JR九州の青柳俊彦社長は28日、昨年7月の九州北部豪雨で被災し不通区間が残る日田彦山線について「鉄道での復旧が大前提」だとの考えを示した。2月中旬に福岡、大分の両県知事を訪ねて鉄道で復旧する方針を伝えた上で、県の支援や「(復旧方法や復旧後の継続的な路線運営について)一緒に議論する場への参加」を要請した。同日の定例記者会見で明らかにした。JR九州は日田彦山線の復旧につい
熊本地震の影響で部分運行が続く第三セクター南阿蘇鉄道は27日、不通となっている南阿蘇村の立野-中松間(10・6キロ)の復旧工事を、3月3日に開始すると発表した。昨年末、国が復旧費用の全面支援を決めたことを受け、地震から2年を前に全線復旧へ動きだす。 着工するのは、立野駅近くの犀角[さいかく]山工区(125メートル)。犀角山トンネルが通る同山は、地震で山体がずれたため、山の上部を掘削してトンネル区間を全てなくす。2018年中の工事完了を目指す。3日、同山の立野駅側で着工式と安全祈願がある。 復旧工事は調査設計が済んだ箇所から順次、着工。18年度中に全ての調査設計を終える計画で、22年度までの全線復旧を目指す。 政府は昨年12月に復旧費の実質97・5%を負担することを決定。復旧費は最大で70億円と試算されているが、工法の工夫などによる縮減を検討している。(堀江利雅) (2018年2月28日付
朝は普通に出勤、ところが… 2月2日は平常時と変わらず どうすれば? 東京で大雪となった1月22日、入場規制される駅が出るなど交通機関が混乱しました。ところが、GPSを使ったデータを調べると、朝の出勤時、多くの人は平常時と変わらない行動をしていたことがわかりました。同じく雪が降った2月2日も、出勤を控える動きは見られませんでした。なぜ、雪が降るとわかっているのに出勤してしまうのか。専門家は「個人が自分の判断で出勤を控えることは難しい。会社によるアナウンスが必要」と指摘します。 朝は普通に出勤、ところが… 1100万人以上が使うヤフーの「Yahoo!防災速報」アプリの位置情報をもとに算出した混雑状況を分析。「Yahoo! MAP」アプリ上にある「混雑レーダー」機能のデータから、人々の動きを追いました。 調査では、150平方メートルごとに、そのエリアの混雑状況(人数は非公表)を地図に落とし込み
記録的な大雪の除雪に当たっている福井県内の建設業者の疲労がピークに達している。10日夜には福井市内で除雪作業を行っていた重機の男性オペレーター(66)が、重機内で心肺停止の状態で見つかった。長時間の作業が続く市内の建設業者の1人は「業者はみんな懸命にやっている。市民の皆さんは車での不要不急の外出は控えて、スムーズな除雪に協力してほしい」と呼び掛けている。 男性が亡くなったのは、福井県護国神社南西の市道交差点付近。福井市などによると、男性は市の依頼を受けて現場付近の除雪の担当をしていた。 市や近くの住民によると10日午後8時半ごろ、男性は作業を中断して悪路で動かなくなった車の脱出を手伝った後、重機内で心肺停止の状態で見つかった。大雪の対応で近くにいた県警福井署員らが救命活動を行ったが、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は不明だが、同署は病死の可能性が高いとしている。市には同日午前9時に男性
福井、石川両県の国道8号で発生した大規模な車の立ち往生は、1981(昭和56)年の「五六豪雪」に匹敵するほどの短時間で集中的な大雪が一因だった。さらに大型車のトラブルによる渋滞が重なったとみられる。いったん落ち着いた北陸地方の雪は11日から再び激しくなっている。冬用タイヤの装着やチェーンの準備をするほか、不要不急の車の利用を控えるなど注意が必要だ。 気象庁によると、福井市では5~6日の2日間で計101センチの降雪量を記録。五六豪雪で最多だった2日間の計109センチに匹敵する「ドカ雪」だった。5日午前2時に39センチだった福井市の積雪の深さは、1日半後の6日午後2時には1メートル近く増えて136センチに。7日には147センチに達した。
記録的な大雪で、多くの人が車中泊を余儀なくされた福井県の国道8号では7日、渋滞が解消される見通しが立たないまま2度目の夜を迎えた。車を降り、近くの公民館に避難する人も。「何とかしてほしい」。疲労困憊(こんぱい)のドライバーらからは、復旧を待ちわびる切実な声が上がった。6日朝に通勤途中で巻き込まれた福井県あわら市の会社員、谷川友紀子さん(21)は、車内で眠れぬ夜を過ごし、自衛隊や近隣住民から配ら
