禁書に抗議する運動の読書イベントで、フロリダ州内の複数の郡で「禁書」になり、第4学年(おおむね9歳)以上しか読めなくなった書物を手に取る女性=2023年3月21日、アメリカ南部フロリダ州、ロイター
同書を読んだので内容を自分なりにまとめてみる。 まずアメリカにおいて、未成年の性別違和感の診断について、いいかげんな診断が行われ、それに沿った手術も行われる、という問題自体はあるのだろう。一方で、本書のそうした危険についての紹介の妥当さは、控えめに言って懸念が残る。 未成年で、自分がトランスジェンダーではないかと悩む人の内、勘違いであるものも当然、あるだろう。一方で、勘違いでない人もいるだろう。どうやって見分けるのだろうか。 この本によると、トランスジェンダーの人は、自分の性別違和を子供の頃から明確にわかっており、本当にそうかと悩むこともなく、誰とも相談する必要もなかったという(INTRODUCTION CONTAGION)。 逆に言うと、悩んでるトランスジェンダーの人はトランスではないという主張なわけで、こういう理解を広めるのは本当に危険である。 この本のほとんどは、トランスジェンダーで
一部の出版物が鳥取県から有害図書指定を受け、Amazon.co.jpで販売できなくなった件を巡り、三才ブックス(東京都千代田区)は11月25日、鳥取県から届いたという指定理由についての文書を公開した。県の説明に対し、同社は「『言いがかり』ともいえる内容だった」と指摘。県の対応に疑問を呈し、同社の見解をまとめている。 文書によると、鳥取県は3冊の書籍が改正した少年健全育成条例の第13条第1項第2号「著しく青少年の粗暴性又は残虐性を誘発、助長し、その健全な成長を阻害するおそれのあるもの」に該当するとしている。 例えば「裏グッズカタログ2022」では、つまようじを発射できる弓矢形の玩具「つまようじクロスボウ」を紹介している。これに対して県は「安価で購入できることや組み立て手順を記載している」と指摘。条例に定める有害図書類の指定基準のうち第2項第2号「殺人、強盗、傷害、暴行その他の反社会的行為の準
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非常に気が重いが、この本をご覧の展開をして販売している身として沈黙している訳にはいかず、私見を述べておきたい。 そもそも諸悪の根源は何か?ということを忘れてはいけないのではないか。 諸悪の根源とは差別であり、差別思想を撒き散らす者の存在である。 pic.twitter.com/6QrOIVQ0da — 日野剛広 (@Nanoruhino) December 10, 2019 おそらく、日野店長のコメントを全面的に否定されるような書店関係者はいないのではないかと思います。 もちろん完全に同書の意義を認めない人もいましたが、ほとんどの人は永江さんという著者のこれまでのお仕事に敬意をもっていて、そしてなにより「書店とヘイト本」の問題をシリアスに考えている。 (だからこそ、その期待に及ばなかったところに苦いコメントが出てくるのでしょう) 以下では、まず①同書についての批判的な指摘(全否定的な感想は
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。アメリカのトランプは、他人の悪口をいうのを日課にしてるくせに、自分が批判されて議論に負けそうになると「魔女狩りだぁ~」と被害者ぶるのを得意技としています。 日本では、議論に負けそうな連中が「言論弾圧だぁ~」と泣きごとをいうのが常套手段になってるようです。「沖縄の新聞潰せ」「朝日新聞死ね」などと汚い罵り言葉を吐き出しているのと同じ口から、「新潮45休刊は言論弾圧だ」なんてアカデミックな言葉が突然出てくるんだから驚いちゃいます。ケツの穴からクラシック音楽が聞こえてきたようなもんです。 いちおう私も以前『新潮45』に連載してましたから、広い意味では関係者のひとりといえます。まったくの部外者よりは有意義な指摘ができるはずなので、この機会に思うところを書かせてもらいます。 『新潮45』休刊の理由は長年にわたる部数低迷という会社側の説明は、ホンネだと思いますよ。
もう廃刊するといって白旗上げたものを、後からごちゃごちゃ言うのは見苦しいという感じで、水に流されそうになっているけど、やはりここで言われていることは大事なことなので、何回でも見よう。 それに、新潮45はごめんなさいと言って廃刊しても、そこで杉田水脈擁護の文章を晒した人々は何の痛痒も感じていないだろうし、当の杉田水脈議員も、それを支持する自民党諸氏も有権者も、新潮45廃刊のカゲに隠れて、あえて言うならのうのうとしている。 このままなら、LGBTは生産性がないという言葉はタブーという言葉狩りを残して、差別も差別意識も温存という結果になりかねない。 で、こういう番組を見るのは辛いけれども、あの小川榮太郎氏と鈴木賢教授とが直接対峙してバトルするアメーバのプログラムも貴重だ。こうした議論は、たかだか一つの雑誌の休刊宣言で葬り去られるべきではない。
月刊誌「新潮45」が性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」などと否定する自民党・杉田水脈衆院議員の寄稿を掲載し、更に最新10月号で擁護する特集を組んだ問題で、発行元の新潮社(東京都新宿区)は25日、同誌を休刊にすると発表した。声明全文は次の通り。 「部数低迷、編集上の無理生じた」 弊社発行の「新潮45」は1985年の創刊以来、手記、日記、伝記などのノンフィクションや多様なオピニオンを掲載する総合月刊誌として、言論活動を続けてまいりました。 しかしここ数年、部数低迷に直面し、試行錯誤の過程において編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていたことは否めません。その結果、「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」(9月21日の社長声明)を掲載してしまいました。このような事態を招いたことについてお詫(わ)び致します。
