【翻訳】ル=グィンさんから日本の読者にあてたメッセージ To my Readers in Japan http://j.mp/e1KTuX --------- ル=グィンさんのメッセージを、翻訳者の谷垣さんが訳してくださいました。許可を得て掲載します。 谷垣さんは、ル=グィンさんがこのメッセージを伝えたい人、このメッセージによって力を得られるかもしれない人に伝わることを願っています。 --------- わたしの翻訳者で友人のアケミ・タニガキ(東京在住)に短いメールを送った。返ってきたメールはこういう書き出しだった。 「心配してくださってありがとう。 わたしは大丈夫で、家族もみな、大丈夫です。 だけど、とても悲しくて、無力感と心配でいっぱいです」 そして、そのメールには、日本のあなたの読者にあてた簡単で短いメッセージを公式サイトに載せてもらえないか、と書いてあった――「非常につらい目にあっ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20090610-00000023-spnavi-fight.html 「戦極」で“将来の対戦相手”とうわさされている石井慧と藤田和之については「やるなら早い方がいい」と黄金カードの早期実現に向けて前向きとも取れる姿勢を見せた。 石井と藤田、どちらと対戦することになるとしても、実現が待たれる期待のカードであるが、吉田はこれを温存したり先延ばしにしたりする考えはない模様。少しでも体の動く早い時期に熱い戦いを見せ、総合格闘技を盛り上げたい考えのようだ。 正直、吉田秀彦vs石井慧こそがそれこそ大晦日や正月用のキラーコンテンツなんだろうけど、吉田秀彦vs藤田和之のほうが興味あります。 ともに世界の最高トップレベルには到達し得ない選手だったろうけど、日本の団体で興行の柱であり続けた。 けが
コンピューターが人間を超える日、「シンギュラリティー」は起こるのか ~米シリコンバレーで会議開催、インテルやIBMなどが研究内容を紹介 米シリコンバレーで10月25日(土)、「Singularity Summit(シンギュラリティー・サミット)」と呼ばれる会議が開かれ、コンピューターやロボットの専門家など約500人が参加した。「シンギュラリティー」とはコンピューターの知能が人間を超える現象、またはその瞬間を意味する言葉で、米国でシンギュラリティーを信じる人々の間では、この現象が早ければ今後5年で、遅くとも40年以内には実現すると考えられている。今年で3回目を迎える今回の会議では、インテルとIBMの大手ハイテク企業2社や、マサチューセッツ工科大学(MIT)のシンシア・ブレジール准教授などが研究内容を紹介した。 「Good morning Singularitans!(シンギュラリティーを信じ
この11月3日と4日に日本の天文学者、生物学者など約50人が集まって、「宇宙人が発信している可能性のある電波を確認できたとき、どこに連絡するべきなのか」について議論するというニュースが入ってきた。 まあ確かに、SF映画なんかだと、宇宙人が地球にやってきた途端に、なぜかアメリカの大統領が地球人代表で交渉役に立ったり、有無を言わさず戦争状態になったりしてて、実際に宇宙人が見つかったとき、どういう手続きで社会がそれに対応するのか、実は一般にはあんまり知られてなかったりする。 「実際に宇宙人が見つかったとき」と言われて、頭ごなしにバカにする人や、いきなりUFOだコンタクティだなんて『X-ファイル』みたいな話を連想する人も多いかもしれないけど、宇宙人(もっと正確に言うと地球外知的生命体)による文明が存在する証拠として、宇宙空間を飛び交う電波の中から、人為的なものと思われるもの(要はノイズじゃなくて何
【時間がないのでとりあえずアップするけど、後で結構描き直す】 ようやく四話を見て面白くなってきた「HEROES/ヒーローズ」。けれども「HEROES/ヒーローズ」って非常にアメリカ的な物語であるので、なかなか日本で売っていくのは難しいだろうなぁと思う。「HEROES/ヒーローズ」は、「911以後のアメリカを再統合するドラマ」という部分が強い。だから日本人の感覚からすると分からない部分が多すぎるのがネックになりそうな気がする。 現在の日本でのプロモとしては、ヒロ・マシオカが登場していることで、「アメリカで大活躍の日本俳優」的な捉え方をされている。だから日本向けみたいな感じでも見られているけれども、それだけに注視しているとHeroesの持っている構造はとても見えにくいのかもしれない。 「HEROES/ヒーローズ」にはアメリカ人の心情を読み解く解説書が必要だと思う。 最初に感じたのは不死身のチア
