西ヨーロッパやアメリカで1930年代に電子楽器が登場するまで、テルミンは先端的な唯一無二の楽器だった。テルミンやそのアレンジ品は、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズなどのレコーディングやライブといった、世界の音楽プロジェクトで幅広く使用された。 レフ・テルミンが自分の楽器を演奏 ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)がテルミンを弾く 「雪どけ」で電子楽器も許可 スターリンがソ連の最高指導者だった時代は、伝統音楽、古典音楽、民族音楽が優先され、前衛音楽、実験音楽、電子音楽は厳しい検閲にさらされた。ドミトリー・ショスタコーヴィチなどの現代主義的な作曲家は、ソ連のマスメディアで形式主義者として非難された。スターリンが死去した1953年以降、ようやく音楽への検閲が少し緩和された。 西側諸国で開発されたさまざまな技術と電子楽器の使用が許可された1960年代と1970年代
今年も春のパリは、6月のシーズン末を前にさまざまな電子音楽関係のイベントが目白押しで盛り上がりを見せました。その中から今回は、〈クアルツ・エレクトロニック・ミュージック・アワード〉〈プレザンス・エレクトロニック2013〉〈ソニック・プロテスト〉〈エクスタンション〉の様子をレポートします。 まずは4月4日、〈クアルツ・エレクトロニック・ミュージック・アワード〉の第9回授賞式が、キャバレー“ムーラン・ルージュ”に併設する、クラブ兼ライヴ・ハウス“マシーン・デュ・ムーラン・ルージュ”で行なわれた。2002年にアレクサンドル・グロエルにより、クリエイティヴなインディペンデント電子音楽制作を支援・促進するために立ち上げられた賞で、ピエール・アンリが名誉会長を務める。 今年はシングル賞、新人賞、実験賞、アルバム賞、マックス・マシューズ賞、名誉賞の6つの部門からなる。なかでもINA/GRM(フランス国立
"Hot Music"(retouched By Takeshi Fukushima)/ "Freaky" (retouched By Takeshi Fukushima)/ "Mood7"/"Bounce"(retouched By Takeshi Fukushima)/ "When I Get Kindness"/"Close The Lid"/"What Is This Thing Called Boogie"/"Nostalgic Memory" "Yes Yes Y'all"(featuring Ben Muller)/ "For All Of Y"all"(featuring-Ben Muller)/ "Higher Now"(Smooph remix)/ "Come On(Fre'do remix)/"What Would You Change"(featuring Tedd
TRUTH PRODUCTIONS Presents EMMA HOUSE "NO PROGRAMMING! NO OVERDUBBING!" SPIRITUAL + EMOTIONAL NON STOP MIX
- Loleatta Hollowayから始まりLoleatta Hollowayで終わるこのミックスは、ディスコミュージックの持つ暖かさや愛情、寄り添ってくれる音楽性といった、ディスコミュージックの魅力を再認識させてくれるものでした。今作を作るにあたっての、ご自身の中でイメージや引き出したかったものなどはありましたか? 1番気を使ったのは、音の流れですね。音の流や、曲を殺さないようにするというのが前提で。入れたい曲はたくさんあったんですけど、いろいろやりながらこの結果になりました。すごいスムーズな音の流れかなって思いますよ。 ミックスの最後に収録されたLoleatta Holloway / We're Getting Strongerは、未だに高い人気を誇る。 - 曲を殺さないっていうのは、具体的にいうと。 グルーヴ感を壊さないことかな。やっぱりピッチの問題だったり、かけている曲の音色と
GEMA reportedly crack down on DJs as well as clubs, adding new “laptop surcharge” to sets Earlier this year, GEMA, the body charged with collecting royalties in Germany, announced a controversial overhaul of its fee structure. Having historically charged venues a flat rate, GEMA are introducing a system based on the size of the venue and a percentage of ticket prices. GEMA’s original proposal was
