環境省では、富士山の登山者数を把握するため、平成17年から各登山道の8合目付近に赤外線カウンターを設置して登山者数調査を実施しています。今般、平成25年の調査結果がまとまりましたので、お知らせします。 前回中間発表(8月1日発表。7月1日〜7月21日分)の際は過去最多ペースで推移していましたが、7月1日〜8月31日までの登山者カウント数の合計は約31.1万人で、昨年並みの結果となりました。 1.調査の背景 富士箱根伊豆国立公園の重要な構成要素である富士山の登山者数については、平成16年までは登山口の車両数や吉田口登山道6合目での通過者数調査等から推計しており、富士山山頂部への登山者数を把握するまでには至っていませんでした。 このため環境省では、平成17年から富士山山頂部へのより正確な登山者数を把握し、国立公園の適正な利用の推進に資するため、4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート