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ブックマーク / seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com (11)

  • 科学コミュニケーション――より基本的な知識を普及させる事の大切さ - Interdisciplinary

    何か稀な出来事が起きた場合に、その時に自分が着目しているものと結びつけて考えようとする事、ありますよね。 今だと、「放射能」。何千人に一人しか罹らない疾患の人がいる、という情報があった時に、「放射能(←象徴的にこういう表現がされる)の影響ではないか」と結びつけて考える、というようなもの。 それで、そういう拙速な論に対して、批判が色々加えられる訳ですね。論として明快で、批判として合理的なものがある。 でも、そういう場合に気をつけておかねばならないのは、ちゃんとした説明でも、必ずしも相手やギャラリーに通ずるとは限らない、という所です。 どういう事かと言うと……。 たとえば、○○病という病気に罹った人が出たようだ、といった情報が、twitterなりブログなりでもたらされたとします。そして、その情報を得た人は、これはあの事に関係があるやも知れない、と考えて、今度はtwitterやブログで発信する。

    科学コミュニケーション――より基本的な知識を普及させる事の大切さ - Interdisciplinary
  • 本を作りました - Interdisciplinary

    といっても別に、どこかの出版社から出す、なんて話ではありません。 パブーという、電子書籍作成サービスがあって、そこで作成しました。 内容は、科学とはどういうものか、どういう風に付き合っていくのがいいのか、といったものです。ブログで書きためていたものを加筆修正したり、書き下ろしたりしました。文字数は、11万文字程度で、大体新書くらいです。 今回は、ある程度の分量で、コストも少しかかりましたので。有料としました。80円。ある種の冒険です。10ページ以上試し読みが出来るように設定したので、読んで興味を持ってもらえれば幸いです。 「科学的」に考えるために - TAKESAN | ブクログのパブー 業務連絡 twitterで、私が書いたら読む、と言って下さった方には、お礼として、無料で差し上げます。 kaimai_mizuhiro aburanokoji Eukleideath satodainu

    本を作りました - Interdisciplinary
  • 水伝の本が入試で引用されたという話 - Interdisciplinary

    twitterにて、タイトルのような話があるらしい事を知りました。 『水は答えを知っている』が入試問題に採用されました|TAKE ACTION FOR JAPAN エモトピースプロジェクト リンク先によれば、中学校の国語の入試問題で、『水は答えを知っている』の文章が採用されたとの事です。 リンク先から解る事を列挙してみましょう。 採用したのは、東京の村田学園小石川女子中学校という学校らしい 採用されたのは、江氏の『水は答えを知っている』らしい 引用されたのは、ジョアン・デイヴィス氏に関する記述の部分らしい 試験作成担当の先生の意図としては、”先生のお話では、「将来的に大学教授になる位の夢を持って欲しい」という気持ちを込めて書の文章を引用されたそうです。”という事らしい ここで、当該著作の、「ジョアン・デイヴィス」氏に関する記述の部分を引用してみましょう。※引用文献は、サンマーク出版、江

    水伝の本が入試で引用されたという話 - Interdisciplinary
    You-me
    You-me 2011/06/13
    「試験での採用のされ方がそれほど深刻で無くとも、水伝を肯定的に捉えているであろう先生がおられる事自体が懸念するに充分な条件と言えます。」
  • 「鍼はプラセボに過ぎない」と本当に言ったのか? - Interdisciplinary

    サイモン・シン&エツァート・エルンスト 『代替医療のトリック』といえば、臨床的・疫学的な証拠に基づいた方法に関して実に明瞭に説明し、その観点から、代替医療の中でもよく知られたものに関して、果たしてそれは効果があるのかを、丁寧に分析・評価している良書です。 そんな優れたではありますが、(の構成から当然の事ながら)実際に検討された療法に関わる人びとから、様々な反論が提出されています。 今回採り上げるのは、その中でも鍼治療に関する部分です。 大まかに言って、書では、採りあげた各種代替療法に関して、大部分にネガティブな評価が下されています。ですから、実際に従事している人から反論があるのは当然であると言えます。鍼に関しても同様で、実践家や学術研究者からも、色々の内容の批判が投げかけられているのですが、その中でしばしば見かけるのが、 鍼はプラセボに過ぎない と、シンとエルンストが評価しており、そ

