社会と科学と方法論に関するk-takahashiのブックマーク (9)

  • 追悼・スーパー天文学者、海部宣男さん(元国立天文台長)(山根 一眞)

    子どもたちに夢と希望を与えるアルマ望遠鏡 「子供から、『お父さん、僕はブラックホールが見たい』と言われたので、『お父さんがきっと見せてあげるからね』と話したんです」 2012年3月5日、チリ、アンデス山脈の標高2900mにあるアルマ望遠鏡の山麓施設。 パラボラアンテナ66台が並ぶ電波望遠鏡(干渉計)アルマは、標高5000mのチャナントール高原に日米欧の国際協力プロジェクトとして建設されたが、その現場である山頂施設は酸素濃度が低いため長時間の滞在はできない。そこで、アンテナの遠隔操作などを光ファイバーを介して行う拠点がこの山麓施設だ。 この時が、私のアルマ現地の最初の取材だった。 その山麓施設で数人の日人天文学者と声を交わしたが、その1人、若い天文学者がこんな父と子の対話を話してくれたことがずっと忘れられなかった。そこで私は、「アルマは子供たちに夢を、感動を与える」ということを忘れないよう

    追悼・スーパー天文学者、海部宣男さん(元国立天文台長)(山根 一眞)
    k-takahashi
    k-takahashi 2019/05/07
    『こういうビッグプロジェクトは、専門家を集め議論し、評価をするシステムが必要なんです。海部さんは、そのシステム作りに情熱を傾けていた』
  • クラウドファンディングによる研究費獲得を成功させる方法 - クマムシ博士のむしブロ

    前回の記事で紹介した研究活動支援型クラウドファンディングサイト「academist」の第一弾プロジェクト「深海生物テヅルモヅルの分類学的研究」が、残り日数40日以上を残してめでたく目標金額に達成した。自分には関係のないことなのだが素直に嬉しいし、ほっとした。研究プロジェクトの内容自体が面白かったことももちろんだが、academistがオープンしたばかりだったためにネットメディアに取上げられたことも、成功の大きな要因だろう。いずれにしても、この成功は研究活動支援型クラウドファンディングシステム確立のための大きな一歩となったのは、間違いない。 ただし、今後はいかにネット上で影響力をもつインフルエンサーに取上げてもらうように研究プロジェクトをアピールするかが、クラウドファンディングによる研究資金集めの重要なポイントになるはずだ。そして、より確実に成功させるには、研究プロジェクトを提案する研究者自

    クラウドファンディングによる研究費獲得を成功させる方法 - クマムシ博士のむしブロ
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/04/24
    『研究活動支援型クラウドファンディングサイト「academist」の第一弾プロジェクト「深海生物テヅルモヅルの分類学的研究」』 『研究者自身による普段のアウトリーチ活動は重要性を増してくる』
  • 大学の体育の授業で学んだ、人の自発的な育て方 | タイム・コンサルタントの日誌から

    生まれつき、運動音痴である。小学校の時から、体育や運動会でいい成績を出したことがない。バランス感覚とか、瞬間的な判断とか、筋力とか、手脚のスムーズなコントロールとか、そういったことがからきしダメである。父母はどちらも長身で運動神経が良く、スポーツ万能だったのだが、あいにく、似てほしい美点は受け継がなかったらしい。おまけに生来、小柄である。かつ、体もひどく硬い。まったく良いとこなしである。 運動能力の低さをカバーし、体力を向上すべく、中学・高校とも運動部に入ったが、結果として青春の記憶を屈辱で上塗りしただけだった。自分が多少なりとも好きだと言えるスポーツ、他人に劣等感を感じずにいられる種目はスキーただ一つだった。スキーは自力ではなく重力によって駆動する点が、まだしも幸いだったらしい。しかしスキーなんて冬しかできないし、おまけに遠いスキー場までわざわざ出かけていかなければできない。だからクラス

    大学の体育の授業で学んだ、人の自発的な育て方 | タイム・コンサルタントの日誌から
    k-takahashi
    k-takahashi 2013/08/05
    『もし君らが、8回未満しかその運動ができなかったら、それは負荷が重すぎるのだ。そのときは、1kg軽いウェイトを使え』 『先生の役割は、プログラムをつくり、記録・データを分析し、異常がないかを見守っただけ』
  • なぜ東京は安全と判断したか 英首席科学顧問に聞く - 日本経済新聞

    国家の非常事態に科学的な助言を政府に提示する組織が英国にある。緊急時科学助言グループ(SAGE)と呼ばれる。東京電力福島第1原子力発電所の事故が起きたときも、キャメロン首相に対し「東京にいる英国人を避難させる必要はない」との判断を示し、日国外への避難を勧告した他の欧州諸国と一線を画した。同グループの議長である英国政府首席科学顧問のサー・ジョン・ベディントン教授に助言グループの構成や福島原発事故

    なぜ東京は安全と判断したか 英首席科学顧問に聞く - 日本経済新聞
    k-takahashi
    k-takahashi 2011/06/07
    『国家の非常事態に科学的な助言を政府に提示する組織』 『2年前の新型インフルエンザ流行時には対応策を求められ、作業を終えるのに5カ月』 『間違えたら、間違いだったと首相に言う。完璧な人はいない』
  • 東浩紀 Hiroki Azuma on Twitter: "科学的な知の限界についていかに哲学者が考察を重ねてきたか、なんてだれも興味ないからな。"

