競泳男子、米代表のマイケル・アンドリュー(2021年6月14日撮影)。(c)Al Bello/Getty Images/AFP 【7月10日 AFP】競泳男子の米代表として東京五輪に出場するマイケル・アンドリュー(Michael Andrew)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを接種するという圧力には屈せず、周囲とは同調しないで大会に臨む意思を示した。 現在22歳のアンドリューは8日、米代表チームが合宿を行っている同国ハワイ州からバーチャル会見に臨み、これまでワクチンを打っていないことと、これからもそのつもりはないことを明かした。ネブラスカ州オマハ(Omaha)で行われた先月の代表選考会でも同様のスタンスを明確にし、大会が近づいても考えを変えたくないとしていた。 50メートル自由形をはじめ、100メートル平泳ぎと200メートル個人メドレーの母国代表として、初めて五輪
出生時の性と自認する性が異なるトランスジェンダーの女性を、学校の女子スポーツから追放する動きが米国で広がる中、米フロリダ州で1日、同様の法律が知事の署名を経て成立した。反対派からは差別的だとして批判が上がっている。 米フロリダ州 デサンティス知事 「フロリダ州では、女子スポーツは女子選手が、男子スポーツは男子選手がやるものになっている。それが現実であるということを確認するつもりだ」 知事はキリスト教系の学校で行われたイベントで法案に署名。知事の周りには10代の女性アスリートが並んでいた。 「この法律は、フロリダの女性アスリートにとって、今後長年にわたり公平性を保証するものだ。女性のための選手チームやスポーツは女性に開かれたものであり、イデオロギーではなく生物学に基づいてスポーツを行おうというものだ」(デサンティス知事) 法案の支持者らは、トランス女性のアスリートは生まれつき男性の体で不当に
大坂選手は大会主催者を通じて「準決勝の第2セットのタイブレークで左太ももの裏を痛めて、一晩で回復しなかった。けがで棄権して申し訳ない」とコメントを出しました。 大坂選手は、この大会で、ウィスコンシン州で黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として一時は、準決勝を棄権すると表明しましたが、これを受けて大会自体が27日の試合をすべて見合わせる事態となり、大坂選手はその後、ボイコットを撤回して、28日の準決勝では人種差別などへの抗議を表す「黒人の命も大切だ」という意味が書かれたTシャツを着て登場していました。 大坂選手は表彰式には姿を見せ、「正しいことのために立ち上がったトーナメントの皆さんを誇りに思う。私たちは大きな一歩を踏み出した」とあいさつしていました。 大会は世界59位でベラルーシのビクトリア・アザレンカ選手が優勝となりました。
(CNN) 米プロフットボールリーグ(NFL)試合前の国歌斉唱に関するトランプ大統領の発言に反発して24日、全米で選手たちが国歌斉唱の際に片ひざをついて起立を拒んだり互いに腕を組んだりして団結の意思を示した。 NFLでは昨年、クォーターバック(QB)のスター選手として知られるコリン・キャパニック選手が社会的・人種的不平等に抗議して国歌斉唱の際の抗議活動を展開。トランプ大統領はそうした選手を攻撃する発言をツイッターで連発していた。 24日の試合では、ボルティモア・レイブンズのテレル・サグス、タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンズといったスター選手を含む多数の選手が、キャパニック選手にならって国歌斉唱の際に片ひざをついた。 ニューイングランド・ペイトリオッツ、ジャクソンビル・ジャガーズ、クリーブランド・ブラウンズ、デンバー・ブロンコス、マイアミ・ドルフィンズといった主要チームでも選手たち
アメリカのプロフットボールで一部の選手が人種差別への抗議として試合前の国歌斉唱で起立を拒んでいることに対して、トランプ大統領が連日、「国への侮辱行為だ」として非難を強めて選手の解雇などを求め、波紋が広がっています。 これについて、トランプ大統領は22日、アラバマ州の集会で「完全な侮辱行為だ」と非難し「選手たちを解雇すべきだ」と主張しました。 さらに、翌日の23日には、ツイッターに「国旗や国歌への侮辱行為を続けるなら解雇だ。ほかの仕事を見つけろ!」と書き込み、24日にも「NFLのファンが観戦に行かなければ変化が起きる」と投稿するなど、連日、非難を強めています。 これに対して、NFLのグッデルコミッショナーは23日、声明で、「大統領の発言は対立を招く」と批判し、トランプ大統領の友人として知られるニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーのクラフト氏も24日、「大変失望している。スポーツはこの
先日、ニューズウィーク日本版に冷泉彰彦氏による「アメリカの部活動は、なぜ「ブラック化」しないのか」という記事が掲載された。 冷泉氏は2つの理由を挙げている。ひとつは学校の部活動と地域での校外活動の役割分担ができていること。ふたつ目はシーズン制であることだ。 米国の学校運動部ではシーズン中は試合が中心。シーズンオフは個人で学校外の民間チームに入ったり、プライベートレッスンを受けたりする。学校の運動部はいっしょに練習をする仲間というよりも、試合をするために集った選手たちとも言えるかもしれない。 また、冷泉氏は米国の運動部は純粋実力主義だと書いている。 米国で子どものスポーツ活動を取材している私も、この記事とほぼ同じように米国の運動部活動を捉えている。 冷泉氏が純粋実力主義としているように、米国の運動部活動は、希望者全員が入部できるわけではない。 集団種目では、シーズン始めにトライアウト(入部テ
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