    「鍼はプラセボに過ぎない」と本当に言ったのか? - Interdisciplinary
    You-me
    You-me 2011/01/20
    私はほぼプラセボだけど一部に(弱いけど)エビデンスありと読んだなぁ。弱いからこれから否定される可能性ないわけじゃないけどという感じで。
  • SEARCH - Interdisciplinary

    昨日採り上げたから、興味深い所を要約して、ご紹介します。引用文献は、下部に示します。 著者は、検証(SEARCH)公式と称するものを、それを利用する事によって、様々な不思議現象を査定するガイドとして、呈示しています。 最初に簡単に描いておきたいと考えているのは、あなたが出くわすどんなにトンデモない主張についても、それをすべて一歩一歩評価するための手助けとなる手続きである。これは公式になっており、すでに論じた原則をもとに、合理的な結論が導き出せるようにガイドしてくれる。公式は(「十戒」のように)石に刻まれた絶対的なものではない。これは、あらゆる通常の(あるいは、異常な)主張を理解しようとするなら、私たちの誰もが用いなければならない原則の一運用例に過ぎない。(P232) 主張の言明(State)。 主張を支持する証拠(Evidence)の検証。 代替(Alternative)仮説の考察。 査

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  • 「代替医療」概念の捉え方と考察の仕方について。それから僭越な補足 - Interdisciplinary

    伊勢田哲治さんが書かれた『疑似科学と科学の哲学』といえば、科学と疑似科学との「線引き問題(境界設定問題)」を主題として科学哲学の案内をするというユニークなであり、科学哲学の入門書としても良書で(ただし簡単では全く無い)、いわゆるニセ科学(や疑似科学)に関心を持つ人の中でも参考文献として読まれた方は多いと思います。 さて、そんな良いですが、先日から再読していて、代替医療について書かれている部分の記述が少し気になりました。これは、「代替医療」という概念をどう捉えるか、そしてそれについてどう考察するか、という一般論に関わる部分なので、ここで引用しつつ論じてみたいと思います。 参考文献:伊勢田哲治 『疑似科学と科学の哲学』(2003年 初版第1刷)「(第4章)1.代替医療と機械論的自然観」 P152-168 までの範囲。 この節は、「代替医療」と呼ばれるもの(および、それと標準医療との対立)の

    「代替医療」概念の捉え方と考察の仕方について。それから僭越な補足 - Interdisciplinary
  • 同じ穴の狢 - Interdisciplinary

    全く嘆かわしい事である。 まずは、以下のエントリー群をお読み頂きたい。 今日の科学: pokoponにっき みみずくからの伝言 - pokoponにっきの科学に対する認識を問う 5は至高の数字 - みつどん曇天日記 Gazing at the Celestial Blue 「朝日新聞」「pokoponにっき」「みみずくからの伝言」「みつどん曇天日記」の科学等に対する認識を問う これらのエントリーは、朝日新聞の非科学的記事、aサロン_科学面にようこそ_DO科学/「3」を究める を発端として書かれたものである。発端の記事は、数字の中でも「3」が特別な力を持つと主張し、それを科学的に考察すると仄めかしていながら、全く考察に不備がある代物であり、その非科学性については異論の無い所であろう。 上記エントリー群では、非科学的な朝日の記事や、互いの考察を批判し合い、それぞれのブロガーの「数字観」が開陳さ

    同じ穴の狢 - Interdisciplinary
    You-me
    You-me 2009/05/27
    あたいは⑨が最強だと思うってどっかの妖精が言ってた
  • 「科学は自然の近似」 - Interdisciplinary

    きっかけはこちら⇒科学について(あるいは真理について) - quine10の日記 では、題へ。 えー、とある疑似科学批判派(と思われる)のブログのコメント欄で以下の表現を見つけた。 「科学は自然の近似である」 「えっ?」と。 「マジで言ってんの?」と。 こう切り出し、ここから、「科学は自然の近似である」という見方を、哲学的な真理観の立場から批判しています。※引用にあたり、強調等の修飾は はずします さて、とある疑似科学批判派(と思われる)のブログのコメント欄、というのがどのブログかは判りませんけれども、疑似科学あるいはニセ科学を批判し、「科学は自然の近似である」という表現をよくされるのは、天羽さん(apjさん。以下apjさんで統一)なので、apjさんの論に対する批判と読みました。私が同じような言い回しをする際も、apjさんの論に賛同して使っています。 ※念のために書いておきます。ここでは