    科学的な知の限界についていかに哲学者が考察を重ねてきたか、なんてだれも興味ないからな。

    東浩紀 Hiroki Azuma on Twitter: "科学的な知の限界についていかに哲学者が考察を重ねてきたか、なんてだれも興味ないからな。"
    k-takahashi
    k-takahashi 2011/04/14
    『科学的な知の限界についていかに哲学者が考察を重ねてきたか、なんてだれも興味ないからな』 科学哲学に関心のある人はたくさんいると思う。
  • 有料でなければ伝わらないことがある:日経ビジネスオンライン

    水俣病が発見されて50年以上の年月が流れていますが、地元紙の熊日日新聞には「水俣病」を報じる記事が今でもあります。いまだ多くのことが解決していない以上当然のことでもあり、半世紀を経てもなお「声を上げなければならない」被害者、沿岸住民の現実からすれば「とんでもないこと」が続いています。 この半世紀以上の間に1度も法的な漁獲禁止や廃水停止処置をしてこなかったこと、不知火海沿岸住民の格的な健康調査を実施していないことなど、「命を守る」こととはほど遠いことが山のようにあります。 今回は、水俣病を伝える活動について、紹介します。 小学生から大学研究者まで多くが訪れる 水銀ヘドロが埋められている「エコパーク(水俣湾埋立地)」横の丘の上に、水俣市立水俣病資料館が建っています。年間4万人以上の子供や大人たちが見学にやって来ます。隣接して熊県環境センター、国立水俣病情報センターや、数年前まで水俣病の犠

    有料でなければ伝わらないことがある:日経ビジネスオンライン
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/08/06
     きちんと伝えるにはそれなりにコストがかかる。ならばお金を取って質を追求するのもあり、という話。 ただ、一歩間違うとという懸念はあるし、内容の妥当性の問題もある。
  • J. Nakanisi Home Page 中西準子: あまりにも内向きな博士課程定員削減議論

    ムダをなくす? ムダをなくす代表選手のような形で、八ッ場ダムの中止が民主党のマニフェストに登場した。ただ、この問題をムダかムダでないかだけで議論するのは無理だと思う。ここまで費用をかけてきた、だから、前に進むべきか、止めるべきかを通常の費用だけで考えることに無理があると思うのである。 もし、1000人収容の会館を造り始めたとして、途中まできて、300人で十分、1000人はムダだとなったとしよう。その場合には、1000人の会館を300人で使うとした場合、300人の会合を必要に応じて、民間の会議場を借りて行うとした場合との比較をする。 前者の方が経済的となれば、後はできるだけ経常経費を少なくするようにして使うことになるし、後者の方が経済的となれば、1000人の会館の建設を中止することになろう。 しかし、ダムの場合には、特殊な問題がある。ダムがあることが、どう見ても環境破壊であるにも拘わ

    k-takahashi
    k-takahashi 2009/07/28
    『個人個人の名前が分かる個人の政治献金は、結局政治家を潰すと思う。企業献金が悪いというだけの問題ではない』『企業は悪いが、個人は善良という前提で話しが進んでいるとすれば、やはりきれい事にすぎない』
  • 2009-05-16

    5/15付け読売新聞より、 感染症医療機関の16%で担当医1人、夜間対応できぬ恐れ 新型インフルエンザの診療拠点である全国の感染症指定医療機関の16%で診療に当たる医師が1人で、夜間などに十分な診療体制が組めず、患者の受け入れができない病院も6施設あることが、読売新聞の調査でわかった。 調査は今月、全国の感染症病床がある指定医療機関325施設に行い、279施設から回答を得た(回収率86%)。 新型インフルエンザ患者の「治療を担当する医師数」を尋ねると、238施設が回答。このうち106施設(45%)は5人以上の体制を取っていたが、39施設(16%)は1人だった。医師1人では、夜間や休日での診療に対応できない可能性がある。 1人体制の医療機関からは、「内科の常勤医がいないため、重症患者を診る自信がない」「医師不足のため、県から派遣される医師で対応する」などの意見が寄せられ、医師不足の影響が出て

    2009-05-16
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/05/19
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  • 『中西準子教授「食の安全を考える―安全の費用と便益」』

    「評価できない」を「安全とは言えない」という意味で言っているとすれば、「安全ではない」と言うべきだ。しかし、安全ではないという判断にもまた、大きな不確実性があり、従来の意味での「科学的」とは言えないということに気付いてほしい。「安全ではない」という発言は科学的であり、「安全である」という発言は非科学的と考えているような節が見えるが、それは違う。 科学者は「評価できない」と言ってこの判断から抜けるとしても、誰かがこの重要な意思決定のルールを作らねばならない。このことが重要ならば、科学者がこういう問題に答えるための科学を作るべきではなかろうか。科学者に求められているのが従来の「科学的」という枠を超えたものになっているのである。できるだけ事実で裏打ちされたものでなければならないが、それだけで構築されるのではなく、多くの推定を含み、不確実性の高い領域に踏み込まざるを得ない。その結論は思想や好みに影

    『中西準子教授「食の安全を考える―安全の費用と便益」』
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/04/28
     中西先生の講演のレポート。リスクの考え方についての紹介記事
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