首都圏が14日、降り積もった大雪で大混乱となった。東京スカイツリーは午後3時半で営業を中止した。 高さ634メートルの東京スカイツリー(東京・墨田区)周辺も大混乱だった。スカイツリーは昨年5月の開業以来、初めての雪化粧となった。正午すぎには、雪が吹雪に変わったため、安全を考慮し、午後2時半にチケットの販売を中止し、その1時間後には強風のため営業を休止した。スカイツリーでは強風時、秒速や風向きなどを勘案して、エレベーターを停止する措置をとるようにしている。 事業主の東武タワースカイツリーによると、この日朝にかけて、タワーの上層部に付着した雪の塊が落ちてくる可能性があるため“厳戒態勢”を敷いたという。周辺には「落雪注意」の看板を持った警備員を配置。通行人に「上を見て歩いてください!!」と大声を張り上げた。通行人らは転倒を恐れゆっくりと歩き、降雪でかすむスカイツリーを見上げた。千葉市の主婦(35