沖縄県選挙管理委員会(当山尚幸委員長)は6日、次期衆院選に向け、違法に掲示された選挙ポスターやのぼりなど計1136件に撤去命令を出したと発表した。沖縄選挙区と比例九州に立候補を予定している10人の違反件数の内訳も初めて公表した。公示前に実態を示すことで違法な掲示を抑制したい考えだ。
母に負担かけ続ける苦しさ 「息子のため」体を酷使 忘れられない中退の悔しさ リスク高い沖縄 家族への支援が不可欠 生きる希望を伝えて ■「独り」をつないで ひきこもりの像 第2部 沖縄と8050問題 共倒れの際で(1) 「ひきこもりという言葉がない時代から、ひきこもり。母がいなくなったらきっと生きられない」 消え入りそうな声が漏れた。窓という窓が目張りされた本島中部の木造小屋。薄暗い室内を二つに仕切るカーテンの向こう側、3畳ほどの「聖域」が、コウジさん(49)=仮名=の全てだ。高齢の親が、中高年の子どもの生活を支える「8050(はちまる・ごーまる)問題」を「まさに自分だ」と自認する。 カーテンを開け、聖域の外に出るのは週に1度あるかどうか。それでも夜中に庭まで行くのがやっとで、この地に引っ越して10年以上、自宅の庭から外に足を踏み出したことはない。 カーテンの隙間から差し出すメモで意思を伝
1982年那覇市生まれ。ギャル記者。Yahoo個人オーサー。千葉大、2019年3月首都大学東京大学院卒業。2007年沖縄タイムス社入社、社会部を経てDX戦略局。2015年、GIS沖縄研究室研究室、首都大学東京渡邉英徳研究室と共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ」が文化庁メディア芸術祭入選など。 大学在学中から、若者文化を研究。Twitterは@sssss_sssss_10 沖縄にはかつて、女性が手に入れ墨を彫る「ハジチ」の文化があった。1899年、日本政府が入れ墨を禁止したことで、ハジチは「憧れ」から「排除」の対象に変わった歴史がある。禁止されてから今年で120年。専門家は「ハジチを通して、歴史や差別の問題を知ってほしい」と話す。(デジタル部・與那覇里子)
【エキスパートEye】 今年の旧盆、名古屋に居を構える義兄が帰省した。妻の実家には、26年近くになる泡盛のシュロ縄巻の一斗甕(がめ)があり、ここ十数年は泡盛好きの義兄と3~5年の周期で仕次ぎをしている。 いつ誰がどれだけ仕次ぎをしたかが明記されており、四半世紀を超えた時の流れが泡盛を丸く甘くさせてくれる。仕次ぎのメモをさかなにその当時に思いを馳せながらチビリチビリと飲む泡盛は格別である。 当該記事にある入賞作「願うのは 仕次ぎができる 平和の世」の一句を目にして、義兄と仕次ぎができるのは、今私たちが平和で安全な場所にいるからなのだと改めてその貴重な時間に感謝した。ちなみにコロナ禍の昨年は「決めました 父と泡盛 飲める人」に決まった。なんとなく世相を反映しているなと感じたのは私だけであろうか。来年は「平和の世」の到来で喜びが満ちあふれる一句が共感を呼ぶ世界情勢であることを願いたい。
東日本大震災の被災地支援を終え、強襲揚陸艦エセックス(後方)から降り立つ米海兵隊員=2011年4月12日、うるま市・ホワイトビーチ
伊波・仲井真氏が横一線 県知事選 本紙告示前情勢調査 投票「行く」9割超 2割近く 態度示さず 政治 2010年11月9日 09時32分(6時間49分前に更新) 11日告示、28日投開票の県知事選を前に、沖縄タイムス社は4~7日の4日間、県内の有権者を対象に電話による情勢調査を実施した。新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=無所属、社民、共産、社大推薦=と、現職の仲井真弘多氏(71)=無所属、自民県連、公明推薦=が横一線の激しい戦いを展開している。幸福実現党県本代表代行の金城竜郎氏(46)=幸福実現公認、前琉球大工学部教授の永井獏氏(66)=無所属=は厳しい。 告示前の調査で、候補者が確定していないことに加え、調査時点で約2割が投票態度を明らかにしていないため、情勢は変化する可能性がある。 投票に「必ず行く」(84%)と「たぶん行く」(9・7%)を合わせて9割以上が投票に「行く」と答え、
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