アジアでは初の試みなのだそうだが、マレーシア政府は、デング熱対策として、遺伝子を組み換えた蚊(GM蚊)約6000匹をパハン州の非居住地域に放ったそうだ。 マレーシア政府系の医療研究所によると、放った蚊はネッタイシマカで、すべてオス。生まれてくる子どもが生後すぐに死ぬよう遺伝子を組み換えてあるため、デング熱を媒介するネッタイシマカの減少、ひいては絶滅が期待されるという。
自然というものにこだわる人がいます。人間はもともと自然に産む力を持っているので、それを引き出せれば帝王切開は必要ないという考えのようです。その理屈が正しいのかどうか僕には分かりませんし、なるべく自然に産むことにはあえて反対はしません。しかし、自然ということを突き詰めると、産科医や助産師が介在するのは不自然な出産になります。野生動物の出産は誰もお手伝いをしませんが、人間もそっちの線でいくべきでしょうか? 最近では初産婦さんの骨盤位(いわゆる逆子)は、技術を持ったベテランの産科医でも帝王切開を勧める傾向があります。僕は研修医のときの当直で、陣痛がきてしまった初産の逆子ちゃんの飛び込み分娩(ぶんべん)に当たってしまったことがあります。自然分娩させたのですが、幸いにも母子ともにトラブルはありませんでした。しかし、後から先輩にものすごく怒られました。結果が良かったから良いというものではなく、リスクが
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