白血病の治療で重要な細胞を大量に培養することに、東京大と米スタンフォード大などのチームがマウスで成功した。これまでは高価な培養液でもほとんど増やせなかったのが、市販の液体のりの成分で培養できたという。白血病などの画期的な治療法につながる可能性があり、専門家は「まさにコロンブスの卵だ」と驚いている…
iPS細胞のヒトへの移植に世界で初めて成功したと主張する研究者の森口尚史氏が、13日、ニューヨークで記者会見を開き、「つい勢いでウソをついてしまった」と述べて、従来の主張は大半が虚偽であったことを認めました。 森口氏は、13日、滞在先のニューヨーク市内のホテルで記者会見を開きました。 森口氏は、これまで、ボストンのマサチューセッツ総合病院でことし2月以降、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を6例、実施したと説明してきましたが、会見では「移植が実施されたのは1例のみで、残りの5例は間違いだった。つい勢いでウソをついてしまった」と述べ、従来の主張は大半が虚偽であったことを認めました。 しかし、森口氏は「1人の患者には、別の病院で、去年6月に本当に細胞移植を実施した」と強調し、世界で初めてiPS細胞のヒトへの応用を行ったという主張は変えませんでした。 これに対して、記者からは「どこの病院で誰が手
さまざまな種類の細胞に分化・成長するiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心筋細胞を、重症の心不全患者に移植する手術が米ハーバード大学の日本人研究者らで作るチームによって実施されていたことが、11日分かった。すでに6人の患者が手術を受けており、術後の経過も安定しているという。ヒトのiPS細胞を利用した移植手術は世界で初めて。 iPS細胞を使った移植手術を行ったのはハーバード大学の森口客員講師(48)を中心とする特別チーム。森口講師は再生医療の研究を専門にしており、14日に米国で行われる世界移植手術国際会議で、この画期的な治療法について詳細な発表を行う。 森口講師はニューヨーク市内で取材に応じ、「今回治療に当たった患者6人はいずれも重症の心不全患者だったため、この治療法しか救う道はなかった。日本では手術の認可が下りるまで煩雑な手続きや書類が山積みで、彼らを救うことはできなかっただろう」と、
ニュースでもたびたびお伝えしているように、今年のノーベル医学・生理学賞は京都大学の山中伸弥教授たちに与えられることが発表されました。 日本人のノーベル賞受賞は19人目。 医学生理学賞は25年前の利根川進さん以来、2人目です。 今夜は予定を変更して、受賞の意義についてお話したいと思います。 研究の発表は世界的な反響を呼び、再生医療の実現に向けて期待が高まってきました。 iPS細胞は培養することで、心臓の細胞や神経細胞など、体中の細胞を作ることができます。 山中さんは5年前の発表以来、世界をリードし、日本国内で人のiPS細胞による再生医療を実現させようと、研究を続けています。 発表当初からノーベル賞は確実とみられ、毎年有力候補として名前が挙げられてきました。 そしてついに、今年のノーベル賞受賞ということになりました。 日本人の医学生理学賞の受賞は二人目ですが、現在も過去もノーベ
体のあらゆる組織や臓器になるとされるiPS細胞の研究で大きな進展がありました。 京都大学の研究グループがマウスのiPS細胞から卵子を作り出し、体外受精を行ってマウスを誕生させることに世界で初めて成功。 一方、慶応大学のグループは、ヒトのiPS細胞から精子や卵子の元になる「始原生殖細胞(しげんせいしょくさいぼう)」を作ることに成功しました。 2つの研究のねらいや今後の課題について、京都放送局の石坂冴絵記者と科学文化部の籔内潤也記者が解説します。 iPS細胞とは iPS細胞は体のあらゆる組織や臓器になるとされる細胞で、京都大学の山中伸弥教授が世界で初めて6年前にマウスで、翌年、ヒトで作り出しました。 今では、目の網膜や心臓の筋肉の細胞などに変化させて移植し、病気やけがを治す再生医療の研究や、病気の細胞を試験管の中で再現して発症の仕組みを解明する研究などが進められています。 マウスで卵子
