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ブックマーク / eetimes.jp (9)

  • Linuxカーネルの時間管理 | EE Times Japan

    今回は、GNU/Linuxカーネルの機能の1つである時間管理について解説する。 バージョン2.6.15までのLinuxカーネルでは、必ずタイマー割り込みを用いて時間を管理していた。タイマー割り込みの間隔は、linux/jiffies.hというヘッダー・ファイルに定数HZの値として定義されており、設定値は100であった。この場合、1秒間に100回つまり、10msごとにタイマー割り込みが発生する。割り込み回数(tick)を記録する変数がjiffiesである。なお、32ビット環境では、HZが100の場合、497日でjiffiesの値があふれてしまう。もしHZを1000に設定した場合は50日であふれる。このため、現在のカーネルの内部ではjiffies_64という64ビットの変数を用いて割り込み回数を管理している。 カーネルの動作タイミングはタイマー割り込みによって決まる(図1)。10msごとにタイ

  • 【iPad 2分解】ベースバンドプロセッサはクアルコムのマルチモード対応品 | EE Times Japan

    このたびの大震災で被災された皆様、ご家族ならびに関係者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。EE Times Japan編集部一同 2011年3月11日に米国で発売されたアップルの新型タブレット「iPad 2」の内部構造に関する情報が明らかになってきた。稿では、EE Times誌と同じくUnited Business Media傘下の技術情報サービス企業であるUBM TechInsightsの分解レポートを写真とともに紹介する。同社は現在、iPad 2のシステムや新プロセッサ「Apple A5」の秘密に迫るべく、分解調査を進めている。 iPad 2を分解したところ、クアルコムのマルチモード対応ベースバンドプロセッサ「MDM6600」が搭載されていることが明らかになった。クアルコムは、アップルの主力製品であるiPad 2において、ベースバンドプロセッサ市場の競合であるインフィニオンテクノ

    moccos_info
    moccos_info 2011/03/16
    日本製のチップは東芝メモリだけか
  • インテルが「Thunderbolt」の実動デモを披露、実態が徐々に明らかに | EE Times Japan

    インテルは2011年2月24日(米国時間)、米国カリフォルニア州のサンタクララにある社で新インターフェイス「Thunderbolt」に関する説明会を開催し、800Mビット/秒近いデータ転送速度でThunderboltを実際に動作させるデモを披露した。 このデモでは、アップルの新型ノートPCの「MacBook Pro」と、Promise Technologyのストレージアレイの試作機をThunderbolt経由で接続した(図1)。ただし、このデモで使用したディスプレイの接続には、Thunderboltは使われていなかった。 このデモの様子をEE Timesが撮影した動画を、こちらのリンク先で公開中だ。 図1 インテルが見せたデモの様子 MacBook ProとPromise Technologyのストレージアレイの間をThunderboltで接続した。 2種類のコントローラチップを用意

    moccos_info
    moccos_info 2011/03/02
    PCI ExpressまたはDisplayPortを飛ばす。当面の不安はケーブルの価格くらいか
  • 「Qi」規格に集うワイヤレス給電、5W以下のモバイルから普及へ | EE Times Japan

    電源ケーブルを使わずに、機器に非接触で電力を供給する「ワイヤレス給電技術」。ここ数年、注目が集まっているが*1)、一時的なブームで終わってしまうのだろうか…。2011年から始まる数年間が、今後の普及を占う節目になりそうだ。 標準規格「Qi」が誕生 なぜ、2011年が特別な一年なのか。それは、ワイヤレス給電技術の標準規格(Qi規格)に準拠した、複数の製品が市場に登場することが理由だ。Qi規格は、近接電磁誘導を使ったワイヤレス給電技術に関する業界団体「Wireless Power Consortium(WPC)」によって、2010年7月に策定されたばかり。送電電力が5W以下の機器を対象にしており、ワイヤレス給電技術について規定した業界初の標準規格である*2)。これまで、ワイヤレス給電システムはいくつも実用化されていたが、各社独自の方式を採用していたため、なかなか製品化の動きが広がっていなかった