性的少数者(LGBT)への表現が差別的だとして批判を受けている月刊誌「新潮45」の特集を巡り、同誌を出版する新潮社は25日、同誌を休刊すると発表した。同社は「部数低迷に直面し、試行錯誤の過程で編集上の無理が生じた。企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていた」と謝罪。佐藤隆信社長と編集担当役員の2人を3カ月間、10%の減俸処分にした。 同誌は8月号でLGBT支援を疑問視する杉田水脈(みお)衆院議員の寄稿を掲載。批判が相次ぎ、10月号の特集で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題し、評論家ら7人の寄稿を掲載した。その後、この特集について「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」とする佐藤社長の談話を発表した。 同社は「このような事態を招いたことについておわび致します」と謝罪した上で、「会社として十分な編集体制を整備しないまま『新潮45』の刊行を続けて
「新潮45」の休刊を受けて、最新号にも寄稿するなど長年の常連執筆者だったコラムニスト・小田嶋隆さんは、「個人的には愛着があった雑誌で休刊は残念」と話す。「現在の編集長になって誌面ががらりと変わった。それまでは左右のバランスがとれた誌面だったが、右派雑誌の執筆陣をごっそり持ってくるようになった」と振り返る。「あまりに唐突な方針転換で、このまま無事では済まないと、ある程度予想していた」と振り返る。 小田嶋さんは「今年に入り、誌面はさらに過激化したように見えた」といい、編集長の「暴走」に、担当編集者は「苦慮していたようだ」と話す。社長の見解や今回の休刊に対しては、「まず何よりも差別的な記事を掲載した責任をおわびし、記事に傷ついた人たちに謝罪してほしい。自らの責任で掲載した記事について『常識を逸脱』などと述べるのは、著者を守るべき出版社として仁義にもとる」と指摘した。 ■「差別表現の許容度上がって
月刊誌「新潮45」が性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」などと否定する自民党・杉田水脈衆院議員の寄稿を掲載し、最新10月号で擁護する特集も組んで批判が集まっていた問題で、発行元の新潮社(東京都新宿区)は25日、同誌を休刊にすると発表した。「部数低迷に直面し、試行錯誤の過程で編集上の無理が生じた」と説明し「このような事態を招いたことについてお詫(わ)び致します」と謝罪。老舗出版社が「顔」ともいえる月刊誌の休刊を決めたことは、言論・出版界にも大きな波紋を広げそうだ。 杉田氏は8月号に寄稿。「差別的だ」と批判があったことを受け、10月号は「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題する特集を組んだ。教育研究者の藤岡信勝氏や文芸評論家の小川栄太郎氏らの擁護の原稿を掲載、小川氏はLGBTが生きづらいなら痴漢も生きづらいなどと主張し「彼らの触る権利を社会は保障すべきでないのか」などと書いた。
LGBTをめぐる寄稿や企画が批判されている月刊誌「新潮45」について、発行元の新潮社は25日、休刊を決めたと発表した。部数が低迷し試行錯誤を続ける中で「編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や原稿チェックがおろそかになっていたことは否めない」と説明。「会社として十分な編集体制を整備しないまま刊行を続けてきたことに対して、深い反省の思いを込めて、休刊を決断した」「限りなく廃刊に近い休刊」としている。 佐藤隆信社長と編集担当役員を10%(3カ月)の減俸処分とすることも決めた。 佐藤社長は21日に「ある部分に関しては、あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」との声明を公表したが、この段階で同社は「謝罪ではない」との認識を示していた。 だが25日に報道各社へ出した声明文では、「このような事態を招いたことについてお詫(わ)び致します」と初めて謝罪。「社内の編集体制をいま一度見直
本屋プラグ/合同会社プラグ 〒640-8035 和歌山県和歌山市万町4 ニューリチャードビル南1F TEL/FAX:073-488-4775 営業時間 11:30-20:00(平日) 11:30-18:00(土日) 定休日 毎週水曜日 古物商:和歌山県公安委員会 第651140000880号
性的少数者(LGBT)への表現で批判を受けている月刊誌「新潮45」を出版する新潮社(東京都新宿区)近くの看板に、「ヘイト本」などと同社を非難するような落書きが記されたことが24日、分かった。同日夜現在、看板にはブルーシートがかけられた状態だが、警視庁牛込署は「相談を受けておらず、把握していない」としている。 目撃者によると、看板は同社に隣接する商業施設の植え込みにあり、「新潮文庫 Yonda?」との広告の前に「あのヘイト本、」との表現が付け足されていた。どのように付け足したかは不明で、商業施設は取材に「新潮社の看板なので、うちではブルーシートをかけていない」と話した。 「新潮45」8月号は自民党の杉田水脈衆院議員が、LGBTを「子供をつくらない、つまり『生産性』がない」などと表現して批判を招き、さらに10月号では「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した特集を組んだ。 こうした姿勢に作
この看板は横型で、新潮文庫のPR用にパンダのマークと「Yonda?」というメッセージが書かれている。「Yonda?」のキャッチコピーの上に、「あのヘイト本、」という言葉が何者かによって書き加えられていた。24日午前10時までに、この看板の該当部分はブルーシートに覆われて見えなくなった。
新潮社の月刊誌「新潮45」が10月号に掲載した特集「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」を巡って批判の声が上がっている中、これまで同社と仕事をしてきた作家や翻訳家らが、執筆・翻訳の取りやめの意志を相次いで表明している。
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