先程まで話していたドイツの友人からかなりショッキングな話を聞いた。 昨年ドイツの著作権協会GEMAがドイツベルリンのクラブやディスコ、ライブハウスでの楽曲使用料金の大幅値上げを発表したそうだ。なんとそれが今までの10倍との事。かなりの数のクラブ、ディスコ、ライブハウスが閉店に追い込まれそうだと彼は悲しんでいた。 そして昨日にはデジタルDJライセンス制度なるもの発表になったそうだ。 この制度はDJがデジタルコピーをした楽曲をプレーする場合1曲につき0.13ユーロのライセンス料を支払わなくていけないというものでCDRやハードディスクにコピーした全ての楽曲は元よりiTunesやBeatportから自身で購入したものやアーティスト自身からプロモーション用に譲渡を受けたものにまでこのライセンス料は発生するという事。 つまり自分のパソコンに1万曲入っているとしてこの状態でクラブ等でプレイすると約13万
MIXMAGによると、The Chemical BrothersのEd SimonsがSwedish House Mafiaをナンセンスだと批評し、インテリジェント・ダンス・ミュージックは殺されようとしていると述べたそうだ。同様にSashaは、ほとんどのEDMはくだらないやつがくだらないやつのためにつくっているとツイートしている。 MIXMAGは、こういう記事を載せることによってEDMディベートを扇動しているのだが、彼らは’90年代にダンス・ミュージック・シーンの覇権国家だったUKの媒体なので、その立ち位置は明確だ。とはいえ、現状でEDMを無視することは自殺行為なので、ディベートに持ち込んだり、たまにEDMアーティストの人気ぶりを記事にしたりしている。 UKには、ほかにTop100 DJsでおなじみのDJ magがあるが、こちらも媒体自体は旧来のハウス/テクノ・アーティストをメインに扱って
モーター・シティ。 シカゴハウスの大御所のCajmereとCajual recordsの総括的な2枚組ベスト盤が出るということで、YouTubeでCajmere関連の曲を聴き漁っていたところ、古いテレビ番組の一場面のような動画に出くわしました。それが下の動画。 Cajmereの大名曲「Percolator」流れる中、ネオンで彩られたストリップクラブらしき場所のステージを練り踊る黒人の若者達、という強烈な映像で、あまりにも曲のイメージと映像がマッチし過ぎているので、どこかから取ってきた別の映像を曲と重ねたファン制作のビデオなのかなと思いましたが、動画の最後に出てくるテロップ文字「THE NEW DANCE SHOW WILL BE RIGHT BACK」でYouTube検索すると、まぁ出てくるわ出てくるわの物凄い映像の数々。 そして思い出したのは、デトロイトのミュージシャン、Mayer Ha
初めてクラブに行ったのは、15歳の時かな。音楽とダンスに没頭したよ。 僕が覚えているのは、ファンハウス(1980年代にマンハッタン西部にあったクラブ)へ遊びに行ったこと。Jellybean BenitezがDJをしてたんだけど、どの曲もミックスも本当にすごくて。自分の歴史の中で、あんなに踊り狂った記憶はないね。 確かに当時は、濃密な空間がシーンの周辺と一緒に育っていったからね・・・今は全部、フレッシュに一新された感じがするね。 とりあえず、マイクを握り続けることと、あとプロデューサーが求めることを忠実にサポートするエンジニアを抱えること。ただ、それだけだよ。 日本で会った人は本当に親切でナイスだったよ!あと、食べ物と店も好きだ。日本人を見ているとおもしろいし、街も僕が育った環境と全然違う。そういうことにインスパイアされるし、僕の中の大切なものの一部になっている、っていう気がする。つまり、東
DJ界で最近流行の業界用語がある:「ボタンプッシャー(訳注:再生ボタンを押すだけのアーティスト)」。DJがクラブブースからフェスティバルのステージへと移動するに連れ、機材はますます多様になってくる。そしてミックスをするDJと演奏を統括するプロデューサーとの境界線が曖昧になっていくに連れ、本物かどうかという問題が起きてくる。 言っておくべきだが、僕自身はDJだ。僕は、若い時に5つの世界DJ選手権で優勝した(本当にそんなものがある)。そしてこれが、僕が15年間やっている職業だ。だから、僕はこの問題に関して特別の責任を感じている。 従来は、DJはターンテーブルでレコード盤を回転させ、毎晩セット(訳注:選曲)を変えていた。そうだとしたら、ノートパソコンで演奏する奴はどうなんだ?ミキシングよりも両手を挙げることに時間を使っている奴らは?複雑な光のショーの裏でやっている奴らは? 評判の良いエレク
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