ネタ元は「金正日の料理人」=内調トップ、情報不足を米に告白−ウィキリークス ネタ元は「金正日の料理人」=内調トップ、情報不足を米に告白−ウィキリークス 日本の内閣情報調査室(内調)トップが2008年、米国に「北朝鮮の金正日総書記に関する日本の最も優れた情報源は、専属料理人だった藤本健二氏だ」と告白−。オーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)が21日、内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した在日米国大使館発の外交公電の情報として伝えた。 同紙によると、08年10月、当時の三谷秀史内閣情報官が、米国務省情報調査局のフォート局長に語った。主に1990年代に専属料理人を務め、著書も出版している藤本氏に頼らざるを得ない乏しい情報収集能力を率直に認めた形だ。 三谷氏は「金総書記の政策決定能力は十分あると思うが、どのように決定されているかは『闇の中』だ」とも述べたという。 公電