タグ

研究と増田に関するaceraceaeのブックマーク (8)

  • 昔の化学者のエピソードを見ると「合成した物質を舐めた」みたいな話がた..

    昔の化学者のエピソードを見ると「合成した物質を舐めた」みたいな話がたまに出てくる アスパルテームはそのなかでも有名なエピソードかもしれない アスパルテーム - Wikipedia 1965年、アメリカの製薬会社G.D.サール社の化学者ジェームズ・M・シュラッターが、ガストリンの合成に取り組んでいたときに偶然発見した[113]。シュラッターは、抗潰瘍薬の研究をして、ホルモンであるガストリンのテトラペプチドを生成する中間段階としてアスパルテームを合成した[113]。シュラッターは、薬包紙を持ち上げようとして、アスパルテームがついた指をなめて、その甘味を発見した[8][114][115]。トルン・アテラス・ガリンは、アスパルテームの開発を監督した[116]。 いわゆる化学者によるセルフ人体実験、すなわち自己実験 うん年前は私も大学で学生実験をやっていたわけだが、生成物を舐めるなんて発想はとてもじ

    昔の化学者のエピソードを見ると「合成した物質を舐めた」みたいな話がた..
    aceraceae
    aceraceae 2023/12/28
    アスパルテームの件は生成物を舐めるという発想じゃなくて昔の人にありがちな紙めくるときに無意識にペロッと指舐めるのを薬包紙めくるときにやっちゃったやつでしょ?
  • 「日本語の原郷」についての論文を読んでみた

    歴史言語学についてはまったくの素人だけど、最近話題になった「日語の原郷は「中国東北部の農耕民」 国際研究チームが発表 | 毎日新聞」(はてブ)っていう記事の元になったロベーツらの論文(Robbeets et al. 2021)を読んでみたよ! 結論うさんくさい 前提知識共通の祖先を持つことが証明された言語の集団を「語族」という日語は琉球諸語と共通の祖先を持つことが明らかである(日琉語族;Japonic)しかし日琉語族と他の言語との系統関係は証明されていない内陸アジアのテュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族、そして欧州のウラル語族は特徴が似ているかつて、テュルク・モンゴル・ツングース・ウラル・日琉・朝鮮の諸語族が「ウラル・アルタイ語族」に属するという説があったが、結局誰もこれらの諸言語が共通の祖先を持つという証明ができなかった今回の論文は、テュルク・モンゴル・ツングース・日琉・朝鮮諸

    「日本語の原郷」についての論文を読んでみた
    aceraceae
    aceraceae 2021/11/21
    日本人は大陸や南洋から日本列島に渡ってきたけどその後に大陸や半島に定住した民族との時間的距離が地域的距離と比較して大きな言語距離を生んだと思ってるけどそのあたりがやけに平たくされた論説に感じていた。
  • 核融合が2030年代に実現とか何言ってんの?って人への解説(補足あり)

    自民党総裁候補の高市早苗さんが2030年代に実現する(最初は2020年代)と言って話題になった核融合。高市さんのキャラもあってか「そんなもんできるわけねーだろ」的に扱われることもあるが、実は世界の核融合ベンチャー企業では「2030年代に核融合実現」を掲げて100億以上投資を受けている企業が複数あるので、業界としてはさして驚きはないのである。というわけなので、いくつかの核融合ベンチャーと、官製の核融合実験炉であるiterについて簡単にまとめてみる。 iter (炉型: 保守的トカマク 日・米・露・中・韓・印・EU)冷戦終結の一つのシンボルとして米露が共同で建設を決めていたiterに、単独で実験炉を作るのを予算的に躊躇していた各国が相乗りしたのが現iterの体制である。 建設地決定の遅れや、上記の各国が機器を持ち寄って組み立てるという、みずほ銀行の勘定システムばりにカオスな体制のために建設は当

    核融合が2030年代に実現とか何言ってんの?って人への解説(補足あり)
    aceraceae
    aceraceae 2021/09/25
    よいまとめ。2030年代に実現できるかどうかはわからないけど、はてブに広がっていた荒唐無稽な夢物語的な空気には違和感あった。
  • 「女性が数学を苦手なのは偏見が原因だ」という嘘

    女性が数学を苦手なのは社会から「女性は数学が苦手だ」という圧力を受けているのが原因であるというような内容の研究を紹介しているブログが話題になっている。 だがこれはアカデミックな場ではとっくに否定されている見方だ。 こういったものはステレオタイプ脅威(Stereotype threat)と呼ばれるが、概ね以下のようなものと説明される。 「男女数学の問題などを解かせるなどする前に、『女性は数学の点数が低い』というようなステレオタイプな説明をした場合は女性の点数が下がり、『女性の数学の能力は男性と同等』というようなステレオタイプを解消するような説明をした場合は点数が同一になる。 これはつまりステレオタイプを無意識に意識してしまうことで脳内のワーキングメモリが圧迫され、能力が低く出てしまうということである。」 こう言った概念は1995年にクロード・メイソン・スティールとジョシュア・アロンソンが提

