FC神楽しまねにチーム名を変更する前、「松江シティFC」としてJFLでプレーする選手たち=松江市営陸上競技場で2019年11月24日撮影 松江市を本拠地とするサッカークラブ「FC神楽しまね」が運営会社「松江シティFC」の経営難により、2022年まで所属していたJFL(日本フットボールリーグ)を退会となった。選手やスタッフへの給与未払いが続いていた状況をJFLの理事会が問題視した。松江シティFCは14日、自己破産を申請した。人口減少が著しい地方でサッカーチームを運営するのは難しいのだろうか。【松原隼斗】 帝国データバンクによると、同社は17年、NPO法人の運営を引き継ぐ形で設立。チームは19年にJFL参入を果たし、21年シーズンにはリーグ5位と躍進して、Jリーグ参入への期待が高まっていた。