おおうち もとひろ「このきのこ」 @saxophoneko 動物の通り道に落ちた胞子から生えているわけではなく、この地面一帯にひとつの個体の菌糸が広がっていて、その端の部分できのこが発生しているんでしょうね。 輪になってないけど、フェアリーリングのようなものですね。 x.com/akrsakr/status… 2024-05-20 16:38:01
理化学研究所、静岡県立大学、東京大学の研究で、大規模な日本人の全ゲノムシーケンスから日本人集団の遺伝的構造などが明らかとなった。 研究グループは、全国7地域(北海道、東北、関東、中部、関西、九州、沖縄)からバイオバンク・ジャパンに登録された3,256人分の日本人のゲノム情報を解析した。まず、日本人の集団構造として三つの祖先集団(K=3)に分けられることを示した。K1は沖縄、K2は東北、K3は関西で最も高い値を示す集団である。さらに縄文人、東アジア(主に漢民族)の祖先、北東アジアの祖先の遺伝データとの関連を調べると、縄文人と沖縄で遺伝的親和性が高いこと、漢民族と関西地方で遺伝的親和性が高いことがわかった。東北地方は、縄文人や古代韓国人とも高い遺伝的親和性を示した。 これらの結果は、日本人の祖先に関わる縄文系、関西系、東北系の三つの源流の起源を示唆し、「縄文人の祖先集団、北東アジアの祖先集団、
窒素は大気の大部分を占めていますが、動植物で窒素を直接利用できる生物は見つかっていません。ところが、非常に小さな海の藻の仲間が窒素を取り込んで利用する能力を獲得しつつあるとする研究結果を、高知大学などがまとめ、生命の進化を考えるうえで重要な発見として注目されています。 この研究結果は、高知大学やカリフォルニア大学などの国際研究チームが、アメリカの科学雑誌「サイエンス」に発表しました。 窒素は地球の大気のおよそ8割を占める主成分ですが、窒素を直接利用できるのは一部の細菌やバクテリアだけで、動植物など真核生物で窒素を直接取り込んで利用できる生物はこれまで見つかっていません。 研究チームでは、真核生物の1種で20マイクロメートルほどと非常に小さな海の藻の仲間を、安定的に培養できる方法を初めて確立し、詳しく分析しました。 その結果、従来はこの藻の細胞には窒素を利用できるバクテリアが共生していると考
小谷太郎 @tarokotani スーパーカミオカンデには純水タンクに適応したバクテリアが生息している。ゴム部品の中の硫黄分を栄養としているのではないかという話。純水タンク生態系ですね。 x.com/qo_opYoshizawa… 2024-03-13 21:10:30 リンク スーパーカミオカンデ 公式ホームページ スーパーカミオカンデ 公式ホームページ | スーパーカミオカンデ 公式ホームページ スーパーカミオカンデは、ニュートリノなどの観測により素粒子・宇宙の謎の解明を目指す実験装置です。2020年からタンクの純水にレアアースの1種を加え、新たな発見を目指しています。 30 users リンク Wikipedia スーパーカミオカンデ スーパーカミオカンデ(英語: Super-Kamiokande)は、岐阜県飛騨市神岡町旧神岡鉱山内の地下1000mに設置された、東京大学宇宙線研究所が
ジャンボタニシが流行り始めた頃に話題になったのが「被害がまったくない水田がある」という事実 ジャンボタニシは繁殖力が凄まじいので駆除作業はほとんど意味が無く 一度広まるとあたり一面の水田にうじゃうじゃと湧いてくるんだが その中でなぜか被害が全く無い水田がいくつかあることが分かった 「被害が少ない」のではなくて「全く無い」のだ 特に篤農家と呼ばれるような著名な農家の水田にその傾向が強く 原因について調査した その結果、被害のない水田の苗は他の水田に比べて茎が非常に太いことが分かった ジャンボタニシは細い茎を好むために太い茎の稲は食べない 一般的な苗の太さはちょうどジャンボタニシ好みの太さなので甚大な被害が出るのだが 太い茎にすることで被害が出ないだけでなく、雑草の生え始めのような細い茎が食べられるため、結果として除草効果が生まれた この結果から「よし、茎が太くなるまで苗を育てよう」という農法
大事なものを盗んでいきました。 日本の東京大学で行われた研究によって、尻尾部分が交尾のためにちぎれて泳ぎ去る奇妙な生物「ミドリシリス」の秘密が明らかになりました。 尻尾部分は体内に精子や卵子を満載しているだけでなく、分離にあたっては本体とは別の、独自の「目」と「脳」を芽生えさせた「1個体」として泳ぎ始めます。 人間で例えるならば、下半身に新たな目と脳が形成されて分離し「交尾相手を探しに旅に出る状態」と言えるでしょう。 いったいどんな仕組みでミドリシリスはこの驚異的な生殖システムを構築しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年11月22日に『Scientific Reports』にて「日本のミドリシリスの芽体形成に関する形態学的、組織学的、および遺伝子発現解析(Morphological, histological and gene-expression analyses on st
