【読売新聞】 交番勤務中にゲーム機で遊んでいたとして、奈良県警が天理署地域課の40歳代の男性巡査部長を本部長注意の処分にしていたことが、わかった。処分は5日付。 県警監察課によると、巡査部長は天理市内の山の辺交番に勤務。昨年11月~
[動画はこちら]荒川で炎上する屋形船(27日午後5時30分ごろ)=読者提供荒川で炎上する屋形船(27日午後5時30分ごろ)=読者提供 27日午後5時10分頃、東京都足立区千住曙町の荒川に停泊中の屋形船から出火、同船を全焼した。船内にいた従業員の男女4人は自力で避難したが、男性1人が足に軽傷を負った。客は乗っていなかった。警視庁千住署は、船内で天ぷらを調理中、油に引火したとみて、出火原因を調べている。 千住署幹部によると、屋形船に乗っていた従業員は「芋の天ぷらを調理中に火を消し忘れ、休憩に入ってしまった」と説明しているという。避難する際、近くに停泊した船に燃え移らないよう係留用ロープを取り外したため、屋形船は葛飾区の対岸に流れ着いた。 屋形船の運営会社(足立区)によると、燃えたのは約80人乗りの屋形船。この日は花見客ら二十数人を乗せて出航予定で、出火当時は調理などの準備をしていたという。 現
【北京=比嘉清太、ワシントン=大木聖馬】カナダ当局が昨年12月に米国の要請で拘束した中国通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の孟晩舟(モンワンジョウ)・最高財務責任者(CFO)の身柄の扱いをめぐり、米国と中国の綱引きが激しさを増している。板挟みのカナダは打開策を見いだせていない。 米国が孟氏の身柄を引き受けるには、カナダの法律により、拘束から60日以内に身柄引き渡し要請の手続きをとる必要があり、今月30日がその期限にあたる。米司法省の報道官は22日、「米国とカナダの犯罪人引き渡し条約によって設定された期限を守る」との声明を発表し、30日までに正式要請する考えを明確にした。 中国側は、孟氏の身柄が米国に渡るのを阻止しようとけん制を強めている。 中国外務省の華春瑩(フアチュンイン)副報道局長は23日の定例記者会見で、米政府による孟氏の身柄引き渡し要請に関連して「(米国側には)いかなる正当な
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線安芸駅―球場前駅間の新駅「あき総合病院前駅(仮称)」について、同線の沿線自治体などで構成する「ごめん・なはり線活性化協議会」の総会が5日、安芸市内で開かれ、設置を正式に決めた。整備費用は約1億5000万円が見込まれ、国、県、沿線市町村がそれぞれ3分の1ずつ負担。2021年3月に見込まれるJRのダイヤ改正にあわせて開業を目指す。 総会には、市町村長や議長、県関係者らが出席。県の担当者らが、地域公共交通網の形成計画を協議する「県東部広域地域公共交通協議会」と「活性化協議会」で新駅設置が協議されてきた経緯を説明。新駅による経済効果については、開業年度に1850万円の増収が見込まれることや、費用対効果も非常に高いことなどを報告した。 整備費用のうち、市町村分は構成団体が拠出する鉄道経営助成基金から支出することを確認。採決の結果、新駅設置が承認された。 新駅は、同病院
新幹線の風圧を体感する研修を受けるJR西日本の社員ら(2016年2月、福岡県で。JR西日本労働組合提供) JR西日本は24日、山陽新幹線のトンネル内で社員を座らせ、最高時速300キロで走行する新幹線の風圧を体感させる研修を見直すことを明らかにした。一部の労働組合が「危険過ぎる」などと中止を申し入れていた研修で、11月からトンネル外の線路沿いの柵ごしに見る方式に変更するという。 JR西によると、研修は2016年2月から車両検査を行う社員が対象。トンネル内の上下線の間にある作業用通路(幅・深さ約1メートル)に数人がうずくまり、そばを通過する新幹線の風圧や音、振動を体感する。9月末までに計28回実施し、約230人が参加した。 研修のきっかけは、15年8月に福岡県内のトンネル内を走行中の新幹線から、金属製カバーが落下し、乗客1人が負傷した事故。カバーを固定するボルトの緩みなどが原因とみられ、JR西