  • 【ET 2010】パナソニック、ワイヤレス給電「WPC」準拠のモジュールの開発に着手 | EE Times Japan

    次世代のモジュールは、近接電磁誘導を使ったワイヤレス給電の標準規格「Wireless Power Consortium(WPC)」に対応させる…。 パナソニック セミコンダクターは、組み込み機器の総合展示会「Embedded Technology 2010(ET2010)」(2010年12月1日~3日にパシフィコ横浜で開催)で、WPC規格に準拠したワイヤレス給電モジュールの開発に着手したことを明らかにした。同社説明員は、スケジュールはまだ流動的と前置きした上で、「2011年夏にはサンプル出荷を開始し、2011年度(2011年4月~2012年3月)中の量産開始を目標にする」と説明した。 パナソニックは、2010年夏にWPCに加入した。対応製品の開発を進めていることを明らかにしたのは、今回が初めて。国内企業としては、アルプス電気、エム・シー・エム、三洋電機、デンソー、東光、ホシデン、ロームが、

  • 方式乱立の家庭内ネットを簡単に混在運用へ、IEEEが新たな抽象化層の定義に着手 | EE Times Japan

    IEEE 1905.1グループは、複数の方式が乱立している家庭内の無線/有線ネットワーク規格を統合すべく、標準規格を策定する方向で合意に至ったと発表した。アセロス・コミュニケーションズやブロードコム、シスコシステムズ、インテル、Marvell Technology Group、東芝などの各社が支持を表明している。 同グループは2010年12月13日の週に、初のミーティングをフランスのパリで開催する。約20名のエンジニアが参加するという。無線LANや電力線通信、同軸線、イーサネットなどを利用する複数の家庭内ネットワーク規格をカバーする抽象化層を定義し、2012年初めまで標準規格のドラフト版を完成させたいとしている。 半導体メーカー各社は近年、「デジタルホーム」内のすべての機器にあらゆる種類のサービスを接続するというビジョンを共通して掲げるようになってきた。単一のネットワーク規格だけではこのビ

  • マイコン評価ボード「mbed」、高速プロトタイピングがなぜ可能なのか(前編) | EE Times Japan

    マイコンメーカー各社は、マイコンの評価ボードを使いやすくするために工夫してきた。USBでPCにつながるようになっていて、開発ツールも付属するものが多い。登録ユーザー向けに無償ダウンロードで開発ツールを提供するメーカーもある。しかし、それでも使いやすいとは言いにくいのが現状だ。 開発ツールは使い始めが面倒だ 使いやすくないのは、面倒な作業が幾つか残っているからだ。まず、開発ツールをパソコンにインストールしなければならない。自分のPCのOSに開発ツールが対応していない場合は、PCを新たに用意するなどの面倒を強いられる。 開発ツールの環境が整ってもそれだけでは何もできない。マイコンを操作するには、適切なレジスタに適切な値を書き込む必要がある。適切な値を探すには、何百ページにもなるマイコンのマニュアルと格闘しなければならない。 プログラムができたら、開発ツールでコンパイルして実行ファイルを作成し、

  • 第13回 アナログ回路に不可欠な差動対 | EE Times Japan

    これまで、エミッタ接地増幅回路を中心に、エミッタ・フォロアやベース接地回路の動作について解説してきました。今回からは新たに、「差動対」と呼ぶ基回路の特長と動作の仕組みを、2回に分けて説明します。 差動対は、オペアンプやコンパレータ(比較器)といった基的なアナログ回路のさらに基となる回路です。差動対がなければ、現在のように電子回路が発展していないと言ってよいほど、重要な回路です。今回は差動対の特長について、次回はその動作について説明します。 周波数特性が高い領域で動作 差動対を図1に示しました。これまで説明してきたエミッタ接地回路やエミッタ・フォロア、ベース接地回路といった基回路は1つのトランジスタで構成していたのに対して、差動対は読んで字のごとく「差で動く対」で、入力信号の差分に応じて動作する1対(2個)のトランジスタを使います。 図1ではQ1とQ2が対になっています。動作の仕組み

  • 中国Huawei Technologies社、32MバイトのDRAMを集積した「スマートメモリ」を発表 | EE Times Japan

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    moccos_info 2010/08/26
    スマートメモリでは3値連想メモリ(TCAM)が不要 とあるが詳細がまだ不明
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