以前ノウハウとして、倉庫を活用して1トン(1冊1キロを1,000冊)の同人誌を刷った話を書きました。印刷所の倉庫を活用し、大量の在庫を抱えても日常生活に影響を及ぼさない方法でした。 しかし、そもそもサービスがあったとしても、1,000部を頒布できる確信が無ければ、印刷は行えません。部数決定は勘のようなものがありますし、当時友人や話を聞いた人のほとんどは、1,000部は現実的ではないといった反応を見せました。少なくとも表立って1,000部ぐらいいけるのではといってくれたのは、2人だけです。(どちらも同人経験は久我より長いです) この部数は、希望的観測を交えたものもありますが、直感に頼らず、これまでの活動実績と同人イベントで接した方たちの動きから積み上げて推測した結果です。 3年で頒布する計画が3ヶ月で完売したのはひとえにアキバBlog様に取り上げられた幸運によりますが、少なくとも1,000部
同人ゲーム開発の現在と将来を探る研究会をレポート。いま,同人ゲームの抱えている問題点とは? ライター:徳岡正肇 IGDA日本 同人・インディーゲーム部会 第1回研究会 「同人・インディーゲーム開発の現状と課題」をレポート さる2009年5月2日,東京の文京学院大学,本郷キャンパスにおいてIGDA(International Game Developers Association)日本が主催する研究会,「同人・インディーゲーム開発の現状と課題」が開催された。これはタイトルどおり,現在の日本のインディーゲーム開発に関し,実際にフリー/同人ゲームを作っているクリエイターに講演をしてもらうという企画であり,連休中にも関わらず会場には160名近い参加者が詰めかけた。 ※4Gamerでは自主制作のゲームを通常「インディーズ」と表記しますが,本稿ではIGDAジャパンの講演タイトルに従って,「インディー」
『うみねこのなく頃に』の英語翻訳パッチを作っている有志の人達へ、竜騎士07から返信メールが来たらしい。 それに対する4chanでの反応がおもしろかったので翻訳。 (ちなみにこの翻訳グループ"THE WITCH HUNT"は、違法ダウンロード等を批判しており、「ありがたい事に同人で安価なのだから、このすばらしい作品をサポートしよう!」と呼びかけ、輸入版を購入する方法なども紹介しているという事を書いておきます。) 竜騎士07からのメール内容は、 http://forums.animesuki.com/showpost.php?p=2146474&postcount=905 の"show"ボタンをクリックすれば見られます。 翻訳はhttp://zip.4chan.org/jp/res/1880179.htmlから適当に。すぐ流れるから、もう消えてる可能性もあります。 以下、コメント(↑はそのコメ
こんばんは、1日ぶりの朝森久弥です。 半月前の話なのですが、とても興味深いイベントがありました。 DiGRA JAPAN 竜騎士07や高橋直樹さんという、私が大いに尊敬するクリエーターの方々がいらっしゃったようで、ぜひ一度生でお目にかかりたいと思って東京行きのバス予約しなければとさえ思ったのですが……時間的及び経済的理由により断念。 さらに興味深いのは、このイベントが東大で行われていて、討論者の中に、東大の先生がいる、ということです。つまり、「同人ゲーム」に学術的な目を向けている研究者がいる、ということで。 まぁ、研究をするにはまず「同人ゲーム」の定義を研究者自身がはっきりとさせなければならないわけで、それはこれから始める、ということでしょう。 そんな訳で、このイベントに関連して、「同人ゲームとは何ぞや?」というエントリを書いている方々がいたので、ご紹介。 ちなみに私は、製作したゲームをV