同性カップルを夫婦と同じような関係として公的に認める「パートナーシップ制度」について、富山市の森雅志市長は2日の定例記者会見で「社会的要請があるとはまったく感じていない」と述べ、導入を検討する考えがないことを明らかにした。 同性愛者など性的少数者(LGBT)のカップルを認定するパートナーシップ制度は、東京都渋谷区が2015年に全国で初めて導入した。その後、札幌市、福岡市、大阪市などで導入され、さいたま市や長崎市などで検討されている。 森市長は、現状では導入した自治体が少数にとどまるとし、「社会的要請がそれほどないと考えるのが普通の見方。皮膚感覚としても、まったく感じていない」と導入に否定的な見解を示した。
捜査関係者によると、男は先月、校舎内で、担任する3年生のクラスの女子児童にわいせつな行為をした疑い。県警は、容疑に対する男の認否を明らかにしていない。 男は朝礼が終わった後、授業が始まるまでの間に、女子児童を人目につかない場所に連れ出したとみられる。保護者の相談を受け、県警が捜査していた。 強制性交罪は被害者が13歳未満の場合、脅迫や暴行を用いていなくても罪が成立する。
担当する生活保護受給者の女性6人に性的な発言を繰り返したり、メールでデートに誘ったりしていたとして、東京都江戸川区は20日、福祉事務所の男性職員(55)(主任)を同日付で停職3か月の懲戒処分にした。 発表によると、男性職員は今年5月までの約2年間、ケースワーカーとして区内の生活保護受給者の生活相談などを担当。被害女性6人のうち、5人に対して自宅を訪問した際などに「胸が大きいですね」「事務所にはノーブラで来てください」といった性的な発言を繰り返した。また、3人に対して私的にメールや電話をしていたほか、2人を食事に誘うなどした。同5月、被害女性の1人が別のケースワーカーに「言葉による性的な嫌がらせを受けていた」と訴えて発覚した。 男性職員は、区の調査に「(性的な発言は)親しくなるためのジョークだった」「(食事に誘った一部の女性には)特別な感情があった」などと話しているという。区の岡村昭雄・福祉
IT関連のセミナー講師をしていた男性が殺害された事件で、熊本県天草市に住む松本英光容疑者の父(68)は26日朝、読売新聞の取材に応じ、「聞き分けのいい息子だったのに……。なぜこんなことを起こしてしまったのか」と顔をこわばらせた。 父親によると、松本容疑者は高校時代まで、同市内の実家で生活。学生時代の成績は学年の上位で、中学はソフトテニス、高校では剣道の部活動に熱心に取り組んでいた。読書も好きで、海外の小説も読んでいたという。 九州大文学部に入学し、イスラム文明について学んだ。卒業後は福岡県内のラーメン店でアルバイトをし、その後は正社員として約3年前まで働いていた。「職場が気に入った」と話していたという。父親は「息子がインターネットに書き込みをしていたのは知らなかった。人を殺すなんて……」と絶句した。 大学で同級生だった男性は「地味で目立たず、真面目でおとなしい人だった。こんな事件を起こすな
