【ワシントン=共同】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は10日、理化学研究所が撤回も検討している「STAP細胞」の論文について、共著者のチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授が「私が持っている情報に基づけば、論文が撤回されなければならない理由は見あたらない」と語ったと報じた。バカンティ氏は、論文の主執筆者である理研の小保方晴子研究ユニットリーダーの元指導教官。同紙によると、バカンティ
理化学研究所(理研)の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文について十日、著者の一人の若山照彦山梨大教授が、論文撤回を共著者に対して提案していることが分かった。若山教授は「保存している細胞を第三者機関で分析してもらう」と述べた。小保方氏は神戸市の理研で共著者と撤回も含め対応を協議し、十一日以降に結論を出すとしている。 体の細胞に酸などの刺激を与えると万能細胞になるという論文は、英科学誌ネイチャーに掲載されて大反響を呼んだ。しかし、他の研究室で再現実験ができないうえ、画像の使い回しや過去論文からの複写などの行為が疑われていた。
2014年3月10日 関係各位 山梨大学生命環境学部生命工学科 教 授 若山 照 彦 STAP細胞の論文の問題について 今年1月30日にNature誌に発表したSTAP細胞に関する論文について、現在、多くの問題が指摘されております。私が担当した部分(共著者より提供された細胞からのキメラマウスの作製、及び幹細胞の樹立)については、自信を持って適正に実験がなされたと言い切れますし、共著者の結果についても信頼してきました。 しかし本論文に関して様々な疑問点が指摘されている今日、私はSTAP細胞について科学的真実を知りたいと考えております。そこで私は、先に共著者より提供され、キメラマウスの作製実験に用いたSTAP細胞を所有していますので、この細胞を公的第三者研究機関に提供し、詳細な生化学的分析を依頼する事を決断しました。 分析結果は速やかに公表致します。
理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答え「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」として論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことを明らかにしました。 「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表し、新たな万能細胞として注目を集めました。 しかし、そのあと論文に不自然な画像やデータがあると研究者からの指摘が相次ぎ、理化学研究所などが調査を進めています。 これについて、論文の共同著者の1人でSTAP細胞の万能性を調べる重要な実験を担当した若山照彦山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答えました。 この中で若山教授は「信じていた研究のデータに重大な問題が見つかり、ST
薬効をうたって健康食品「プロポリス」の販売を手助けしたとして、神奈川県警は10日、東京医科歯科大学の藤田紘一郎・名誉教授(74)=東京都杉並区=を薬事法違反(無許可医薬品販売)の幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検し、発表した。 県警によると、藤田名誉教授は2009年6月~13年10月、「副作用なくがん細胞が自滅」などとプロポリスの効能を書いた原稿を作り、健康食品販売会社のシャブロンに送付。同社が薬事法に違反してプロポリスを販売するのを手助けした疑いがある。09年から4年間で1千万円以上の顧問料を受け取っていたという。 調べに藤田名誉教授は「効能は自分では裏付けていないが、他人の研究を読んで原稿を書いた」と話しているという。この事件ではシャブロン社長の荻野珠理容疑者(48)が同法違反容疑で逮捕されている。 藤田名誉教授は、寄生虫学、感染免疫学の専門。カイチュウ先生として知られ、「笑うカイチュウ
佐村河内守さんは7日の記者会見で、最も症状が重い「聴覚障害2級」の障害者手帳を返納したと明らかにしたが、慶応大医学部の小川郁教授(耳鼻咽喉科)は「何年も2級の状態で聞こえなかった人が、回復することは通常あり得ない」とし、聴覚障害への誤解や偏見が広がることに懸念を示した。 聴覚障害2級は「両耳それぞれが100デシベル以上でないと聞こえない」聴力レベルと規定されており、一般に電車が通る際のガード下で音が聞こえない状態という。小川教授は「2級は通常、音を捉える細胞に問題がある状態。細胞レベルで起きる聴覚の障害が回復してくることはまずあり得ない。専門家としても驚いている」と話す。 厚生労働省によると、聴覚の障害で身体障害者手帳を持つ人は国内に約45万人(平成24年度末、平衡機能障害も含む)。聴覚検査では、音がどの程度まで聞こえるかを本人が申告する検査のほか、音を聞いた際の脳波を測定するなど多角的な
食品大手「マルハニチロホールディングス」の子会社「アクリフーズ」群馬工場(群馬県大泉町)の農薬混入事件で、前橋地検は7日、群馬県大泉町古氷、同工場契約社員阿部利樹容疑者(49)を器物損壊罪で前橋地裁に起訴した。 起訴状では、阿部容疑者は昨年10月3~23日、同工場内で計9回にわたり、製品の冷凍食品に農薬マラチオンを付け、ピザやチキンナゲットなど12製品を食べられない状態にした、としている。 阿部容疑者は1月25日、偽計業務妨害容疑で逮捕され、2月16日、処分保留で釈放された後、器物損壊容疑で再逮捕された。地検によると、阿部容疑者が農薬を混入した事実は証拠を固められたが、これまでの捜査では「業務を妨害する」という犯意の立証ができなかったという。今後、偽計業務妨害罪の追加も視野に捜査を継続する。器物損壊罪と偽計業務妨害罪の懲役の上限は、いずれも3年だが、今回の起訴では損害額が3067円と算定さ