中には立ち往生した車内で10時間近く過ごすことを強いられた人も。都心では23日朝から雪かき作業に追われる人の姿も見られた。 首都高速道路中央環状線の山手トンネルでは22日午後7時半頃、西新宿ジャンクション(JCT)の上り坂でトレーラーが立ち往生。この影響で同JCT―大井JCT間の約10キロで大渋滞が発生した。 この日、千葉県から愛知県に向かっていたトラック運転手の男性(24)は午後7時過ぎ、大井JCTから数キロ走ったところでいきなり渋滞にぶつかった。待てども待てども車は動かず、車から降りてトイレなどを探し求めたり、非常口から地上に向かったりする人が相次いだという。トンネル内は暗く、排ガスのにおいもしていた。 トンネルを抜けたのは10時間近くたった午前4時半。「1時間全く動かない時もあった。ほかの車が事故を起こして火災でも起きたら、逃げ場もない。仮眠もとれずクタクタです」と疲れ切った様子だっ
帰宅ラッシュに巻き込まれた人たち。ねえ、いい加減学ぼうよ。もう二度とこんなバカなことやめようよ 2018年 01月 22日 バカだ。バカすぎる。 バカすぎてもう怒る気力もわいてこない。 憐れみ。無力感。徒労。 ねえ、みなさんはバカなの? もういい加減、学ぼうよ。 それとも何? ラッシュに巻き込まれたい痴漢なの? 長い行列作って並ぶのが好きなアホなの? 首都圏の大雪パニック。 簡単に予想できる事態が起きた。 夕方ぐらいの中途半端な 早めの帰宅命令のせいで 帰宅ラッシュが大パニックになり 帰るのにとんでもない時間がかかる。 交通機関は大混乱。 あたりまえだよね? 地震みたいに突然起きたわけじゃない。 国土交通省は大雪に際し 緊急の発表を行い 不要不急の外出を控えるよう 警告していた。 にもかかわらず。 通常出社。 夕方にかけて大雪だって 予報が出ているのに 昼前とかに帰宅するわけではなく 15
大学入試センター試験の第2日が行われた14日、JR東北線でトラブルのため、列車に遅れが発生した。 JR東日本は、試験時間に間に合うよう受験生にタクシー利用を促し、計26人の受験生が試験に臨むことができた。 運行したタクシーは計8台。郡山市のJR郡山駅から試験会場の福島大(福島市)に1人、日大工学部(郡山市)に25人を送り届けた。 郡山市のミツワ交通のタクシー運転手伊藤貞義さん(71)は日大工学部に4人を届けた。「頑張って」。伊藤さんの応援に4人は「はいっ」と元気に応え、試験会場に向かったという。 伊藤さんによると、午前10時30分ごろ、駅から受験生らしき人たちが慌ただしくタクシーに次々と乗り込んだ。伊藤さんのタクシーにもJRが発行した「タクシー代行輸送依頼書」を握り締めた受験生らしき男性4人が乗車した。 「大雪でもないのに何があったのか」。疑問に思った伊藤さんは「何かトラブルでもあったの」
2011年の豪雨災害で不通となっているJR只見線について、JR東日本と福島県が鉄道を復旧して存続させることで合意した。同じころ、16年の熊本地震で被災した南阿蘇鉄道について、政府が復旧費の97.5%を支援する意向と報じられた。復旧決定まで、只見線は6年、南阿蘇鉄道は1年。鉄道復旧に時間がかかる理由は、政府に鉄道専門の財源がないからだ。 杉山淳一(すぎやま・じゅんいち) 1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』、『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。 日本全国列車旅、達人のとっておき3
2011(平成23)年7月の新潟・福島豪雨により県内の27.6キロ区間が不通となっているJR只見線の鉄道での復旧について、県はJR東日本と協定を結んだ上で、年度内に復旧事業に着手する方針を固めた。20日に開会する6月定例県議会に、鉄道網整備対策費約54億円を債務負担行為で計上した一般会計補正予算案を提出する。 債務負担行為の設定期間は本年度から2021年度までの5年。複数年にわたる財源見通しを明示したことで、来年度以降の支払い分を含めた契約を結ぶことが可能になり、JR東と復旧事業に関する協定を締結するための条件が整う。県は県議会の承認を前提に、早期にJR東と協定を結ぶ方向で調整を進めており、年度内に設計などの事業に入る見通し。 只見線の鉄道復旧を巡っては、算定された総額約81億円のうちJR東日本が3分の1の約27億円、残り約54億円を県と会津17市町村が負担することで合意している。最大で見
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く