2019年4月30日の天皇陛下の退位に伴い、政府は皇太子さまが即位され、改元が行われる19年5月1日を臨時の祝日か休日とする方向だ。 祝日にした場合は、祝日法に基づいて前後の平日も休日にできるため、4月27日から5月6日までの10連休となる。 祝日と休日は法制度上異なっており、祝日は祝日法で「前日及び翌日が祝日である日は休日とする」と定められている。休日は個別の法律で定めるもので、当日しか休みにならない。現在の天皇陛下の「即位の礼」が行われた1990年11月12日は臨時の休日となった。 政府は、2019年の即位日(5月1日)が休みになれば、新天皇の即位を国民あげて祝えるだけでなく、改元による国民生活への影響を抑えられるとみている。官民の業務量が少ない休みに改元すれば、元号を使ったコンピューターシステムの変更などによる混乱も避けられる見通しだ。
北九州高専に拠点を置くベンチャー企業「ネクストテクノロジー」(北九州市小倉南区)が、人の足などの臭いの強さを嗅ぎ分ける犬型ロボットを開発した。 来春の販売開始を目指す。 体長15センチのぬいぐるみ型で名前は「はなちゃん」。鼻にセンサーを付けており、臭いが弱ければ「すり寄る」、中程度なら「ほえる」、強ければ「倒れて気絶する」と3段階の反応を見せる。2日間履いた靴下の臭いを気絶する基準に設定した。今後、消臭剤を噴霧する機能を追加する予定で、販売価格は1体十数万円を見込んでいる。 同社社長を務める滝本隆准教授(36)らが7日、北九州市役所で北橋健治市長にはなちゃんを披露。市長の足の臭いを嗅がせるとすり寄った。市長は「ロボットを市民生活に溶け込ませる素晴らしい発想」と話していた。
大阪府和泉市池上町の府立弥生文化博物館で開催中の特別展「沖縄の旧石器人と南島文化」(読売新聞社共催)で、研究者もその意味をつかみかねている絵や記号が刻まれた「線刻石板」が「古代人が残した暗号みたい」と入館者の話題を呼んでいる。 沖縄では縄文時代よりもはるか昔の旧石器時代の約2万7000年前の人骨が見つかっており、今回はこうした沖縄での人類学上の貴重な発見成果に関する資料が多数展示されている。 話題の石板は縦36センチ、横26センチ、厚さ4センチ。左側に建物の形にも見える絵があり、「人」という文字に似た模様は特に彫りが深い。山や渦巻きに見える模様や、「正」「七」「二」「十」といった漢字に似た模様も刻まれている。 1959年に沖縄県北谷町の旧家の敷地内から採取されたが、いつの時代のものかは判然としない。ただ、最近になっていたずら書きされたようなものではないという。 弥生文化博物館は「非常に多く
防衛省は人工衛星の運用を妨げる宇宙ゴミ(スペースデブリ)や対衛星兵器などを常時監視する「宇宙部隊」を航空自衛隊に創設する方針を固めた。 新たに監視レーダーを設置し、2023年度からの監視活動の開始を目指す。人材育成のための関連経費を18年度予算の概算要求に盛り込む。 宇宙部隊は宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))とも情報共有し、主にアジア地域に関係する宇宙空間を監視する。また、米軍と連携することで全世界的な監視網を整備する。18年度中に監視レーダーの設置場所を決める予定だ。また、同省は中国などがレーダーで捕捉しにくいステルス性能を持つ最新鋭戦闘機の開発を進めていることを受け、ステルス機を早期に探知する新たな警戒管制レーダーの開発に着手する。概算要求に関連経費約196億円を計上する方針で、24年度から運用を始めたい考えだ。
警視庁高井戸署員が2015年12月、万引き事件の捜査で、当時中学生の少年2人に対し、「認めないと逮捕するぞ」などの暴言を吐いていたことがわかった。 同庁は、署員2人を注意処分とし、少年の両親に謝罪した。 少年から申し立てを受けた東京弁護士会は10日、人権侵害があったとして、高井戸署に警告した。 同庁幹部によると、15年12月、スーパーで起きた万引きで、同署の警部補と巡査部長が、同級生に万引きを強要した疑いがあるとして、中学生の少年2人を任意で取り調べた。 少年らは事件への関与を否定したが、警部補らは黙秘権を告知せず、「高校に行けなくしてやる」「鑑別でも少年院でもぶちこむしかない」などと強い口調で迫ったという。少年の1人が取り調べをICレコーダーで録音していた。最終的に、少年らの万引きへの関与は認められなかったという。
