以下、筆者が『月刊日本』平成27年12月号に書いた書評を転載します。 政治権力によって新たな市場を作り出し、そこで利益を貪る者たちを「レント・シーカー」という。レント・シーカーのやり口とはいかなるものなのか。人材派遣会社パソナグループ代表の南部靖之氏という「政商」に肉薄した本書を一読すれば、その姿は自ずと浮かび上がってくる。 パソナグループ会長を務めているのが、いま産業競争力会議などで規制改革を推し進める竹中平蔵氏である。すでに竹中氏については、ジャーナリストの佐々木実氏が、『市場と権力』でその実像に迫っている。 いったい、竹中氏と南部氏はどのようにして結びついていったのだろうか。二人の接点にあった人物として本書が挙げるのが、大蔵官僚の長富祐一郎だ。1982年、竹中氏は大蔵省大臣官房調査企画課に置かれていた財政金融研究室主任研究官となり、同課長の長富に見出された。一方、南部氏は、政官界に広
本巻には、吸い物のブラインドテストが登場します。 一方には自然なダシを使用。一方には化学調味料。 さて結果は、ほとんどの日本人が化学調味料の方が美味しいと感じました。 でも山岡さんに言わせると、「化学調味料はニセモノだからダメ」なんだそうです。 (山岡さん、「本当に美味しいものは誰にでもわかる」んじゃなかったのでしょうか) 恐らく自分なら「豆腐と水」の味の違いが判らない側の人間なので、化学調味料の方を選んでしまったでしょう。 本作ではよく、化学調味料は身体に有害である旨が言われます。 しかし、それもあくまで数ある説のなかの一つにすぎず、化学調味料が有害か無害かは結局のところわかっていないのです。 となると結局、自然素材主義は味云々よりもむしろ信仰の問題なのではないかと思うのです。 9巻は、「結局は化学調味料の方が美味いかもしれない」という決定的な矛盾がポロリと露呈してしまった、ある意味最重
●サイズ:140ml●弱アルカリ性溶剤、高級ハッカ油、エタノール、植物抽出天然エキス、増粘剤、添加物●長靴、シューズ、地下足袋に均一に幅広く(8cm程度)スプレーしてください。その際、地肌には付着しないように注意して頂き、使用後は流水で洗浄してください。
今をときめく幻冬舎の編集者、箕輪厚介氏による自社の社長アゲの一冊である。 元々、箕輪氏は双葉社で勤務していたが、その頃に見城氏にアプローチをかけ、『たった一人の熱狂』という書籍を編集した。 その際に見城氏に見初められて幻冬舎に転職し、その後、数々のヒット作をつくる。 つまり、元々この見城徹という男は箕輪氏にとって恩人のような存在であり、本書はいわばその「黄金タッグ」とでも言うべき二人による共同制作本なのだが、悲しいかな、文章は読みにくく、何とも昭和臭の漂う精神論やモーレツ主義が垣間見られる何とも言えない言葉が羅列され、かつ見城氏の既刊とも内容の被りが多く新味に乏しい。 つまり、純粋な編集能力や書籍の質という観点から言えば、高く評価することが難しい一冊であり、手に取った多くの方が後悔することになるであろうと予想される。 それでは、なぜこれだけ話題になり、勢いよくベストセラーへの道を突き進もう
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