米Microsoftは現地時間2014年3月28日、ユーザーのメール内容を無断閲覧したとの報道により同社への批判が高まっている事態を受けて、企業ポリシーおよび顧客のサービス利用規約を変更すると発表した。 Brad Smith法務顧問兼執行バイスプレジデントによると、企業ポリシーを即時変更し、「今後は、何者かがMicrosoftのサービスを使って、当社から盗まれた知的資産あるいは物理的資産を不正に取引していることを示す情報を受け取った場合、当社が独自にユーザーのコンテンツを調べることはせず、さらなる対処が必要であれば法執行機関に委ねる」という。顧客のサービス利用規約は数カ月以内に変更する。 Microsoftは、2012年に同社からソースコードが盗まれた事件について調査していた際、Webメールサービス「Hotmail」(現Outlook.com)のユーザーのコンテンツに無断でアクセスしたと、