国民民主党代表代行の前原誠司衆院議員が30日、同党を離党して新党を結成することを明らかにした。しかし、6日前には離党と新党立ち上げを報じた地元紙の記事に「誤報です」とブチ切れ投稿をしていただけに、SNSでは総ツッコミとなっている。
国民民主党の前原代表代行は非自民・非共産の野党勢力の結集を目指し、新党を結成することを表明しました。今後、日本維新の会を中心に連携を模索するものとみられ、与野党各党は影響を見極めることにしています。 11月30日、国民民主党に離党届を提出した前原代表代行は自身も含め、5人で新党「教育無償化を実現する会」を結成することを表明し、「政策本位で非自民・非共産の野党結集を進めたい」と述べました。 新党は教育の無償化や奨学金の返済免除などを掲げていて、同じく教育の無償化を訴えている日本維新の会の馬場代表は「しっかりスクラムを組んでいきたい」と連携に前向きな姿勢を示しました。 前原氏らとしては今後、維新の会を中心に連携を模索するものとみられます。 一方、国民民主党の榛葉幹事長は「政党交付金目当てか分からないが、国民・有権者はうんざりではないか」と前原氏らを批判しました。 党内では、「所属議員が減るダメ
玉木雄一郎代表と前原誠司代表代行が一騎打ちで臨む国民民主党代表選(21日告示、9月2日投開票)は、政権獲得に向けて両氏が思い描く路線の違いが最大の焦点となる。玉木氏は政策推進のためには自民党との連携の余地を否定しない一方、前原氏は「非自民」「非共産」の野党結集を目指す立場だ。代表選を機に路線対立が深まれば、党が分裂しかねないリスクも抱える。 17日に国会内で報道各社のインタビューに応じた前原氏。代表選出馬のきっかけを問われると、玉木氏の主導によって党が令和4年度予算案の採決で賛成に回ったことを挙げた。 「強烈な違和感を覚えた。自民と組むのか、あるいは野党が協力して政権交代を目指すのかの路線問題だ。私は明らかに後者を志向してきた」 一方、続いてインタビューに応じた玉木氏は「政権の一翼を担える勢力に国民民主党を育てたい」と力説した。自民と連立政権を組む可能性については明言を避けつつ、「仮に自公
歴代最長政権。その要因の1つに「野党の多弱」を挙げる指摘は多い。 「安倍政権を、なぜ倒せないのか?」 野党の視点から展望するため、私たちは、民主党政権の中核を担った4人にインタビューを行った。 当時の幹部たちは、異口同音にある言葉を口にした。 (宮里拓也、奥住憲史、並木幸一) 長期政権の要因は 「長期政権となった要因は何だと考えますか」 私たちは、民主党政権を担った“元幹部”に率直な質問をぶつけた。 前総理大臣、野田佳彦。 与党民主党の幹事長を務めた小沢一郎。 外務大臣や民主党政策調査会長を歴任した前原誠司。 民主党政権で財務大臣を経験し、現在、立憲民主党の国会対策委員長を務める安住淳。 4人は、それぞれ、次のように答えた。 「野党がバラバラになって互いに足を引っ張っていることが一番大きな原因だ」(野田) 「安倍政権に代わる受け皿がない。国民は政権をかえたくても選択する対象がない」(小沢)
一片の悔いなし 衆議院京都2区選出議員である前原誠司氏の発言が、話題を呼んでいる。安倍政権に大勝を許した昨年の総選挙での希望の党への合流について、「全く後悔していません」(産経新聞、1月20日)と語った。 政治家の決断に対する評価は、短期間で決まるものではない。例えば、一時の敗北を甘受しても、筋を通すことによって後にはより多くのものを達成することはある。 では、選挙前後から現在までの前原氏の言動に、選挙での負けを打ち消すような、価値あるものはあるだろうか。 魂は売らない いわく、「共産党に魂を売って惨敗するより、チャレンジしてよかった」。「合流には《非自民・非共産》の大きなかたまりを作る狙いがありました。民進党の《左旋回》はひどすぎた。日米安全保障条約の廃棄を掲げる共産党と政権選択選挙で協力することを、有権者にどう説明するんですか」。 前原氏にとって、共産党を含む野党との共闘路線をとること
