筒井康隆氏がブログ 「人に見せる最後の日記」2008年6月25日 作家の筒井康隆さん(73)がブログ「偽文士日碌(にちろく)」を24日から始めた。筒井さんは91〜92年の朝日新聞連載小説「朝のガスパール」以来、パソコン通信の掲示板を主宰するなど先駆的にITを使ってきた。今回は新しい試みとして、ブログは横書きが圧倒的な中、縦書きで読む本の体裁でページをデザイン。投稿を受け、やりとりもする。 タイトルの由来は第1回で明かしているが、「日碌」の「碌」は、「碌でもない」の「碌」だそうだ。現在、ASAHIネットで開いている会員向けフォーラム「221情報局」と両方を充実させたいという。 『腹立半分日記』『幾たびもDIARY』など、公開日記文学が筒井さんにはあるが、今回のブログが人に見せる最後の日記になると語る。「老作家の日常と心境を、面白がって読んでもらえればさいわいです。もちろん小生の文章ですから、