ウクライナはドイツ製レオパルト2A4戦車を追加で取得できる見通しになった。供与国はスペインだ。ただ、すぐに実現するとは期待しないほうがいいだろう。 スペインの防衛ニュースサイト「インフォデフェンサ」が20日に報じたところによると、防衛装備の取引を管理するスペイン政府の委員会は、スペイン軍で使用されていたレオパルト2A4のうち、20両をウクライナに移転することを承認済みとのことだ。 報道どおりなら、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)の支援国から取得するレオパルト2A4は合計で74両に増える。うち40両はすでにウクライナ軍の第33独立機械化旅団に配備されている。第33旅団はウクライナ南部で1年近くにわたり、交代せずに戦闘を続けている。 オランダのOSINT(オープンソース・インテリジェンス)分析サイト「Oryx(オリックス)」の集計によれば、同旅団の55t、4人乗りのレオパルト2A4はこ