県保健福祉部は19日、小山市犬塚7丁目の飲食店「カフェレストラン Bee House(ビーハウス)」が提供した料理が原因で、ノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。県は同日、食品衛生法に基づき、同店を営業する社会福祉法人洗心会(小山市出井)に対して、衛生的環境が確保されるまで同店での営業禁止を命じた。 同部によると、未就学児やその保護者らでつくるグループ計72人が9日に同店を利用。サラダやスパゲティ、ピラフ、ハンバーグなどを食べた未就学児14人と小学生2人、20〜40代の保護者ら16人の男女計32人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。発症者の便からノロウイルスが検出された。 発症者は全員快方に向かっているという。県は「ノロウイルス食中毒特別警戒情報」を出している。 「集団食中毒」の記事一覧を検索