大阪府が公立中学1、2年生を対象に12日に実施した統一学力テスト「チャレンジテスト」について、府南部の中学校1校で、2年生の半数以上が欠席したことがわかった。 高校入試の内申点に影響するテストで、教員の説明が、「欠席できる」と誤解された可能性があるとして、地元の教育委員会が経緯を調べている。 地元教委などによると、2年生157人中、88人が体調不良や「家の都合」を理由に欠席した。先月中旬、2年生のクラスで、担任教諭がテストの趣旨を説明した際、結果次第で内申点が下がる可能性があることなどを伝えた上で、「体調不良なら休んでもいい」と話した。その後、「休んでもいいらしい」とのうわさが、学年全体に広がったという。 テストは、昨年度から府が独自に導入。学校が普段の学習態度などを基につけた内申点と、テストの成績がかけ離れている場合、内申点が修正される。欠席者には同じ問題で追試があるが、内申点には影響し
「結婚したくない」と考える20歳代の男性は昨年度2割を超え、2008年度の2倍近くに増えたことが1日、独立行政法人・国立青少年教育振興機構(東京)の調査でわかった。 女性は「早く結婚したい」と「結婚したくない」の割合がいずれも増加し、二極化が進んだ。「子供は欲しくない」という男女も倍増しており、同機構は「若者の収入の低さ」などが要因とみている。 調査は15年末、20~30歳代の男女計4000人を対象に実施。結婚観や子育て観を尋ね、09年2月の調査結果と比較した。 20歳代の男性は「早く結婚したい」が5・3ポイント減の12・1%。「結婚したくない」は9・7ポイント増の21・6%で、結婚に消極的な傾向が強まった。女性は「早く結婚したい」が25・5%、「結婚したくない」が12・9%で、いずれも増加した。
長野県諏訪市は21日、同市上諏訪の立石公園にある大型滑り台で20日、男性観光客(20)が 大腿 ( だいたい ) 骨を骨折する事故があったと発表した。 市は当面、滑り台の使用を禁止とした。 同公園は、新海誠監督(小海町出身)のアニメ映画「君の名は。」に登場する湖を見下ろす場のモデルとされ、訪れるファンも多い。男性も、関東地方から友人と2人で訪れていた。 発表によると、滑り台は長さ52メートル、高低差15メートル。事故が起きた20日正午過ぎ、諏訪市内では台風16号に伴い雨が降っており、男性はぬれた滑り台で勢いがつき過ぎて、滑り台のカーブ部分を覆うアーチ型の転落防止柵にぶつかったという。同じ滑り台では、昨年8月にも当時4歳の女児が同様に脚を骨折する事故が起きていた。再発防止に向け、市は警告看板を増やすなどの対策を行うとしている。
高鳥修一内閣府副大臣が、今月4日にニュージーランドで行われた環太平洋経済連携協定(TPP)の署名式への出席後、同日付の自身のブログで「ブルーチーズは 美味 ( おい ) しかったです!」などと書き込んだ。 高鳥氏は8日の衆院予算委員会で「誤解を招いた」と陳謝した。 高鳥氏はブログで「私一人に空港まで6台の白バイとパトカー、上空からヘリコプターが警護に付く厚遇でした」と、現地当局の警護体制についても写真付きで紹介した。 8日の予算委では、民主党の福島伸享氏が、ニュージーランドが乳製品の関税撤廃を強く要求していたことを指摘し、「(国内の)酪農家の多くが(影響を)心配している中で、おいしかったとつぶやいている場合ではない」と批判した。高鳥氏は「ブルーチーズは好きではないが、夕食会で食べたらおいしかったから」と釈明した。
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