Online ISSN : 2189-8499 Print ISSN : 0389-1445 ISSN-L : 0389-1445
スペイン領のラ・パルマ島に打ち上がったマッコウクジラから50万ユーロ(約7700万円)相当のお宝が発見されました。 このお宝は「龍涎香(りゅうぜんこう)」というマッコウクジラの腸内からのみ採取できる結石です。 龍涎香は非常に希少性の高い香料として高値で取引される物質です。 通常は海に漂っているものを偶然に発見するしかないため、非常に希少性が高く、キロ当たり数百万円の高値がつきます。 ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア大学(ULPGC)によると、今回見つかった龍涎香は直径60センチ、重さ9.5キロに及ぶ巨大なものだったとのことです。
東京海洋大学や西オーストラリア大学などの国際研究グループが、伊豆・小笠原海溝の水深8336メートルの深海で、泳ぐ魚の姿の撮影に成功しました。 グループによりますと、これまでに最も深い場所で確認された魚になるということで、専門家は「魚がすむことができる限界に近い深さだと考えられる」としています。 撮影に成功したのは西オーストラリア大学のアラン・ジェイミソン教授や東京海洋大学などのグループで、調査航海にはNHKの自然番組「ダーウィンが来た!」の取材班も参加しました。 去年8月15日、カメラなどを搭載した観測装置を使って伊豆・小笠原海溝の海底付近、水深8336メートルで撮影を行ったところ、魚が泳いでいる姿を撮影することに成功したということです。 映像から、この魚は全身が乳白色で体長はおよそ30センチ「スネイルフィッシュ」と呼ばれる深海魚の仲間とみられるということです。 ヒレは、半透明で体は柔らか
シャチがホホジロザメを狩る様子を初めて記録した映像。ほかの4頭のシャチがいる前で「スターボード」がサメの肝臓を取り出している。(解説は英語です) 2023年2月、南アフリカのケープタウンの海岸に19頭のエビスザメの死骸が打ち上げられた。打ち上げられた死骸はすべて同じ状態だった。胸をざっくりと裂かれ、そこから肝臓を吸い出されていたのだ。ほかの臓器は無傷だった。 海岸の近くに住むアリソン・タウナー氏は、サメを殺した犯人がすぐにわかった。まるで外科手術のように正確無比なやり方は、「ポート」と「スターボード」と呼ばれる2頭のオスのシャチの特徴的な手口だ。ポートの背びれは左に、スターボードの背びれは右に曲がっているので、2頭はすぐに見分けられる(ちなみに「ポート」は英語で左舷、「スターボード」は右舷を意味する)。2頭は少なくとも2015年からこの方法でエビスザメやホホジロザメを襲っていて、今回も2日
DNAの末端にあるテロメアは細胞分裂のたびに短くなる特性から、ある種の寿命タイマーであると考えられていました。 しかし米国のノースカロライナ大学(UNC)で行われた研究により、染色体の先端にあるテロメアには、強力な活性を持つ2つの小さなタンパク質を生成可能であることが示されました。 この2つの小さなタンパク質は、一部のがん細胞やテロメア関連の遺伝疾患をもつ患者の細胞内に多く存在することが示唆されており、細胞の不調に応じて生産されるシグナル伝達の役割を果たしていると考えられます。 研究者たちは、テロメアが2つのシグナル伝達タンパク質をコードしている場合、がんや老化の仕組みや、細胞同士がどのように通信しているかについての、既存の常識がくつがえる可能性があると述べています。 しかし単調な繰り返し構造から成るテロメア(開始コドンを持たない)から、いったいどんな方法でタンパク質が作られたのでしょうか
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:スパイスを蒔くと芽が出るので、その正体を確認すると楽しい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ギボシムシってなんだろう 前に書いた「奥能登で愛されている高級キノコ、コノミタケを採りたい」という記事で、一緒にカメラを壊した能登在住の北沢さんによると、「能登に引っ越してきて、ある意味一番凄いと思った人がギボシムシ先生。だってギボシムシだよ!」とのこと。 だからギボシムシってなんなんだよ。 北沢さん(左)と私、2022年版。特に意味のない写真。 ギボシとは、お寺とか橋の手すりなどについている、ネギボウズみたいな部分のことだろうか。漢字で書くと擬宝珠。 北沢さんもギボシムシの実物を見たことがある訳ではなく、「海の中にいるミミズみたいな
