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またもや日本酒業界にあってはならない事件が発生してしまいました。富久娘酒造による、いわば食品偽装というか誤表示事件です。おそらく第一報だったと思われる、神戸新聞の記事がこちら。 この事件は、大阪国税局から今年10月に指摘を受けて、調査した結果判明したことです。同じ大阪国税局からの今年2月に食品偽装を指摘されたのは、浪花酒造でした。こちらの件に関しましては、ここに詳しい記事を書いています。 今回のニュースと、前のニュースのどちらも本当にあってはならないことです。何が問題であり、どこが悪かったのか、詳しく解説していきましょう。 神戸市灘区の酒造会社「富久娘酒造」は11日、純米酒に醸造アルコールを混ぜたり、吟醸酒の原料に規格外の米を使用したりしていたことを明らかにした。 (神戸新聞より) 富久娘酒造が行ったのは「純米酒に醸造アルコールを混ぜる」「吟醸酒に規格外の米を使用する」という2点です。この
神戸市灘区の酒造会社「富久娘酒造」は11日、「純米酒」に醸造アルコールを混ぜたり、規格外の酒米を使った安い酒に「純米酒」などのラベルを貼ったりするなど、国税庁の基準に違反する日本酒を販売していたことを明らかにした。 同社は該当する38銘柄の自主回収を始めた。今年1月~10月末に一升瓶換算で約25万本を販売したという。 同社によると、不正表示は10月下旬、大阪国税局の指摘で発覚。国税庁の基準では純米酒の原料は米と米こうじだけだが、醸造アルコールを加えたものがあった。また、品質の劣る規格外の米を使った酒に「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」といった高級酒のラベルを貼って販売していた。 同社が原料を記した書類などを調べたところ、少なくとも4~5年前から不正表示は始まっていたとみられるといい、詳しい時期を調べている。読売新聞の取材に、小島久佳社長は「結果としてお客様をだましたことになった。原因究明を徹
スリランカ中部にある古代都市の遺跡で、世界遺産の「シーギリヤ」を舞台にしたアサヒビールの発泡酒のCMに対し、スリランカ国内で「文化遺産の冒涜(ぼうとく)だ」との批判が高まり、アサヒグループホールディングス(HD)は6日、CM放映の中止を決めた。 CMは、王宮の遺構があるシーギリヤの岩山「シーギリヤ・ロック」の頂上で、出演者の長瀬智也さんら男女が発泡酒を手にパーティーを楽しんでいるという設定。スタジオでの撮影と現地の空撮映像が合成され、5月中旬から日本で放映されていた。 放映開始後、スリランカの新聞などが「国の文化遺産で酒盛りをする内容のCMは受け入れられない」と批判。今月5日には、中心都市コロンボの日本大使館前で仏教団体のメンバーら約20人が抗議デモを行った。 AP通信などによると、スリランカのバラスリヤ国家遺産相も、同国の広告制作会社は栄養ドリンクのCMとして政府から撮影許可を得ていたと
「味がかわらないなら混ぜても問題ないと思っていた」。大阪府阪南市の老舗酒造会社「浪花酒造」の社長(52)はこう言って唇をかみしめた。今年2月、自社の酒蔵で造る新酒に安価な酒を混ぜて販売していたことが判明し、自主回収を余儀なくされたのだ。新酒に古酒を混ぜる手法は、味を調えるためとして酒造業界では通常行われることだという。だが、創業300年を誇る老舗は、「タブー」に手を出してしまい、店頭から同社の日本酒が一斉に消えるという“惨事”を招いてしまった。怠った“鉄則” 浪花酒造によると、通常は味の均一性を出すため、新酒に前年製造した同種の酒を数%混ぜていた。しかし、今回は同種の酒でなく、醸造アルコールや糖類の入った安値の酒を使ってしまった。 酒造関係者らによると、酒を造る際に古酒を混ぜるということは日本酒に限らず、さほど珍しいことではないのだという。 たとえば日本酒なら毎年同じ産地の米を使い、同じ製
(CNN) 米コネティカット大学は、赤ワインの健康効果を説いた同大教授の研究にデータの捏造(ねつぞう)があったとする学内の調査結果を発表した。 捏造を指摘されたのは、同大医学校で心臓血管研究所長を務めるディパク・K・ダス教授。大学の調査委員会が3年がかりで調べた結果、少なくとも145回にわたって研究データが捏造されていたと判断した。捏造は7年の間に科学誌などに発表された26本の記事に及ぶという。 ダス教授は赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールと心臓の健康との関連を調べた研究で有名。この分野で多数の論文を執筆し、その多くは米国立衛生研究所の助成を受けていた。 しかし2008年、米当局に匿名情報が寄せられたことをきっかけに、大学側が調査を開始。ダス教授が実験結果を不正に操作し、一貫したデータが出たように見せかけていたケースがあることが判明したという。ただし、この操作によ
母親が赤ん坊に母乳をあげたところ、翌朝に赤ん坊が息絶えるという事件が起きたそうです。原因は前日に飲ませた母乳だったようで、母親は過失致死容疑で告訴されているとのこと。 では、なぜ母乳が原因で赤ん坊が死んでしまったのか見てみましょう。 詳細は以下より。 Baby dies after breastfeeding on drunk mother’s milk / MosNews.com ロシア西部にあるサランスクという街に住む女性(28歳)は1児の母でありながら、普段からよく酒を飲んでおり、赤ん坊が命を落とす前日も水で薄めた純アルコールを摂取するなど、酒以外からアルコールを摂取することもあったそうです。 多量にアルコールを摂取した晩に酔いが覚めていない状態で赤ん坊に母乳を与えたところ、翌朝ベッドの上で赤ん坊が息絶えていたそうです。死因を調べてみたところ、急性アルコール中毒であることが判明。赤ん
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