米カリフォルニア州モントレーパークで、ガソリンスタンドに設置された価格表(2022年10月5日撮影)。(c)Frederic J. BROWN / AFP 【12月31日 AFP】記録的な熱波やエネルギー価格の高騰、ロシアのウクライナ侵攻による数百万人の難民化などにより、異例の年となった2022年。今年更新された記録を通じ、この一年を振り返る。 ■食料・エネルギー価格 2月のウクライナ侵攻開始によりエネルギーや食料の価格が高騰し、国連食糧農業機関(FAO)の食料価格指数は3月に史上最高値を更新。欧州のガス料金も過去最高を記録した。 ユーロ圏のインフレ率は上昇を続け、10月には1997年の統計開始以降で最高の10.6%に到達。11月には1年半ぶりに低下に転じた。 ■難民 ウクライナ侵攻は、欧州で第2次世界大戦(World War II)以来最大の難民の波も引き起こした。国連難民高等弁務官事務