「検察の最後の悪あがき。何が何でも私を外に出したくなかったのだろう」――。 PC遠隔操作事件で威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)が5日、東京拘置所から保釈された。 東京高裁が4日に保釈を認めたが、検察側が不服を申し立て、執行停止に。しかし、検察の手続きミスが判明し保釈が決まった。片山被告は東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、冒頭のように検察批判を展開した。 昨年2月10日に逮捕されてから、389日。3度も再逮捕され、10の事件で起訴されたが、片山被告は一貫して否認してきた。5日の会見でも「私はやっていないし、身に覚えもない」と改めて無実を訴えている。 まず、神奈川・江の島の野良ネコの首から回収された、SDカードに付着していたセロハンテープから検出されたDNAについて、「私のDNAではなかった。検察はそこかしこに証拠の矛盾があるのに屁理屈で隠蔽
佐村河内氏謝罪会見への聴覚障害当事者の反応まとめです。 (3/8 1:35、ツイート追加) まとめ第2弾作成しました。 → http://togetter.com/li/640476
NHK@首都圏 @nhk_shutoken 【ニュース】佐村河内氏が診断を受けた「感音性難聴」という障害について、日本耳鼻咽喉科学会の八木聰明理事長はNHKの取材に対し「内耳に伝わった音が情報として神経を通して脳にうまく伝わらない障害で、先天性のものもあるがほとんどの場合、原因が不明だ」と話しています。(続く) #nhk 2014-03-07 17:51:57 NHK@首都圏 @nhk_shutoken 【ニュース】(続き)また一般的な症状については「難聴の程度にもよるが音が聞こえたとしてもひずんでしまったり、音がしているのは分かるものの、相手が何を言っているのか分からないといった症状は起こりうる」と話しています。 http://t.co/KcniGYNlqv #nhk 2014-03-07 17:52:22 NHK@首都圏 @nhk_shutoken 【ニュース】(続き)一方で、佐村河内
「全聾(ぜんろう)の作曲家」として活動しながら、楽曲を別人に代作させていた佐村河内守(さむらごうちまもる)さん(50)が7日、東京都内のホテルで記者会見し、「多大な迷惑をかけた」と騒動を謝罪した。全聾ではない、とする医療機関での聴力検査の結果も公表。聴覚障害2級の障害者手帳を横浜市に返納したことも明かした。 手話通訳に続いて会見場に現れた佐村河内さんは、これまでの長髪から七三に分けた短髪に、サングラスもはずした姿。数百人の報道陣を前に「このたびは多大なご迷惑をおかけして、まことに申し訳ありませんでした」と話し、用意した紙を見ながら、CDを買った人や演奏会に行った人、関係各社を個別に挙げて謝罪した。 障害者手帳については、検査の結果、すでに返納したと話し、「これまでに障害者年金は一度も受け取っていない」と話した。 18年にわたってゴーストライターを務めてきた作曲家の新垣隆さん(43)が「何度
5日夜、東京拘置所に勾留されていた元IT関連会社社員の片山祐輔被告(31)が保釈され、司法記者クラブで会見を行った。片山被告は、伊勢神宮への爆破予告など10件の事件ーいわゆるPC遠隔操作事件で逮捕・起訴されていた。 4日の段階で一度認められていた保釈だったが、検察側の不服申し立てで停止に。さらにきょうになって検察側の手続き上のミスが発覚し、高裁があらためて勾留の停止を決定した。 冒頭発言 この1年間、本当に緊張と、いろんなことの連続で本当に疲れ果てました。まだまだ闘いは長いですけれど、頑張って闘っていきたいと思います。無罪を取るところがゴールということで、現時点はまだ道半ばだと思います。 質疑応答 ー保釈された、今の印象は。 片山被告:やっぱり正直に申し上げるとストロボが眩しいです(笑)。拘置所を出るところから目が痛いです。そういった意味でも、気持ち的な意味でも、自由というのは眩しいものだ
4人が誤認逮捕された遠隔操作ウイルス事件で、東京高裁は4日、IT関連会社元社員、片山祐輔被告(31)=威力業務妨害罪などで起訴、公判中=の保釈を許可する決定をした。保釈保証金は1千万円。2月18日に東京地裁が保釈請求を却下し、弁護側が同月27日に東京高裁に抗告していた。
ビットコインは価値が有るのか。ビットコインは通貨なのか?この話になると、もう話に収拾がつかなくなるとおもう。 ただ、そこが本丸だとおもうので、ビットコイン解説家として、あえて切り込んでみることにする。おそらく今までおこなわれた説明のなかで、いちばんわかりやすいと思う。 なお、前回までの基礎解説は「事実」を説明したが、今回は事実ではなく「考え方」の説明だ。そして、これが賛否両論なのも理解している。下記の説明をよんで、賛するか、とんでもないと非するかは貴方の自由だ。賛否がわかれるから、これほど物議をかもしているのだ。そして、どちらの立場も正しい。これには結論など出ていない。 Q ズバリ、ビットコインは通貨なのですか? 違う。断言する。ただし、意地悪ないいかたで、違うといっておく。 Q 「意地悪ないいかた」ってどういうことですか? つまり、現在の通貨と同じではないということだ。国家が、将来の税収
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