北条司氏の大ヒットコミック『エンジェル・ハート』が10月から日本テレビ系で実写ドラマ化され、主人公の冴羽りょう役を俳優の上川隆也が演じると発表された。このキャスティングについては、ネットでも「悪くない」「確かに良い感じ」と高評価を得ているようだ。上川自身も重度の“アニオタ”を公言しているが、人気コミックやアニメの実写化となると何かとユーザーから批判されることが多いのも事実。なぜ、上川隆也への期待が大きいのだろうか、改めて検証してみよう。 ◆キザでハードボイルドな役は、演じられる俳優も限られる 『エンジェル・ハート』は『週刊少年ジャンプ』(集英社)全盛期の1985年~91年、同誌で連載されアニメ化もされた大ヒット作『シティーハンター』を元に設定された“パラレルワールド”を舞台にした作品。主人公の冴羽りょうは『シティーハンター』同様、スイーパー(始末屋)であり、裏の世界ではNo.1の実力者。大