ソフトが決める製品機能、生死を分けるテスト能力:コンバージド化するエレクトロニクス製品(1/2 ページ) エレクトロニクス製品の機能にソフトウェアが占める割合が急速に高まっている。ソフト中心のものづくりだ。こうしたなか、エレクトロニクス関連企業の抱える課題とは何か、どうすれば解決できるのか。米テキサス州オースチンで開催された米ナショナルインスツルメンツ(NI)のテクニカルカンファレンス「NIWeek 2016」の会期中、同社のエクゼクティブ・バイスプレジデントを務めるEric Starkloff氏に聞いた。 ――エレクトロニクス分野で今後最も成長が期待できる分野は何ですか。ナショナルインスツルメンツ(NI)はその分野に対してどのように取り組むのでしょうか。 Eric Starkloff氏 エレクトロニクス業界に限らず、最も興味深い動向が「コンバージェンス(convergence:収束、集中