アニメーション映画の巨匠 宮崎駿監督が、代表作「となりのトトロ」の構想を練った場所として知られる埼玉と東京にまたがる雑木林を訪れ、ファンや地元の人たちとともに林の手入れを行いました。 宮崎監督は日頃からこの雑木林周辺の保全活動に取り組んでいて、20日はファンや地元の人などおよそ300人が集まりました。 はじめに宮崎監督が作業について説明したあと、参加した人たちはさっそく鎌などを使って草を刈り取る作業を行いました。そして、宮崎監督も一緒に作業に取り組み汗を流していました。 宮崎監督は「この雑木林に来ることはもう生活の一部になっていて、来ると気持ちがほっとします」と話していました。 東京 日野市から参加した40代の男性は「宮崎監督のファンで毎年来ています。子どもが自然について勉強できる場所は少なくなっているのでいい機会になっています」と話していました。