チワワなど犬37匹を役所の許可を得ずに飼ったなどとして、京都府警下鴨署は31日、京都市左京区のアルバイトの男(52)と姉(54)を化製場法違反(無許可飼養)容疑などで書類送検した。 2人は「小型犬が好きで10年ほど前から飼っていたが、育てるのが面倒だった。近くの賀茂川に25匹以上捨てた」などと供述している。 発表では、2人は7月24日、自宅でヨークシャーテリアなどの成犬25匹と幼犬12匹を無許可で飼育するなどした疑い。同法は犬を10匹以上飼う場合、役所の許可が必要と定めている。 近隣住民から「異常に臭い」などと苦情を受けた左京保健センターが2011年以降、再三2人に改善を求めたが応じなかったため、通報を受けた同署が7月に自宅を捜索。2階建てのうち1階の2部屋で放し飼いにされ、糞(ふん)などが放置されていた。
印刷 ダフ屋行為をして受けた罰金を支払うために再びダフ屋行為をしたとして、警視庁は、東京都渋谷区の無職の男(60)を都迷惑防止条例違反(常習ダフヤ)の疑いで現行犯逮捕し、19日発表した。 生活安全特別捜査隊と麹町署によると、男は18日午後1時半ごろ、千代田区の北の丸公園内で、日本武道館でこの日開催されたチャン・グンソクさんら韓流ドラマの出演者によるイベントのチケット(定価9800円)を、埼玉県の主婦(70)ら女性2人に1枚2万3千円で販売した疑いがある。 男は7月に別のダフ屋行為で同庁に逮捕され、東京簡裁から罰金20万円の略式命令を受けた。調べに「罰金を払う金を稼ぐためにやった。韓流は人気があるので売れると思った」と話しているという。 また、失業した2月ごろから「知人の暴力団員の手ほどきをうけて韓流中心のダフ屋を始め、今回の逮捕までに約30万円を稼いだ」と供述しているという。
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