過半数だった「改憲派」 2014年に賛否が逆転 「自衛隊明記」も反対多数に 9月に退陣した安倍晋三前首相は、憲法改正を「必ずや成し遂げていく」と強い意欲を示してきました。「憲法にしっかりと『自衛隊』と明記し、違憲論争に終止符を打つ」「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と改憲の中身や、期限も具体的に示して、改憲議論を主導しようとしました。その7年8カ月の第2次安倍政権下で、国民の改憲への機運は高まったのでしょうか。(朝日新聞記者・藤方聡) 【憲法全体をみて、いまの憲法を改正する必要があると思いますか。それとも改正する必要はないと思いますか】 ・2004年必要がある(53%)/必要はない(35%) ・2005年必要がある(56%)/必要はない(33%) ・2006年必要がある(55%)/必要はない(32%) ・2007年必要がある(58%)/必要はない(27%) ・2008年必要が