ハウステンボス=11日、長崎県佐世保市、朝日新聞社ヘリから、溝脇正撮影ハウステンボス=11日、長崎県佐世保市、朝日新聞社ヘリから、溝脇正撮影 会社更生法に基づき経営再建中のテーマパーク、ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)の業績が悪化し、同社や親会社の野村プリンシパル・ファイナンス(NPF、東京)が国内企業や地元自治体などに支援を要請していることがわかった。今年2月に発表したリストラ策だけでは会社更生計画の達成が困難になっており、支援策がまとまらなければ、再建が頓挫する可能性もある。 HTBの4〜6月の入場者は34万2千人で、前年同期比32%減った。08年度は前年度比15%減の187万人で過去最低となったが、さらに大幅な減少が続いている。 HTB側は6月末、九州の有力企業などに経営状況を説明し、支援を求めた。これを受けて、JR九州などが13日に会合を開き、支援について話し合った。