オーストリアの首都ウィーンにあるホーフブルク王宮で、首相就任式に臨む国民党のセバスティアン・クルツ党首(中央)、副首相に就任する自由党のハインツクリスティアン・シュトラッヘ党首、およびアレキサンダー・ファン・デア・ベレン同国大統領(中央左、2017年12月18日撮影)。(c)AFP/APA/ROBERT JAEGER 【12月18日 AFP】オーストリアで18日、中道右派の国民党(OeVP)のセバスティアン・クルツ(Sebastian Kurz)氏(31)が首相に就任した。一国の指導者としては世界最年少で、極右の自由党(FPOe)との連立政権を率いていく。 副首相には、極右である自由党のハインツクリスティアン・シュトラッヘ(Heinz-Christian Strache)党首が就任。欧州でナショナリストの躍進が目立った今年を象徴する形となった。(c)AFP