なお、バノン氏の来日は、保守思想系のイベント「J-CPAC2017」登壇のためのもの。同イベントにはバノン氏のほか、百田尚樹氏、石平氏、小川榮太郎氏らが出席した。J-CPAC2017に実行委員会として参加した一般社団法人JCUは元産経新聞社長の江口峻氏が幸福実現党初代党首のあえば直道氏らと一緒に設立したもので、J-CPAC2017実行委員会は産経広告社内に設置されている。 ◆ 前原誠司 希望の党 衆院議員 「ストイックさと、雄弁さに感銘を受けました」 ツイッターより 12月18日 前原誠司「ストイックさと、雄弁さに感銘を受けました」 民進党前代表で、現在は希望の党に所属している前原誠司氏がスティーブ・バノン氏の夕食会に出席。笑顔で握手する写真とともに「感銘を受けました」とツイートした。別に今さらコメントもないが、前原氏と同じく民進党から希望の党に合流した長島昭久氏のツイートがすべて言い表し
地方組織巡る綱引きが既に始まったが… 衆院選で公認候補を擁立しなかった民進党が、立憲民主党と希望の党の間で埋没した状況から抜け出せていない。立憲と希望を「友党」と位置付ける民進は、24日に増子輝彦幹事長が立憲の福山哲郎幹事長、希望の古川元久幹事長と個別に会談し、今後の連携のあり方などを協議する。しかし、地方組織を巡る立憲との綱引きが既に始まっており、2019年の統一地方選や参院選に向けた展望は開けていない。 民進は参院では議員46人の野党第1党だが、衆院は選挙を無所属で戦った「無所属の会」などの14人だけ。執行部は事務局の整理・統合に着手し、一部の党職員は立憲と希望に移籍した。毎日新聞の11月の世論調査での政党支持率は1%にも満たない。それでも18日に都道府県連幹部を集めた全国幹事会では、支部長不在の「総支部」の存続を確認。「政権交代」を目指す旗は降ろしていない。
前原誠司・前民進党代表〈現・希望の党〉 (発言録) 私は(衆院選で)一番、割を食ったのは小池(百合子・東京都知事)さんだと思うんですよ。小池新党のまま民進党と協力せずにやっていたら、60~70議席はとったんじゃないですか。なんで私が希望の党に合流したかといったら、民進党のままで戦ったら、もっとひどい結果になっていたということ。この判断しかなかったと今でも思っています。 環境が整ったら(小池氏は衆院選立候補を)やるつもりだったと思いますよ。(民進の希望への合流方針をいったん決める過程で)彼女は「60~70議席をとって何が意味があるのか」と。なんで落ち目の民進党と組むのか。民進党には政権を担った経験者もいっぱいいる。自らが総理としてこの国を変える思いを持って希望の党をつくられたと思いますよ。(BS報道番組で)
国難突破突破解散という名で、安倍総理は600億円という無駄な税金を使って、衆議院を解散し、衆議院議員総選挙が行われて、自民党が圧勝するという結末に。この結果を受けて、これから何年も良い経済政策が行われるだろうという期待感から、南アフリカランド円を除く、通貨ペアの為替レートが円安に進んだ。個人的な意見ではあるけれど、安倍総理は無駄な解散総選挙で600億円も使うくらいなら、600億円を国民全員にばら撒いたほうが、国民からの支持を受けられると思う。今回は衆議院議員総選挙で自民党が圧勝した理由について書いていきたい。 1.そもそも獣医学部が増えることを悪いことだと捉えている国民がそんなにいなかった。 マスコミが加計学園の獣医学部の開設の説明責任云々うるさかったが、国民の大多数は獣医学部が増えることで救われる動物が増えてよかったじゃんくらいにしか思ってないので、加計学園の獣医学部の開設で自民党の支持
