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ブックマーク / www.kumikomi.net (10)

  • ギガビット高速信号伝送を理解するための基礎知識(後編) ―― 特性インピーダンスからコーディング方式,SerDes回路,イコライザ補償まで

    ギガビット高速信号伝送を理解するための基礎知識(後編) ―― 特性インピーダンスからコーディング方式,SerDes回路,イコライザ補償まで 河西 基文 ●AC結合ではランレングスやDCバランスに配慮したコーディング方式が必要 高速通信のアプリケーションでは,伝送路中にACカップリング・コンデンサを配置し,直流成分のオフセット電圧をキャンセルする方法が多く採用されています.コンデンサを挟むと直流成分が通らないため,ランレングス('0'や'1'の連続数)やDCバランスを配慮したデータ・コーディングが必要になります. クロック信号はHighとLowの繰り返しの時間が短く,また同じ時間であればACカップリング(AC結合)を採用してもHigh側とLow側のエネルギーが同じ(DCバランスが取れている)ため,ACカップリング後の信号はDCオフセット電圧が変わるだけで,信号伝送において問題は起こりません.

    ギガビット高速信号伝送を理解するための基礎知識(後編) ―― 特性インピーダンスからコーディング方式,SerDes回路,イコライザ補償まで
    moccos_info
    moccos_info 2016/07/19
    SerDes, 8B10B, 64B66B
  • Ethernetケーブルを家電に転用,家庭内ネットワークの新方式「HDBaseT」に注目 ―― 2013 International CES

    Ethernetケーブルを家電に転用,家庭内ネットワークの新方式「HDBaseT」に注目 ―― 2013 International CES 松 信幸 2013年1月6日~11日,米国ネバダ州Las Vegasにて,家電機器に関する技術展示会「2013 International CES」 が開催された.International CESでは毎年,家電機器間を接続する家庭内ネットワークとその対応製品によるデモンストレーションが行われ,注目を集めている.ここでは家庭内ネットワークの新技術として広まりつつある「HDBaseT」に関する展示を紹介する(写真1). 写真1 2013 International CESにおけるHDBaseTの展示 ※ 以下の写真をマウスでクリックすると拡大します ●HDBaseTはプロトコルの名前ではなく商標 「HDBaseT」という名称を見たときに最初に思い浮か

    moccos_info
    moccos_info 2013/01/28
    PoE+α 企画名では無くて便乗した商標
  • 「初音ミク」が創った新しい音楽の世界 ―― エレキジャック・フォーラム in Akihabara 2012

    電子工作と自作派ホビーのイベント「エレキジャック・フォーラム in Akihabara 2012」が2012年4月14日(土)に東京・秋葉原の秋葉原UDXで開催された.エレキジャック・フォーラムは,講演(基調講演とトークショー),電子工作教室,実演コーナ,展示・即売会といったさまざまなイベントで構成されている.レポートでは基調講演の概要と,興味を引いた展示物を紹介しよう. ●VOCALOID(ボーカロイド)の開発者が登壇 基調講演(写真1)は「歌声合成技術"VOCALOID"の開発とその未来」と題し,ヤマハの剣持 秀紀 氏(写真2)が務めた.剣持氏はヤマハで歌声合成技術「VOCALOID(ボーカロイド)」の開発に携わってきた.「VOCALOID」は知らなくても,「初音ミク」の名前を聞いたことのある方は少なくないと思う.2007年に発売された歌声合成ソフトウェア「初音ミク」は,楽曲創作の世

  • アプリの完成と新たに見えた課題,そして日常へ ―― 日本Androidの会 災害時支援アプリ・マッシュアップ・ミーティング 第3回レポート

    アプリの完成と新たに見えた課題,そして日常へ ―― 日Androidの会 災害時支援アプリ・マッシュアップ・ミーティング 第3回レポート みわ よしこ 震災支援アプリ・マッシュアップ・ミーティング 第3回は,2011年4月9日の午後,日橋で開催された(写真1).参加者は15名程度.第1回,第2回のミーティングと比較すると人数は少ないが,アプリの開発を含む具体的な議論が行われ,熱気のあるミーティングとなった. 写真1 当日の様子 ●オープン・ソース活動で自然に培われたボランティア精神   当日はニッポン放送のラジオ番組「app10」の取材も行われた.「app10」はもともと,震災と無関係に「アプリは人を幸せにする」というコンセプトのもと,スマートフォンのアプリに特化し,ラジオとスマートフォンの連携を目指して企画された番組である. 今回行われた取材は,2011年4月15日の第1回放送のため

  • ソフト・エラーの新要因やTSVの信頼性データなどが登場 ―― 国際信頼性物理シンポジウム(IRPS)2011レポート

    ソフト・エラーの新要因やTSVの信頼性データなどが登場 ―― 国際信頼性物理シンポジウム(IRPS)2011レポート 福田 昭 半導体の信頼性物理に関する世界最大規模の国際会議「国際信頼性物理シンポジウム(IRPS:International Reliability Physics Symposium)」が4月12~14日に米国カリフォルニア州Montereyで開催された.半導体デバイスの不良を引き起こす物理現象とそのモデリング,そして対策技術に関するトピックスが議論された(写真1). 写真1 国際信頼性物理シンポジウム(IRPS)の会場風景 米国カリフォルニア州MontereyのHyatt Regency Montereyで開催された. 半導体デバイスの不良は一般に,3種類の時期に分けて論じられる.すなわち「初期不良期」,「偶発不良期」,「磨耗不良期」である. 初期不良期は半導体デバイス