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれました。 日本人のノーベル賞受賞は19人目で、医学・生理学賞は昭和62年以来2人目です。 山中さんは大阪市生まれで50歳。 神戸大学医学部を卒業し、大阪市立大学の大学院で薬理学を学びました。 平成5年にアメリカに渡り、遺伝子の働きに関する研究に取り組みました。 その後、奈良先端科学技術大学院大学の教授を経て、平成16年に京都大学の教授になり、現在は、京都大学の「iPS細胞研究所」の所長を務めています。 山中さんは、特定の4つの遺伝子を皮膚の細胞に組み込んで心臓の筋肉や神経などさまざまな細胞に変化するまったく新しい「iPS細胞」を作り出すことに世界で初めて成功しました。 病変が生じた細胞と同じものを体の外で再現し、培養出来るようになったことか
山中さんのノーベル医学・生理学賞の授賞理由として挙げられたのが「細胞の初期化」についての研究成果です。 ヒトや動物の体は、1個の受精卵が分裂を繰り返し、さまざまな役割に変化した細胞で形づくられています。 細胞の核に詰まった遺伝情報がいったん役割を決めると元の細胞に戻ることはないとされてきました。 ところが山中さんは、6年前、マウスの実験で、皮膚の細胞の核に、特定の4つの遺伝子を入れると、受精した直後のように、体のあらゆる組織や臓器に変わる「初期化」が起きることを世界で初めて示し、この細胞を「iPS細胞」と名付けました。 翌年にはさらに、ヒトでも同じ方法でiPS細胞を作り出し、それまでの生命科学の常識を打ち破る発見となりました。 今回、山中さんとともに受賞者に選ばれたイギリスのジョン・ガードンさんも同じ「初期化」をテーマに研究をすすめ大きな成果を上げました。 ガードンさんは、1962年に行っ
精子が卵子の周囲の膜を通過できるのは1回限りとされていた定説を覆し、少なくとも2回は通過できることを大阪大と米ハワイ大のチームがマウスで明らかにした。 岡部勝大阪大教授は「生命の神秘である受精の仕組みの一端を明らかにし、定説を実験的に覆した。研究が進めば、少ない精子での人工授精や不妊治療などに応用できるかもしれない」としている。 卵子を取り囲む透明帯に精子が接触すると、精子の頭の先端にある袋が破れ酵素などが放出される「先体反応」が起き、透明帯を通過して受精する。定説では先体反応が起きた精子は、二度と透明帯を通過できず受精できないとされていた。 チームは、精子が透明帯を通過できるが、卵子と受精できないよう遺伝子操作した雌のマウスを作製。この雌と通常の雄を交尾させ8時間後に卵子を採取すると、多数の精子が透明帯を通過するものの受精できず、卵子の周りにたまっていた。 たまった精子を取り出して正常な
特殊な帽子をかぶり念じるだけで意思が表示出来る機器と、操作法を示す開発者の長谷川良平グループ長(右)=茨城県つくば市の産業技術総合研究所 言葉や身体が不自由でも、念じるだけで意思を伝えることのできるシステムが、今年夏にも製品化されることが2日分かった。開発した独立行政法人・産業技術総合研究所(産総研)が平成25年の発売を予定していたところ、進行性の神経系難病患者らの要請が相次いだため、計画を前倒しする。医療機器メーカーを通じて発売する予定で、価格は50万円以下になる見込みという。 システムは「ニューロコミュニケーター」と呼ばれ、身体や言語機能を使った意思伝達ができない患者らを想定して産総研の長谷川良平グループ長が開発した。利用対象となる患者は、脊髄小脳変性症(推定患者数は約2万人)や多発性硬化症(同約1万人)といった神経系難病患者のほか、脳卒中などを含め国内で数十万人とみられる。 患者は脳
編集元:ニュース速報板より「とうとうクローン人間が産まれるぞー!」 1 クリサンセコム・ムルチコレ(catv?) :2009/04/22(水) 20:35:12.72 ID:79e+XaBq ?PLT(12000) ポイント特典 クローン人間誕生?4人の子宮に「胚」移植…英高級紙 【ロンドン=大内佐紀】22日付英インデペンデント紙は1面トップで、米国人医師が14個の人間のクローン胚(はい)を作ることに成功し、このうち11個を4人の女性の子宮に移植、近くクローン人間が誕生する可能性が出てきたと伝えた。 同紙が、キプロス生まれで米国籍のザボス医師の話として伝えたところによると、女性は英国や米国などの出身で、いずれも同医師に不妊治療の相談に来た。まだ妊娠は確認されていないというが、医師は同紙に対し、「クローン人間誕生の第1章が開かれた。いずれ、クローン人間は生まれる」と答えた。 同医師
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