民進存続、新代表選出へ=資金もそのまま-前原氏、特別国会前に辞任 民進党両院議員総会で代表辞任を表明し、謝罪する前原誠司代表=27日午後、東京・永田町の同党本部 民進党は27日、両院議員総会を党本部で開いた。希望の党に合流する当初の方針を撤回し、地方組織を含め民進党を存続させることを正式決定した。資金も同党に残す。前原誠司代表は11月1日の特別国会召集前に辞任する考えを表明。これを受け、同党は後任の代表選びに入った。 【図解】野党をめぐる構図 前原氏は両院総会で、民進党分裂について「おわびを申し上げたい。結果が全てであり、責任を痛切に感じている」と陳謝。「特別国会を前に一定の方向性を決めた上で辞任したい」と述べた。 前原氏はさらに「再来年の統一地方選、参院選を考えると、1強多弱を壊していく責務がある」と強調。立憲民主党、希望、民進党に3分裂した勢力が連携して臨むべきだとの考えを示した。 両
25日、希望の党両院議員懇談会で挨拶を終え、一礼する小池百合子代表(中央)=東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影) 希望の党の安全保障政策がぶれ始めている。安全保障法制の実質的容認を公約に掲げて衆院選を戦ったにもかかわらず、樽床伸二代表代行は民進党の安保政策と矛盾しないという見解を公然と示した。現行法制を違憲だと訴える民進党の主張は、希望の公約と明確に乖離(かいり)している。選挙が終わったとたんの「先祖返り」は、有権者を愚弄するに等しい。 衆院解散を受けて希望から出ることになった民進党出身者は、10項目からなる政策協定書に署名した。いわゆる「踏み絵」だ。安保に関しては「現行の安保法制は憲法に則(のっと)り適切に運用する。その上で不断の見直しを行い、現実的な安保政策を支持する」とある。 しかし、樽床氏は25日の両院議員懇談会後の記者会見で「協定書の中身は民進党の方々の考え方と齟齬をき
民進党の前原誠司代表は27日の両院議員総会で、党全体が希望の党へ合流するとの方針を撤回し、代表辞任を表明する意向を固めた。参院民進や地方組織は党として存続する。民進は来週にも新代表を選出し、来月1日に召集予定の特別国会までに、執行部を発足させる方向で調整している。 27日午後の両院議員総会には、47人の参院議員に加え、衆院選で無所属で立候補し、当選した岡田克也元代表や野田佳彦前首相ら党籍の残る衆院議員も参加する。党関係者によると、前原氏は希望の党への合流を提案した経緯などを説明。参加者の意見を聞いたうえで、提案時とは状況が変わったとして民進の存続を提案。代表の辞任も表明する見通しだ。 前原氏は25日、東京都内で講演し、「すべては結果責任。結局、うまくいかなかった」と話した。(岡本智)
民進党の蓮舫前代表は16日、横浜市中区であった立憲民主党公認候補者らの街頭演説会で、「『排除する』『想定内』。耳を疑いました」と述べた。民進出身議員を選別した希望の党と、その後の前原誠司代表の対応を批判したものだ。 民進出身議員について、希望の党代表の小池百合子・東京都知事は「全員を受け入れることはさらさらない」と発言。反発した議員らが合流見送りなどを決めると、前原氏は「すべて想定内」と語った。 この日の演説で、蓮舫氏は「私は今なお参院民進党の国会議員。信頼できる方だけを応援する」と表明。そのうえで、「立憲民主と希望の候補が一緒に出ているところでは、立憲民主の候補者を応援したい」と述べた。街頭演説には立憲民主の枝野幸男代表も加わり、蓮舫氏と並んでマイクを握った。(中崎太郎)
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