夏の札幌競馬で2連勝したディナースタ(牡3、栗東・辻野泰之厩舎)は、10月23日に阪神競馬場で行われる菊花賞(3歳・GI・芝3000m)に直行する。 ディナースタは父ドゥラメンテ、母ラヴァリーノ、母の父Unbridled's Song。半兄に今年の札幌記念と金鯱賞を制したジャックドールがいる血統。 2021年10月にデビューし、翌年4月に5戦目で初勝利。日本ダービー出走をかけて挑んだプリンシパルSでは12着に敗れるも、札幌の長距離戦で才能が開花。札幌芝2600mの古馬混合戦で2連勝をあげ、夏の上がり馬として存在感を発揮している。通算成績は8戦3勝。
地方・盛岡のダートで南部杯を制したかと思えば、次走は芝の天皇賞・秋で、テイエムオペラオー相手に勝利するなど、芝・ダートを問わず国内外で活躍したアグネスデジタルが、種牡馬を引退しました。 17年間、種牡馬として過ごしたのはビッグレッドファーム。種牡馬としては珍しく夜間放牧が行われたり、種付け時にはとある配慮がされていたとか。そこには彼の健康を願う思いが込められていました。 これから十勝軽種馬農業協同組合・種馬場で余生を過ごすアグネスデジタルについての思い出を、ビッグレッドファーム・スタリオン部門主任の木村浩史氏に伺いました。 (取材・構成=大恵陽子) ※このインタビューは電話取材で行いました 夜間放牧でストレス解消していた種牡馬時代 ――稀代のオールラウンダーとして活躍したアグネスデジタルが今年をもって種牡馬を引退とのことですが、ビッグレッドファームに種牡馬入りしたのは2004年1月でした。
現地時間17日、アメリカ地方裁判所は、長年に渡って管理馬にドーピングを行ったホルヘ・ナバーロ調教師(46)に、禁錮5年の判決を下した。米競馬メディア『Blood Horse』などが同日、報じた。 禁錮刑のほか、競走馬へのドーピングによって賞金を獲得したことは不正であるとして、ナバーロ師には2586万514米ドル(約29億4100万円)の支払いが命じられている。すでに没収された金額は1309万9784米ドル(約14億9000万円)。 没収された賞金は、ナバーロ師の管理馬より後ろの着順でゴールした馬の関係者に分配されるとしているが、具体的な分配方法は明らかになっていない。 判決を下したヴィスコシル判事は、ナバーロ師の犯罪について「深刻で、危険で、冷酷で、計算高い」「管理馬を殺し、危険に晒し、管理馬に騎乗した騎手、対戦した騎手たちをもまた危険に晒した」と厳しく断じ、「長い懲役刑と経済的破綻の恐怖
(先週のつづき) ◆ヤンチャなパルサー、脱走して見つかった場所は… コバン牧場.eの江見洋一さんが最初に引き取ったサラブレッド、それが宝塚記念を勝ったスズカコバンだった。種牡馬を引退して行き場を失ったコバンは、江見さんのもとで約5年間のんびりと余生を過ごし、23歳で息を引き取った。 コバンが亡くなる2、3か月前に、競走馬を引退した1頭のサラブレッドが江見さんの牧場にやって来た。2002年の愛知杯(GIII)を含めて6勝を挙げたトウカイパルサー(セン18)だ。 2004年12月に中央競馬をを抹消された後にホッカイドウ競馬に移籍したが、脚部不安のために1度も走ることなく引退となった。「コバンを紹介してくれた知り合いから、処分されそうな馬がいるからどうかと言われて、もらいに行きました」。それから8年の歳月が流れた。 江見さんに曳かれて外に出てきたパルサーは、早速草を食べ始めた。美しい流星とサラッ
【四位洋文調教師(1)】騎手時代から様変わり?「ウチのスタッフは100点満点! 僕はニンジンおじさん」 ダービー連覇を果たした名手であり、卓越した騎乗技術で多くのホースマンのリスペクトを集めてきた四位洋文騎手が引退して、早1年以上が経ちました。今の肩書は新人の“調教師”。今年の3月に開業し、騎乗する後輩騎手たちに程よい緊張感を与えながら(笑)、順調に勝ち星を重ねています。 馬から降りた名手の“競馬”へのこだわりは、新たな形で「馬作り」「人作り」「厩舎作り」に着々と活かされています。四位調教師がどんな“我が城”を築いているのか知りたい! 企業秘密であるのは重々承知の上、netkeibaでは1か月にわたる“四位厩舎特集”として、その秘密に迫ります。 (取材・構成=不破由妃子) 記念すべき初陣は福永騎手の手綱で ──開業されて、丸3カ月が経ちましたが、5月末時点で54戦3勝。やはりジョッキー時代
▲5月17日にこの世を去ったテイエムオペラオー。その主戦騎手を務めていた和田竜二騎手にお話を伺いました。 5月17日にこの世を去ったテイエムオペラオー。今年は6月24日に行われる宝塚記念をはじめ、GI・7勝の金字塔を打ち立てました。同馬の栄光を偲び、主戦騎手を務めた和田竜二騎手にいま改めて、その思い出を振り返っていただきます。 またnetkeibaではユーザーの皆様から、和田騎手とテイエムオペラオーへのメッセージを募集。頂戴したたくさんのあたたかなメッセージを和田騎手にお届けしました。 本日はそのインタビューの前編を公開。後編は明日6/22(金)18時に公開予定です。(取材・文:不破由妃子) 「死んでしまう前は負けたレースをよく思い出していたんやけど…」 ──5月17日、テイエムオペラオーが22歳で旅立ちました。 和田 ショックでしたね。ただ、スペシャルウィーク(2018年4月27日没)の
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