2008.11.25 紙媒体の手ごたえには敵わない:同人誌がDL販売に移行しない理由 カテゴリ:カテゴリ未分類 ネットがこれだけ発達しても、同人誌というものは当分はずっと紙媒体が基本じゃないかなあ・・・という気がします。 ネットやPCの恩恵をもっとも受けたのは、同人業界でもあります。それこそ昔は表紙カラーは水彩か色鉛筆、コピックだったものが現在はCGが標準ですし、本文も写植、トーン処理、デジタル入稿が当たり前。サークル情報や告知、連絡先などもHPアドレスなど・・・ 前回のアンケートでは何らかの形でPCを使っている人が多数派になっている、という調査結果も出ました(コミケカタログより) だとしたら、そのまま一気に同人誌そのものもDL販売へ流れるか?と思ったら、どうやらそうでもないようで。 1、在庫切れや売れ残りの心配がない 2、イベントに限らず365日いつでも販売可能 3、買い手側も行列などの
2008.12.07 同人で利益が出ている人 (1) カテゴリ:カテゴリ未分類 このBlogでは一貫して「同人は儲かる、と安易に考えないでください」と、主張してきましたが、実際、税務調査が入ったり、企業側から訴えられたりされるほど利益が出ているサークルさんも事実あります。 では実際に本当に黒字を出しているサークルさんの台所事情はどうなっているのか?以前にお話しました私の先輩にお聞きしたところを(ちなみにご本人の掲載許可を頂いておりますので。貴重な情報ありがとうございます) 先輩のサークルはゲーム系男性創作。いわゆる18禁で、イベントは夏と冬のコミケにのみ参加。東館の壁際で合体サークルとして2スペース確保し、それこそ外にまで行列が作られる人気サークルでした。毎回、新刊を一種類、時折突発でコピー本を作ることと、売り子仲間の委託販売などもしていました。(私もスペースが取れない時にはお世話になりま
普段なにげなく前を素通り(もしくは大手サークルめがけて猛ダッシュで通過!) している同人イベントの島中サークルのスペース…… 一体どれくらいのお金をかけて構成されているのか、考えたことはあるかな?! おねいちゃんといっしょに、詳しく見てみよう!! 意外とお金がかかっているのがわかるとおもう。 出費ではないけど、上のリストに加えておつりの用意も必要になるよ! (ところで最近セブンイレブンに24時間両替機ができたけど、 コミケの前は多分取引過多で機械停止になると思うよ!事前に用意しておこう!) 今回は100部規サークルの例を紹介したけど、 部数があがれば入ったり出てったりするお金がまたかわってくるよ! 遠方の場合交通費やしゅくはく費もばかにならないからきをつけてね! 印刷屋さんによっても印刷費はかなりちがうよ! ついでにいっておくと、一冊あたりの単価を下げるために無茶部数する人が結構いるけど
http://www.digrajapan.org/modules/eguide/event.php?eid=29 ゲーム学会のイベントに同人のトップレベルが降臨ということで、いろいろネタあるかなと行ってきた。 なにを勘違いしたのか、講談社とスクエニが花を贈ってくるあたり先生なんだなーとびっくり。この手のセミナーでは初じゃないかな。 内容は司会が質問して竜騎士07さん&BTさんが答える形式。Nスクの高橋直樹さんも答える側かと思いきや、質問するほうで本人も勘違いするトラブルがちょいうけた。 すごく固い文章になってるけど、編集してるタメです。 F:同人と商業の違いは?A:作りたいのをつくるのが同人。売れるのをつくるのが商業。 F:ブレイクした要因は?A:ネットで体験版を配布してから一気にユーザーが増えた。 それまでは音沙汰ナシ。 F:その他の同人について一言A:メジャーどこだけ盛り上がってる
同人, ゲーム | 日本デジタルゲーム学会 同人ゲームの潮流1 「同人ゲームの過去、現在、未来」(2008年9月公開講座)講師:井上明人(国際大学GLOCOM 研究員/助教)七邊信重(東京大学大学院情報学環 特任助教)http://www.igda.jp/modules/news/article.php?storyid=1471 今でこそ、東大は大学院情報学環でコンテンツ文化なんて開講しているが、1996年に岡田斗司夫氏が「オタク文化論ゼミ」を開講した時は衝撃をもって迎えられた。東大でオタク、オタクを文化なんて呼ぶこと自体が物笑いの種であった。現在の状況がすべて岡田氏の功績という訳ではないが、それでも最初の扉を開いたという認識は持っておきたい。(なお、当時の講義は「東大オタク学講座」に収録されている。現在でもオタク初学者向けには十分すぎる内容なので、/現在の岡田氏とは切り離して/読んでみる