    「科学は自然の近似」 - Interdisciplinary
  • ミク氏ポーズ100(ウソ)選 - Interdisciplinary

    今までMMDで作った、ミクさんの武術のポーズの画像を、いくつかまとめてみるよっ。 そして、ここは変なのでは、という所を指摘したりするよっ。 ↑抜刀準備。右手が返り過ぎ。 ↑真っ向の切り下ろしの極め。左足首がおかしい。右手も変かな。 ↑横面の受け。このまま下方へ呼吸力で押し出せば、即呼吸投げになる。 ↑上面図。外側へ流すから、足が前に出て上半身は外に流れるようになり崩れる。だから、素早く入れば、それだけで投げがうてるという寸法。 合気道で何が重要か、知ってます? 「角度」です。 ↑三教。実は、右手のポーズがコダワリ。鏡音氏の目もポイントなのだけど、これはどうでもよろしい。 ↑三教から投げをうつ所。順突きのような体捌き。実は、全身を波打たせるように動かすのと腰をひねるのがポイント。「螺旋」と表現する事も可能でしょう。 ↑順序が違いますけど、突きを避けて入身する所。先を取って、斜め前方に入る。大

    ミク氏ポーズ100(ウソ)選 - Interdisciplinary
  • 【便乗】アニメ・漫画でこれだけは見過ごせない刀の間違い 指・手編【エントリー】 - Interdisciplinary

    アニメ・漫画でこれだけは見過ごせない銃の間違い 指・手編 - 火薬と鋼 超便乗です。 銃火器の取り扱いには詳しくありませんが、それでも、この持ち方はそれっぽく無いな、と思う事はありますですね。 で、私が見る所としては、日刀を扱うキャラが、どういう風に刀を持っているか、という部分。 machida77さんに倣って、この描写はどうよ、と思う持ち方を、ちょっと語ってみたいと思います。 注意事項 剣術の流派は、数え方によっては数百もあると言われており、当然、かなり特殊な操法を採用しているものもあるでしょう。ここでは、平均的に見られる操法を基準として書きました。 もちろん、知っている人から見て甘い描写があるからといって、即その作品の価値が下がる訳ではありません。それは、剣を扱う事に関して、作品中でどういう重み付けがされているか、という部分と関わってくるでしょう。 ▼まずこれ↓ ※画像を加工してあり

    【便乗】アニメ・漫画でこれだけは見過ごせない刀の間違い 指・手編【エントリー】 - Interdisciplinary
    You-me
    You-me 2009/01/03
    正しい持ち方は習ったからわかるけどさすがにマンガとかでぱっと見でわかんないや。すごい
  • 信じて無いのにネタにする人ってホントにいるの? - Interdisciplinary

    はてなブックマーク - 10位までに血液型4冊…書籍の年間ベストセラー(読売新聞) - Yahoo!ニュース umaaaa これマジにとって「血液型なんて嘘っぱちだってば!」とか怒る人を見ると、皆わかってるから大丈夫だよーって慰めてあげたくなる。気で信じてる人見たことないや/いるとこにはいるのですね、決め付けて申し訳ない 2008/12/03 このコメントを読んで、いつも考えている事を書いてみようと思いました。 umaaaaさんは、気で信じている人を見た事が無い、と最初仰った訳ですね(ブクマコメントで指摘があって、後で後半部が追加されました)。 私はそれとは全く逆で、血液型性格判断をネタにしている人で、信じていない人を見た事が無いです。十数人はいたかな。もっといたかも。 ちょっと考えてみて、こういうネタを、間違いと完全に解りつつ使うなんてあり得るのか? と感じる訳ですね。 間違いだと

    信じて無いのにネタにする人ってホントにいるの? - Interdisciplinary
    You-me
    You-me 2008/12/05
    神さまなんて信じてないといいつつお守りを買い神頼みする気持ちでしょうか/血液型の話よく振ってくる人はロクな人いたためしないですね。大抵口が悪い。
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