘れたな、と思って書きます。
先日、女性手帳についてちょっと書きましたけど、今度は育児休暇についてです。「3年間抱っこし放題」ということで、育休を3年に伸ばそうという話があるそうです。 【関連記事】 「出世して、子供も産め?!」 “働き方強要社会”に疲弊する女性たち(日経ビジネスONLINE) 既に散々批判がでてまして、育休を3年にしたら企業が女性を採用しにくくなるとか、それより先に育休の取得率を改善するべきだろうとか、男がもっと育休を取れるようにしなくちゃとか。 たくさんの人が語りつくしていますので、そういった批判についてはここでは取り上げません。で、僕がここで言いたいのは、今の育休の仕組みに欠陥があるよ、ということです。昨年生まれたうちの娘が4月から保育園に入りまして、同時に奥さんの育休が終わって会社に復帰したわけですが、その途端に、我が家は大変なことになっております。 なんとかかんとかやってはいますが「なんだこれ
京都は古くからの伝統文化の町であると同時に、未来を切り開く人材を育てる教育の町でもある。左京区白川の山側の斜面に、まるで山賊の山城のように京都造形芸術大学がそびえているが、その頂上近くに「こども芸術大学」がある。京都造形芸術大学が作った、小学校に行く前の児童が通う混合保育園だ。 最初に名前を聞いた時に、てっきり、子どもに芸術を教育する学校だろうと早合点したのだが、行ってみて驚いた。確かに、お絵かきやパフォーマンスもやっているが、この学校の注目すべき点は、そのようなことではない。入学資格が「親と子どものセット」となっているのである。授業は、先生と親(母親が大半だが父親もいる)と子どもで授業をやっている。父兄参観日ではなく、日常的に、この組み合わせで授業が行われているのだ。 自分の子ども以外の子どもも、好きになる 例えば、親たちの膝を椅子に見立てた、椅子取りゲームをやる。先生の合図で、親の周り
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