DiGRA Japanが見る,研究対象としての「同人ゲーム」〜「QoH」「月姫」以降のヒット作とニコ動,海外作品を通じて,ゲームコミュニティの有り様を考える 編集部:佐々山薫郁 会場となった東京大学本郷キャンパスには,若手を中心に,ゲーム開発者が多く集まった 日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan,以下アルファベット表記)は,毎月末の金曜日に開催している月例の公開講座として,「同人ゲーム」を取り上げるシリーズ「同人ゲームの潮流」をスタートさせた。 第1回のタイトルは「同人ゲームの潮流(1)『同人ゲームの過去、現在、未来』」。初回ということで,その歴史を振り返る部分に重点が置かれ,さながら「過去から現在までの話題作を紹介する場」になってしまった部分は否めないが,そのなかから,要点をまとめてみることにしたい。 冒頭で挨拶に立った,モバイル&ゲームスタジオ代表取締役会長,DiGRA Ja
「小女子焼き殺す」 2ちゃんねるに書いた無職、「小女子(こうなご)は魚のこと」と主張するも…懲役1年6月求刑
まず、前置きとして、今日の文章はあくまで私が思うことです。一応多くの人にあてはまりそうなことを書くつもりですが、この件で考えていること、思っていることは、人によって正反対のこともありますから、あくまでこう思っている人もいる、ということで受け取っていただければ幸いです。 このようなエントリーがありました。 d.hatena.ne.jp 同人作家さんに感想を送っていいのか、というもの。いきなり結論から言うと、むしろ出すべきだと思います。だって、創作者となったのは、その作品を表現したいという他に、それを読んでの感想が知りたいというのは不自然でも何でもないことですから。そしてこれは商業作品でも同じだと思います。少なくとも、純粋に感想を送って迷惑になることはないと思います。まあ同人の場合、家庭の事情(同人隠し)がある場合も存在するので、感想送付用住所が書いてない場合は、メールなどにしたほうが無難かも
本日(19日)、コミケの参加申し込み用紙を郵送しました。コミケはちょくちょく行っていたんですが、自分のサークルで参加を申し込むのは1981年以来ですから、恐ろしいことに27年ぶりということになります! 昨年・一昨年と桑沢ゼミで作った同人誌で参加していますが、桑沢は俺のサークルというわけでもないし、申し込みしたのは学生で、手続きのことは俺は何もやってませんでした。今年俺は桑沢のゼミを降ろさせてもらったので、今回の同人誌は単独でサークル作って参加ということになります。描いていただく人選も多摩美の女子大生を中心に一応決まっているんですが、もう少し内容が固まるまで内緒にしてください。 ひとつだけ書いておくと、以前「たけくまメモ」で紹介した文乃綺(ふみの・あや)さんの「城」も載ります。ただし彼女としてはいくつか描き直したい箇所があるそうなので、今度のは最新完全版になります。それからもちろん新作も描い
osakana.factory(おさかなファクトリー)は、未識 魚(みしき さかな)による個人プロジェクトです。萌え系 CGや、PhotoShop・画像処理などの技術情報、お絵描き講座、フリーソフトウェアなどの公開、情報社会学系のデムパ発信等を行っています。 作者: 未識(みしき) 魚(さかな) mishikiMishiki Sakana小中高の学校の勉強や仕事の進め方というのを真剣に考え直す時代ってことよ。汎用AIでこの得点が出るんだから、試験問題特化で作れば終わりですがな。偏差値65~70くらいはないとこのレベル越えないけど、それって単に大学教員と同じ思考回路… https://twitter.com/i/web/status/1668679852747264001(2023/06/14 03:00:54) UFOってのが英語圏のミームであることがよく分かる。恐らくはアメリカや欧州での
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