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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (5)

  • イノベーションは何より自分自身のリストラである: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 未知の事柄、不馴れな状況に遭遇した時に、それ以上、前に考え進めることができなくなる人がいます。 いわゆる思考停止というやつですが、これには二種類あると感じてます。 ひとつは当に新しい考えが出なくなって考察を前に展開できなくなってしまう人。もうひとつは、僕自身と同年代以上のおっさんに多いのですが、単に前に進めなくなるのではなく、自分が知っている領域に逃げ込もうとするタイプです。 思考停止に周りまで巻き込む人当然ながら厄介なのは、後者です。 前者はどちらかというと考えるやり方を知らない若者に多い。ただ、これはやり方を知らないことが大きな理由なので、やり方を教えてあげることで変わってきます。 それができないのが、後者です。それこそ、若いうちに、考える方法を身につけることをせず、

  • 早く多く間違えよう: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 土曜日のデザイン思考のワークショップで、また1つ気づきがありました。 それは「早く多く間違えると、進展は早い」ということです。 今回のワークショップでも、例によって2チームに分かれて、それぞれおなじ課題をやってもらいました。 大抵の場合、そうなるのですが、どういうわけか、2チームに分けると片方の出来がよく片方がわるいという結果になるんです。なぜだかわからないんですが、大抵はそういう結果になる(これが3チームだとそうならない。なんでだろ?)。 ところが、土曜日のワークショップでは、いままで以上に2チームの差が大きかったんです。それは片方がいままでと比べて著しく出来が悪かったからではなく、片方がこの手のワークショップをやって以来、はじめてというほど、出来がよかったからなんです。

    ite
    ite 2009/08/04
    多くの問題に関して正しい。特に学生はもっと大量に間違うことを奨励されるべきであると思う。
  • 特急列車はなぜ早いか?(その仕事はなぜ遅いか?): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 特急列車はなぜ普通列車より早いのか? 途中停車駅がすくないから。ですよね。 では、なぜ途中停車駅がすくないのか? それは早く進むために、そう決めたから。ですよね。 じゃあ、なぜ君たちの仕事は遅いのか? 各駅停車の仕事仕事が遅々として進まない。それなりに能力がある人が集まっていても、そういうことはよくあります。 それって、まさに各駅停車状態になってるからじゃないでしょうか? すこし進んだと思ったら停車して、計画を見直したり、やり方を調整したり。途中で誰かが「これって何だっけ?」と質問してくるのに答えたら、別の人が「えっ、それってこうだと思ってた」なんてことになって、1から認識あわせをしなおすことになったり。 結局、一直線にゴールに向かってひた走れれば、それほど時間がかかるわけ

    ite
    ite 2009/05/20
    計画を立てるのは嫌いなので、必要な仕事を見極め、不要な仕事をしないことが重要と読んだ。
  • 冬休みの読書におすすめする16冊の本: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今年もあとすこしですね。今年もいろんな楽しいに出会えて幸せです。その中から何冊かをご紹介。冬休みの読書選びの参考にでもしていただければ。おそらくここで紹介するは、他のブログのおすすめとはかぶらないでしょうし。 では、さっそく。 (文中の書籍名にあるリンクはそれぞれブログでの書評へのリンクです) 古代社会の構想力最初に紹介するのは、上田篤さんの『庭と日人』、土橋寛さんの『日語に探る古代信仰―フェティシズムから神道まで』、そして、白川静さんの『漢字―生い立ちとその背景』と『初期万葉論』の4冊。この4冊に共通するのが、古代の祭祀社会におけるマナイズム、言霊や甲骨文、古代歌謡に託した呪的力の考察を通じて、現代の演繹的発想が力をもつ確実性の世界とは異質な、不確実性に彩ら

    ite
    ite 2008/12/22
  • 学習や経験の力をなめてはいけない: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 あいかわらずマーク・S・ブランバーグ『能はどこまで能か―ヒトと動物の行動の起源』を読んでます(もうすぐ読み終わります)。 すでに、 失敗するための時間教えてもらう? それとも、学ぶ?天才のひらめきのベールの向こうにあるもの といったエントリーで紹介してきたこのですが、人間を含めた生物の発達と学習、そして、能や生得的性質、行動とそれぞれの種に特有な環境との複雑で相互作用しあう関係性についてとても興味深い示唆をしてくれます。 特に、人の行動の観察からデザインを考える、という人間中心設計について日々考えている僕にとっては、この行動主義的な生物学の研究にはすごく得るものが大きいのです。 特有の環境における体験が特有の性向を生じさせるこのを読んでいて、何より学ばされるのは

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