第65回世界SF大会/第46回日本SF大会「Nippon2007」パネルディスカッション企画 「サイエンスとサイエンスフィクションの最前線、そして未来へ!」レポート 8月30日(木)~9月3日(月)の日程で、第65回世界SF大会/第46回日本SF大会「Nippon2007」がパシフィコ横浜にて開催された。「SF大会」とはSFファン同士の交流会で、「Nippon2007」は第65回世界SF大会、そして第46回日本SF大会として開催されたもの。 「Nippon2007」内では多くのイベントが行なわれたが、ここでは作家の瀬名秀明氏が中心となって行なった、「サイエンスとサイエンスフィクションの最前線、そして未来へ!」のレポートをお届けする。 これは2部構成のパネルディスカッションで、ロボットや脳科学を中心とした研究者たちと、著名SF作家たちが、サイエンスならびにサイエンスフィクションの未来について
SFマガジンに連載中の「ゼロ年代の想像力」をパラパラと読んで,すごい違和感を感じたのでそれを含めて書きます. しかし,この連載に対しての違和感や評を書くことは既にいろいろとやられているので,適当に流す程度にするつもりです.それよりも決断主義に代わる価値観としてWeb2.0(というかアルゴリズム)があるのではないか?といった考え方を書くつもりです. また,ゼロ年代の想像力を読んでいない方にも読める形で書きます. はじめに ゼロ年代とは2000年代のことを指す言葉である.そして「ゼロ年代の想像力」とは,宇野常寛が現在SFマガジンで連載中の評である. 宇野常寛はこの「ゼロ年代の想像力」で,90年代の想像力(セカイ系)を埋葬し,ゼロ年代の想像力(決断主義)を正しく理解し,そして次の10年の想像力を導き出そうとしている.しかし,未だ連載では決断主義の理解半ばなので,次の10年の想像力に関しては触れな
日常の忙しさに忙殺されてしまっていて、ブログの更新が滞ってしまった。とはいえ、この07年5月が終わってしまう前にどうしても書かねばならないことがあるのは、繁雑さに目がくらみつつも、大変喜ばしいことだと思う。 それがSFマガジンでスタートした宇野常寛「ゼロ年代の想像力」連載スタートと、よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」の完結だ。 乙木個人としては、この二つと進行中のいくつかの事柄を合わせ見て、 「ようやくエヴァンゲリオンに象徴される、95年文化圏の終わりが来たな」 ということを深く感じてしまう。 群像新人賞評論部門でのあの「セカイ系論文」(いや、未熟だけどな)があったのも、ひょっとしたらこの5月という変転の前哨の一つとして言えてしまうのかもしれない(笑) ま、それはともかくこのエントリでは感想をただ書くというよりは、宇野常寛「ゼロ年代の想像力」とよしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」が如
このところあちこちでバラバラ事件が頻発していて、朝から晩までバラバラの話ばかり見聞きさせられるせいか、家事をしている最中など、なんの気なしに「♪My baby, baby, バラバラ」だとか「♪その名もたーかきチンパン探偵、ムッシュバラバラバーラバラ」などと唄っているおのれに気づき、不謹慎なことであるなあ、おれに子供がいなくてよかったなあとちょっと反省し、また唄い続ける。案外、おれと同年輩の方々は、同じように鼻歌を唄っているのではないかとも思うのだが……。 こういう物騒な事件の多いときに、同系列の愉快犯が現れるとしたらどうだろう? ただただウケたいというだけの動機で、なんともない自分の腕やら脚やらを切断して、そこいらのゴミ箱やら公園やらにビニール袋に包んで捨てるのである。とにかく、それくらいウケたいという異常なやつなのだ。捨てるとき、ちょっと中身が覗く程度に袋を裂いておくのがポイントだ。発
id:Maybe-naさんがトラックバックしてくれた記事がおもしろいです。『げんしけん』最終巻おまけの同人誌を枕に、オタク世代論を語り倒している。 ここら辺のことはぼくも何度か取り上げていますし、それは上記の記事のなかでも引用されています。 もう、ぼくなんかから見ると、上の世代の考えていることはさっぱりわからないという側面があって、その違和感を何とか言葉にしようとしてきたわけです。 もちろん、すべてが世代論で割り切れるわけではないでしょうから、大まかに分けてこういうことが言えるという程度の話です。 しかし、それにしても、岡田斗司夫さんとか、山本弘さんの発言を見ていると、隔世の感がありますね。 何だろう、戦中世代の苦労話を聞いているのとあまり変わりない。ああ、むかしは大変だったんですねえ、みたいな。はっきりいってしまえば、他人事ですね。直接に自分と関係している話とは思えない。 だから岡田さん
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