    「女性が数学を苦手なのは偏見が原因だ」という嘘
    aceraceae
    aceraceae 2020/12/01
    初めに結論ありきだものね。
  • コロナ禍による実験動物の大量処分の記憶

    タイトルそのまんま。 もう何週間か前の話だが、忘れないように書き残す。 自分はとある生命科学系の研究所に所属しており、実験動物としてマウスを飼っている。 コロナ禍で彼等を大量処分することになった。まさか動物が感染したとかそんな話じゃない。研究所の飼育管理の方々がいつ今回のウイルスに感染するかわからない。出勤日を減らさざるを得ない。 我々も状況は同様だ。陽性となればしばらくは軟禁だ。周囲が罹っても軟禁だ。 今までの飼育規模の継続は人的資源の面でのリスクが高い。それから、より根的に、コロナ禍で出来もしない実験のために動物を飼っておくべきではない。 だから当のギリギリまで減らす。 何匹も何匹も何匹もマウスを処分する。 たくさんの遺体が目の前に折り重なる。 抜けた毛が手袋に付く。 遺体の山から流れる失禁した尿を洗い流す。 小さいビニール袋に1袋につき20匹ほど入れ、ずっしりとしてまだ柔らかくぐ

    コロナ禍による実験動物の大量処分の記憶
    aceraceae
    aceraceae 2020/05/29
    いろいろあるけど今のところしかたがない感じだと思っている。
  • 研究者の食い扶持に関して

    幾つか報道になってた「研究をしてきたんだけどつける職がない」問題。 ブコメを見てると「とんでもない」「これじゃ国が滅びる」「救済すべき」って意見が多い。 自分は、この件に対してまだ確固たる意見を言えるほどの知見を保ってないと感じるので意見の決定を保留している段階なんだけど、みんなはなんで上記のような結論に至ったんだろう? もうちょっと説明すると、「研究をしてきたんだけどつける職がない」問題を「nに打ち込んできたんだがnではい扶持を稼ぐことができない」と問題拡張した場合、みんなの意見は変わるのか変わらないのかに興味がある。 変わらないのだとすれば、「研究者にはい扶持を与えるべき」ではなくて、ただ単純に「万民にBI」みたいな話でいいんじゃなかろうか? 人間なんかしらには打ち込んできたんだろうし。 変わるのだとすれば、nの貴賎(この場合数あるnの中でも研究は尊いのでい扶持を与えるべきだとい

    研究者の食い扶持に関して
    aceraceae
    aceraceae 2019/04/16
    補助金出すにしても万人にBIは対象を拡大しすぎ。学位も誰もが簡単に取れるわけじゃないんだし研究者を増やすためにも対象者を絞るべき。
  • みんな日本語の学術言語としての重要性を過小評価しすぎ

    この件. https://togetter.com/li/1274544 査読論文持ってないひとが責められるのはまあわかる(査読なし論文でも優れた論文というのは有り得るし,そういうのも業績として認められるべきではあろうが,このご時世ではまあ査読論文は持っといた方がいいよな……).でも英語論文を持ってないことが責められる理由になるのは当に理解できない. 何度も繰り返すけど,フランスでもドイツでもロシアでもスペインでも,そしてたぶん中国韓国でも,文系の研究業績の大半は自国語だから! 文系の研究業績が自国語で積み上げられるのは,世界標準だから! (インドやサハラ以南のアフリカ諸国のように長いこと西欧の植民地になってたり言語の数が多すぎたりして大学教育英語でやっている国や,ツバルやナウルみたいに小さすぎて自国語のアカデミアが成立しない国を除く.そういう国がうらやましいと言うならもう何も言えな

    みんな日本語の学術言語としての重要性を過小評価しすぎ
    aceraceae
    aceraceae 2018/10/09
    千田某はまったく擁護できないけど、日本語論文じゃなくて英語論文じゃないとダメだ的なわりと広くある考え方は賛同できないのも事実。
  • 現役工学系教授からみた日本の大学の惨状

    次の記事が話題になっているから、勢いで書いてみる。あまり推敲はしていない。 英科学雑誌 日の科学研究の失速を指摘 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170323/k10010921091000.html 40代。国立大学工学系の教授。 30代に成した業績が評価されて、30代後半には学部でもっとも若くして教授になったくらいだから、自分で言うのもなんだけど、優秀な部類だと思う。 いや、優秀だったと、過去形で書くべきか。 この日の科学研究の失速は、なるべくしてなったものだ。 なによりも重要な「研究時間」の減少がひどすぎて目も当てられない。 僕自身の論文生産性も低下の一方で、今後、以前のようにまた増えるなんてことは、まったく想像できない。 natureで言われている研究費減少の影響も大きいが、まずは研究時間が無いことにはどうにもならない。 そして、意外と大事な

    aceraceae
    aceraceae 2017/03/23
    いろんな要因があるけど雑用以外では、企業における成果主義といっしょでわかりやすく数値化できそうな成果を求められて、とりあえずそれだけが目的化してしまうのがいちばん問題だと思う。
  • 1