いろいろな病気を媒介するマダニ 私は学生時代から野山で昆虫を探してきた。だんだんと調査地は広がり、今では世界中のあちこちにでかけて、昆虫採集をしている。その分、危険な生き物に出会う機会も多い。海の生き物について触れるとキリがないので、ここでは陸域の生き物について、いくつかの経験をお話ししたい。 まずは日本である。日本の野山ほど世界的に安全な場所は多くない。いや、これはもはや過去形かもしれない。その前提もだんだん崩れている。 今、日本の野山で何が一番怖いかというと、それはマダニ類である。ヤマトマダニ、フタトゲチマダニ、タカサゴキララマダニなど、身近にもさまざまなものがいる。 そもそもの始まりは温暖化や植林政策に起因するシカやイノシシなどの大型哺乳類の増加で、そういう動物から吸血するマダニ類が増え、哺乳類の活動場所の広がりとともに、人間が刺される機会も増えた。 マダニ類はいろいろな病気を媒介す
羽毛のような珍しい羽を持つ小さな昆虫は、水泳のバタフライのようにも見える独特の飛び方をしていることを千葉大学などの研究グループが明らかにし、これまで知られていない飛び方として注目されています。 ベトナムに生息するコガネムシなどの甲虫と呼ばれる仲間の昆虫に、体長が0.4ミリほどと極めて小さく、羽毛のように毛が生えた羽をもつ種類がいることが知られています。 千葉大学の劉浩教授やロシアの研究者などからなる研究グループは、羽の構造や機能を詳しく分析しました。 羽毛のような羽は左右に一つずつあり、それぞれ細い毛が40本ほど並んでいました。 ハイスピードカメラで飛ぶ姿を撮影したところ、羽を1秒間に180回ほど羽ばたいて、空気を押すようにして飛んでいて、水泳のバタフライのようにも見える独特の方法で飛んでいることが分かったということです。 さらに研究グループは、スーパーコンピューターによるシミュレーション
ラフレシアは自生地の熱帯雨林以外で栽培するのが難しく、絶滅の危機に瀕している。(PHOTOGRAPH BY FRANS LANTING, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ラフレシアは、世界で最も奇妙な花かもしれない。 その一生は、小さな種子がミツバカズラというブドウ科のつる植物に寄生することから始まる。数カ月から数年後(厳密な期間は誰も知らない)、ミツバカズラの樹皮からこぶのようなラフレシアの花芽が出てくると、ゴルフボールほどの大きさから、やがてキャベツのような大きさへと膨らんでいく。そしてついに、血のように赤く、腐った肉のような悪臭を放つ巨大な花を咲かせる。(参考記事:「【動画】驚き!花々のタイムラプス 5選」) だが、ラフレシアの未来は気がかりだ。ラフレシア属の植物は東南アジアの熱帯雨林にのみ自生し、約30種が知られている。ところがいくつかの種は、生息地の破壊や怪し
ロシア北極圏にある白海生物ステーション付近の雪の中で、青く明るい光を放つ海洋カイアシ類が発見された。(PHOTOGRAPH BY ALEXANDER SEMENOV / WHITE SEA BIOLOGICAL STATION (WSBS MSU) 2021年12月の凍るように寒い夜、生物学者のベラ・エメリアネンコ氏は白海沿岸にある調査所から散歩に出かけた。ここはロシアの北極圏。エメリアネンコ氏に連れだって同じ調査所に勤務する分子生物学者の息子ミハイル・ネレティン氏、さらに2匹のイヌもいっしょに歩いていた。 凍りついた潮間帯を、猛烈な北極の風が吹き荒れるなか進んでいると、ネレティン氏が雪の吹き溜まりの中に青い光を見つけた。エメリアネンコ氏が携帯電話を落としたのだろうか? 近付いていくと、足音に合わせて優美な青い光の筋が現れる。前を駆けていくイヌたちの後には、イヌを追うように光の軌跡が現れる
3年前、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑さん。 体を守る「免疫」の仕組みの研究に長年取り組み、がんの治療薬の開発に貢献するなど世界をリードする成果をあげ続けてきました。 その本庶さんの研究室には1つの伝説がありました。 かつて、本庶さんが与えたテーマと全く関係ない「魚」の研究で、あの世界的科学雑誌「nature」の表紙を飾った若手研究者がいたらしい。 しかも実験していたこと自体、本庶さんに内緒にしていたらしい。 なぜこっそり“裏実験”を行っていたのか。 当時の若手研究者に真相を尋ねると、とかく埋もれがちな若い才能やアイデアを伸ばすヒントが見えてきました。 (大阪拠点放送局 記者 稲垣雄也) その研究者に会いに、大阪大学の研究室を訪ねました。 生命機能研究科の近藤滋 教授です。 近藤さんが本庶研に所属していたのは、25年ほど前。 当時の研究室は本庶さんの指示のもと、グループごとにテーマ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く