  • 「なんとなく」から脱出しよう:必要十分なテスト項目の作り方 ―― テスト設計コンテストの最優秀チーム「めいしゅ館」に聞く

    「なんとなく」から脱出しよう:必要十分なテスト項目の作り方 ―― テスト設計コンテストの最優秀チーム「めいしゅ館」に聞く Tech Village編集部 2011年1月25日~26日に開催された「ソフトウェアテストシンポジウム 2011東京(JaSST'11 Tokyo)」では,テスト設計に関するコンテストが開催された.これは,与えられた要求仕様書に基づいて,その製品に対するシステム・テストのテスト設計内容を競うコンテストである.みごと大賞を受賞したのは,「チーム・めいしゅ館」(名野 響氏,酒井 郁子氏,舘 伸幸氏).彼らはテストの専門家ではなく,テストを勉強中のソフトウェア設計者である.彼らがどのように課題に取り組み,テストを設計したのかを聞いた(写真1). 写真1 「チーム・めいしゅ館」のメンバ(左から,名野 響氏,酒井 郁子氏,舘 伸幸氏) ―― どのような経緯でコンテストに参加した

  • 太陽電池パソコンやUSB駆動大画面液晶など,低炭素社会を後押しする要素技術が続出 ―― Green Device 2010

    太陽電池パソコンやUSB駆動大画面液晶など,低炭素社会を後押しする要素技術が続出 ―― Green Device 2010 福田 昭 低炭素社会を支える電子デバイス「グリーン・デバイス(Green Device)」に関する展示会「Green Device 2010」が2010年11月10~12日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された.低炭素とは,二酸化炭素(地球温暖化ガス)の排出が少ないことを意味する.すなわち低炭素社会とは,地球温暖化ガスの排出を低減した社会を指す.動力源に再生可能なエネルギを利用したり,消費するエネルギそのものを減らしたりする.このような努力を支援する電子デバイスをグリーン・デバイスと呼ぶ. グリーン・デバイスの展示会は昨年が初回で,薄型ディスプレイの展示会「FPD International」と合同で開催された.会場はパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)だった.今年も「

  • 拝啓 半導体エンジニアさま(17) ―― 淡々としているけれど,よく読むと怖いルネサス・エレクトロニクスのプレス発表

    拝啓 半導体エンジニアさま(17) ―― 淡々としているけれど,よく読むと怖いルネサス・エレクトロニクスのプレス発表 ジョセフ 半月 2010年9月14日,ルネサス・エレクトロニクスから「開発・生産体制の統合によりマイコン事業を強化」というプレス・リリースが発表されました.ルネサス「エレクトロニクス」という会社名の座りがとても良いせいか,これが今年(2010年)になってからの名称だとは気づかないくらいなじんでしまっています.しかし,もともとはルネサス「テクノロジ」とNEC「エレクトロニクス」であったことを思いだしてしまうとき(例えば,旧ルネサス「テクノロジ」の名前で出された技術文書などを見返すとき),多少の違和感が残ります. ●H8の名前が見あたらない 会社を統合すれば,当然ながら「重複した部分」は整理して,会社全体としての効率化を図るというのが筋道でしょう.その点,双方に「充実した」マイ

    moccos_info
    moccos_info 2010/09/28
    うまく言えないがまどろっこしい文章だなあ。前後半ひとつずつで2Tweetくらいにまとめられる内容のような予感がするw
  • 音声信号処理の基礎理論(前編) ―― 音声圧縮,ノイズ除去,音源分離で用いられる理論

    音声信号処理の基礎理論(前編) ―― 音声圧縮,ノイズ除去,音源分離で用いられる理論 川村 新,尾知 博 ここでは,音声圧縮,ノイズ除去,音源分離などの音声処理で用いられる理論について説明します.規格に従った処理を実際にハードウェアやソフトウェアで実現するためには,理論についての知識も必須です.数式を用いた理論の学習はやや退屈な面もありますが,あらかじめ実際の処理がイメージできていると,理解度が上がるはずです. (編集部) ※ 記事は,ディジタル・デザイン・テクノロジ No.6から転載いたしました.同誌はこちらから購入できます. 音声信号処理に必要な基礎理論を図1にまとめます. 図1 音声信号処理で必要となる基礎理論 音声信号処理で必要な理論について詳細を示している. 1.確率信号 音声信号を考えたとき,ある時刻における値は実際に発話してからでなければ特定できません.従って,音声信号は,

  • FPGAを使った数値演算回路実現の勘所(3) ―― 浮動小数点演算器の構成を考える Part 1

    今回は,浮動小数点演算の基礎,および浮動小数点による四則演算の処理手順について説明します.固定小数点演算の場合と異なり,浮動小数点演算では,フォーマットや有効けた数,誤差などについての正確な理解が求められます.取り扱いが面倒な浮動小数点演算ですが,仕組みをきちんと把握していれば,効果的にFPGAへ回路を実装することができます.(編集部) 技術解説・連載「FPGAを使った数値演算回路実現の勘所」 バック・ナンバ 第1回  加算器の構成を考える 第2回  乗算器の構成を考える FPGAにおける浮動小数点演算回路の実現を考えてみます. 「浮動小数点演算」. 何だか面倒くさそうな印象しか与えないような響きですね.筆者も昔は避けて通りたい方式でしたし,面倒なのは今も変わりません.少なくとも固定小数点演算より面倒であることは事実ですし,避けて通れるのであれば,それに越したことはないでしょう.しかし,手

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