「大震動波信士」「吸波禅定門」…。元禄十六(一七〇三)年の年号と共に、風変わりな戒名を刻んだ墓が静岡県伊東市にある。三百十一年前の十一月二十三日(新暦十二月三十一日)未明、伊豆半島東海岸を元禄地震の津波が襲った。相模湾沖を震源地としたこの地震は、警戒される首都直下地震の地震タイプの一つ。地元の人々は「犠牲者の多くは女性や子ども。生き残った者への戒めの意味もあっただろう」と話す。 (斉藤明彦)
「大震動波信士」「吸波禅定門」…。元禄十六(一七〇三)年の年号と共に、風変わりな戒名を刻んだ墓が静岡県伊東市にある。三百十一年前の十一月二十三日(新暦十二月三十一日)未明、伊豆半島東海岸を元禄地震の津波が襲った。相模湾沖を震源地としたこの地震は、警戒される首都直下地震の地震タイプの一つ。地元の人々は「犠牲者の多くは女性や子ども。生き残った者への戒めの意味もあっただろう」と話す。 (斉藤明彦)
津波による震災被害を受けた車両は岩手、宮城、福島の3県で約24万台に上ると推計され、各県や被災市町村は廃車処理に頭を痛めている。 【東日本大震災 図説集】各地の被災状況 岩手県釜石市は市内3カ所の仮置き場に約1050台を運び込んだ。うち約500台を保管する県警運転免許センターは敷地内の運転コースが大破した車両で埋め尽くされた。市災害対策本部は「いずれ持ち主の意向を確かめて廃棄するが、問題は避難した人に連絡がつくかどうか」と処理の難しさを語る。 各県や市町村は今後、2週間の公告期間を経ても所有者が名乗り出ない車は処理していく予定だが、県内や近県の業者の処理能力にも限界がある。岩手県環境保全課は「スムーズに進めたいが、各地でばらつきが出るだろう」と話している。【取違剛】 【関連記事】 <被災車両>補償されない可能性 保険特約未加入「生活に支障」 <被災地の車事情>中古車高騰 走行5
東日本大震災という呼び方を変えてほしい。岩手県陸前高田市で被災した村上仁子さん(63)が、そう訴えている。
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