10月29日の土曜日、国立国際美術館に行ってきました。 国立国際美術館は主として戦後以降の現代美術を蒐集・展示する美術館なのですが、今年度はどういうわけか現代美術の展示が少ないです。 その中の数少ない現代美術展の1つ、「THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」と題された展示を鑑賞しましたので、感想などを書き留めておきます。 --- THE PLAYは主として関西で活躍する美術家集団。 本展のタイトルの通り1967年から活動を続けており、活動は本年で49年目になるようです。 メンバーは時代によって都度入れ替わり、現在は5人で活動されておられるのだとか。 活動内容はいわゆるパフォーマンスアート、乃至はハプニングの一種といえるもので、造形作品を形作るのではなく、都度何らかの行為を計画・実行していくというものです。 なので本展は造形作品を展示するという形ではなく、彼らの過去の