超党派で組織する神奈川県横須賀市議会の「ヨコスカ海軍カレー議員連盟」(32人)の市議らが、カレーの香りがするユニークな名刺を配り、話題をまいている。 議員連盟の青木哲正幹事長によると、「カレーの街よこすか」と印刷された名刺の右肩に、マイクロカプセルが埋め込んであり、指でこするとカレーの香りがするという。「よこすか海軍カレー」をPRするため、横須賀商工会議所と市幹部の協力も得て、300人分(1人100枚)を福島県内の業者に特注した。 香りが強く、指でこすらなくても、名刺に鼻を近づけるだけでカレーの香りがプーンと漂う。「皆さんが興味を持ってくれて、カレーの宣伝に効果がある」(青木幹事長)という一方で、「着物姿の女性などに渡す時は、香りが移らないように要注意」(市幹部)という声もあり、話題づくりには事欠かないようだ。