同性愛念頭の「趣味みたいなもの」発言巡り、談話を発表 自民党の谷川とむ衆院議員(比例代表近畿ブロック)は2日、インターネット番組で同性愛を念頭に「趣味みたいなもの」と発言したことに関する談話を発表し、「LGBT(性的少数者)の方々を差別するつもりはなく、多様性を認めていないわけでもない」と釈明した。自民党ではLGBTなど性的少数者を巡る杉田水脈衆院議員(同中国ブロック)の月刊誌への寄稿も批判を浴びており、党は火消しに追われている。 谷川氏は7月29日放送の「Abema TV」の番組で、同性婚のための法整備は不要との見解を示した。2日の談話では、婚姻は両性の合意のみに基づいて成立すると定めた憲法24条を根拠に「現状では同性婚の容認は困難だ」と主張した。